010826

超極楽ラオス日記2001

８月２６日

朝4:30に起床。
以前、集合時間に遅れたことがあるので、今回は余裕をもって動く。ホテルのバンで空港まで。

ＴＧ690定刻発。
着いたとたんビエンチャンは雨。ドシャ降りになる。

次のルアンパバーン行きのＱＶ103まで時間があるが、こう雨の勢いが強いと飛ぶかどうか不安になるよ。

到着と同時にスコール

国内線はプロペラ機なだけに天気は心配…。

国際線のターミナルは居心地が良いが、ＱＶの情報が入ってこないので早めに国内線ターミナルへ移動。

相変わらず人は沢山いても、みんなグデグデしてる。出発１時間前でこれだもんねー。
ま、このへんのアバウトさがいいんだけど。
というわけで、ただなんとなくチェックインが始まる。なんとなく荷物を預けてBoardingGateへ。
どーでもいいけど４人しかいないぞ。まだくんのか？

国内線のDEPARUTURE BOARD

これだけ。そこがシブイ。シブすぎる。

ちなみに空港使用料は5,000kip。以前300kipで、前回1,000kipになっていることから考えるとインフレ具合が分かる。２年前の感覚を修正。

晴れ待ち、飛行機待ちの２時間。豆乳とスナック菓子を食いながら、ひたすら時間をつぶす。空港はホント最低限のものしかないので、全くすることがなくなる。偶然日本人のタカハシさんがいたので情報交換。どうせなので、ついたら一緒に街まで出る約束をする。

ＱＶ103は定刻より20分遅れで到着。
しかも例の中国製プロペラ機Y７-100C！

問題のY7-100C

散々な言われようだけど、なぜか憎めないヤツなのだ。

外務省の海外危険情報で注意喚起されてた機種だよ。どうなるかと思ってたけど、むしろ楽しみ。
ブリブリいいながら離陸すると、案の定モワモワの真っ白け。どう考えても機体の継ぎ目から外の雲が入ってきている。斜め前のおっちゃんの後頭部にはモロにあたって寒そう。

ラオス航空

ＱＶ103はルアンパバーンの上空を旋回して着陸。

機上からのルアンパバーン

このメコンが見られただけで幸せ。期待に胸が高まる。

んー。なんにもなく良い景色。

約束してたタカハシさんとタラートまでトゥクトゥクで１人１万kip｡彼とはそこで別れ、我々は事前に調べておいた宿を探す。
なにはともあれ、宿である。
実は地図にも載ってないので、おおよその見当をつけてグルグル。
見つからずグルグル。
またしてもグルグル。

うー。死ぬほど暑い。街を３週してついに諦める。
しかし、ホントどこにあんだよー。

仕方ないので第２候補のミーサイG.H.ヘ。これは一発で見つかる…が、これかー。うーん。

とりあえず、横見で見つつ通りすぎ、再度戻る。
しかし、これはあまりにレベルが低そう。
我々は社会人なので、もう少し良いところでもいいのだ！同じお金を払うなら、まだ妥協したくない気分。
しかも３回も街を回ったので、ここで決めると今までの苦労も水の泡。
一方、肩にくいこむバックパック。照り付ける太陽。

さっきまでの勢いはどこかにいって、なんかここでも良くなってきた。
部屋を見るだけでもいいよな。
そのとき、首が縦に動いてもそれは意思ではなく疲れに違いない。
決して負けたわけじゃないぞ…。そうだ、オレ等はベストを尽くしたよ。

疲れと暑さで薄れかけた意識の中、そんなことを思いながらフラフラと吸い寄せられそうになった、その時。
グルグルし始めた目線に入る１軒の宿。その名もMANO G.H.。

一見して分かる新しく清潔というたたずまい。ミーサイをアッという間に忘れ、フロントへ飛び込む。
部屋を見せてもらって即決。１泊10＄。

Mano Guest House