超極楽ラオス日記


9月16日


今日はチェックアウトしなければならないので、少し早く起きて荷物の整理をする。
朝飯はいつものカオチー・パテーなのだが、店をかえてみる。
ふと隣を見ると、オッちゃんたちが、コーヒーを飲んでいるのが目に入る。

おおっ!?これはラオスコーヒーでは??

早速頼んでみると、濃いドロッとした液体が…。ベトナム同様に底の方にコンデンスミルクが沈んでいる。
チョコレートを飲んでいるような感覚だ。見た目ほど、あんまり苦くはない。
カオチー・パテーは残念ながら以前食べた所に較べるとイマイチ。
それでも十分美味いんだけどね。きっと舌が贅沢になってきたに違いない。



朝飯とラオスコーヒー
朝から充実。この店ではフリーで中国茶がつく。


さて、腹ごしらえも済んだし、ナンプー近くにいるトゥクトゥクに声をかけ、空港まで。8,000kip。
国内線の建物がまたセコイ。綺麗な国際線の建物の隣にあるだけに余計に目立つよ。

しかし、手続きなんかは本当に適当。手荷物もX線も一切チェックなし。

ま、機内にヒヨコとか沢山持ち込んでいるんだから当然か。

今日の離発着予定は、なんとホワイトボードに書いてある。さらにそれをチェックすると、良くあるように、やっぱり予約したはずの405便が記載されていない。
ホワイトボードだけに誰か消しちゃったってことは…、ないよね、きっと。 チェックインカウンターに行くと、401便のシェンクアン行きが表示されている。
チケットを見せると何事もないので、そのままチェックイン。はぁ。

空港使用料はガイドに300kip。実際の半券にも300kipと書いてあるが、マジックで1,000kipと訂正されていた。これも暴落の影響だと思う。

401便シェンクアン行きは、定刻より10分遅れで離陸。
機内が「冷蔵用のドライアイスの煙で白くなる」「天井からボトボト水がたれる」等、悪名高いラオ・アビエーションだが、煙もちょびっと出てるだけで、非常に安定している印象だった。



シェンクアン上空
点在する穴は過去にアメリカ軍が空爆した痕。緊張感のある光景。


シェンクアン空港は途中から滑走路がジャリ道になっていて、ちょっとビビったが、特に問題なし。
涼しくてとても快適。ホテルの客引きのジープに乗っけてもらって市内に。



シェンクアン空港到着
ジャリ道の途中で適当にとまる飛行機。適当に降りてくる客。


目指したポンサワンホテルが満室だったので、Dokkhoun G.H.へ。シャワー・トイレ付きで1泊20,000kip。


客引きの兄ちゃんがやたらに親切に色々世話をしてくれる。と思ったら、ジャール平原のツアーの売り込み。やっぱりそーか。
35$だという。何もコメントすることなく、断ると、いくらならいいのかと言ってくる。このパターンは一番嫌な後味を残す会話だ。
親切にしてくれたお礼を言い、ツアーは自分で他も確かめて決める、と断る。やっぱりラオスとはいえ、商売人は山ほどいるわけだ。少し目が覚めてよかったかもしれない。
と、大見栄を切ったはいいが、街中に代理店は見当たらず、結局、明日直接トゥクトゥクと交渉することにした。

それから、マーケットを2つ見てメインストリートを行って戻ればシェンクアンの街は終わり。他に特に見る所もなさそうだ。
晩飯は近くのマーケットにある屋台で、カッパーとカオ。どちらも辛い。



シェンクアンの初飯
カッパー。茹でた卵の白身を麺にし、スルメの細切りに草をタップリ入れ、さらに辛〜いスープをかけた感じ…、がした。




カオ屋の女の子
腸粉屋。かわいい女の子が店番をしている。


いよいよ明日はジャール平原。トゥクトゥクと勝負だ!!
でも、雨期は路が悪くて トゥクトゥクじゃ無理だとか、許可証が無いとダメだとか。色々雑音が聞こえてくる。

心配の種はつきない…。



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