超極楽ラオス日記2001
8月27日
7:00に起床。いくらa/c付きの部屋でも蚊は山ほどいる。
寝てる間に3ヵ所位さされたゾ。そんな感じなのでなんだか眠い。
外はドシャ降り。ものすごいスコールだ。
全ては雨の音のもとに消され、一切の音が聞こえない感覚。音が大きすぎるのは音がないのと同じというわけだ。
当初タラート・ナービエンカムへ行こうと思っていたが、この雨なのでカッパを着つつ、屋根があるタラート・ダラーへ。
途中、屋台で朝飯のカオチー・パテーを2つ。これがまた激ウマ。
ビエンチャンのとは、パン、具とともに微妙に異なるが、これはこれで最高に美味い!!
パクつきながらマーケットをグルグル回る。昨日は気がつかなかったがここにも飯屋がいくつかあるようだった。
歩行者横断
看板の女性はシンを着用。いいね。
依然雨が止まないのでワット回りは後回しにし、王宮博物館へ。
しかし、これが分かりにくいー。
またしてもグルグル歩いてバテる。
基本的にラオスは敷地が余っているので、外からすぐに建物が見えないのが原因。もちろん看板なんかない。ほとんど推理ゲームに近いゾ。
王宮博物館
これで何も案内がないと、ちょっと豪華な建物という感じで見逃してしまうのだ。
なんとか入口を見つけて見学。
当時のルアンパバーン王国の繁栄が偲ばれる。床も木で素足に心地よい。のんびりと見て回れたよ。
気がつくとだいぶ天気も回復し、グッと気温が上がる。
そのままプーシーへ。328段の階段を汗だくになりながら気合で登る。頂上のタート・チョムシーが見えてきた。それとともに一気に視界が広がる。360度ズバッと見渡せる爽快感。
うーん。ホントに森の国。
一面の緑で見ているだけで落ちつくよ。メコンもゆったり流れ、しばらく時間を忘れてボーッとする。
プーシーからの眺め
本来の豐さとは何なのか自然への畏敬の念を抱く瞬間。生かされていることを忘れてはいけない。
しかしながら暑い。湿度が高いのがさらに辛い。
328段を下り、次はワット・シェントーンへ。世界遺産に指定されているルアンパバーンの中でもシンボル的な寺院で、とても楽しみなのだ。
…が、またしても迷う。地図にあってもなかなか一発でたどりつけないのがこの街の特徴。
プーシーの後だけに、足をガクガクさせながら歩き回って、やっと発見。はぁ〜。
もう少し主張しようよ。ラオス。
小さくてもいいから案内表示くらいあってもいいと思うゾ。世界遺産の街なんだしさ。
今日はワットめぐりの1日のつもりだったが、こうまで歩き疲れたのと変わりやすい天候のため、急遽パクウーに行くことに決める。
ワット・シェントーンの船着場で値切って6$/1人。
ただ他に同乗者がいなかったので、結局マルヤマと2人で貸切状態となった。
しっかし、メコンはデカイねー。
満々としたメコンに抱えられパクウーへ。途中何回かスコール。と思えば快晴。これも楽しい。
河で泳ぐ子どもたち
すんごい楽しそう。我々のボートが通ると歓声とともに飛び込む。
1時間30分でパクウーへ。確かに洞窟は「仏」だらけ。もう少し奥行きがあると思ったんだけど、アッサリ終わる。
うーん。まぁこんなとこかな。ここは。パクウー自体より、ここへくる過程が楽しいんだよね。
帰りはドライバーの兄ちゃんと色々話す。
彼は28歳で3人の子どもの父親でもあるらしい。今回は12$のビジネスだったが、往復で17Lのガソリンを使うとのこと。1Lで3,500kipなので、それだけで7$近くはトブことになる。残りの5$から親分への払いをすると、手取りはわずか。
割合シビアな話しなんだけど、そう言いながらニコニコしっぱなし!
楽しそうに仕事してるよな。その気持ちが清々しい。
帰りはバーン・サーンハイに寄ってラオラーオ作りをちょこっと見学し、ルアンパバーンに戻る。
バーン・サーンハイ
切り株の子どもは河を行くボートを見る。
しばらくすると…。
「運転かわってみる?」
な、なにー!! いーのか!?
ということで喜んで操舵させてもらう。
メコンはまかせろ!
簡単そうに見えて、実は河の流れを読むのが難しい。
って、おい。それからもう30分は運転してるゾ…。
運ちゃんはエンジンをみたりマルヤマと話したりで、時折方向の指示を出すが、全然運転を変わるそぶりを見せない。
楽しいからいいけど、いいかげん心配になってきた。
そんな時、プーシーが見えてきてやっと交代。あー肩こった。
なんだかいつも以上に疲れたよ。
昼飯も食べてなかったので飯屋に直行。Visounで蒸アヒルと豚入り麺。
クセになる味
アヒルがちょっとクセのある味ながらハマル。
その後、一旦宿に帰りシャワーを浴びて再び外へ。
体中が痛いので、赤十字のマッサージへ。30minで13,000kip。ここは男女別に部屋が分かれてるようだ。サウナもあって、外人が結構たむろしている感じ。
しかし、今日もホント動いた。体中がガクガクしてるよ。
そんなことをブツブツ言いながらも、帰りに菓子とカオトムを買う。
宿に戻ってバッタリ倒れる。
明日こそは、もう少しゆっくりしよう。
8月28日
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