超極楽ラオス日記2001
８月２８日
7:00起床。今日は朝から天気が良く、スッキリとした青空とどこまでも高く広がる雲が嬉しい。
天高く続く道
こんな風景だけで幸せ。言葉がない。
そんな気分ではあるが、全身筋肉痛…。うー。昨日動きすぎたな。
まぁ、いずれ行こうと思っていたパクウーの予定も早くこなしたし、今日はゆっくりしてもよいかも、ということで街をブラブラすることに決める。
G.H.を出て、フト横を見ると赤く輝くレンタバイク。
あー、もう我慢できん。
１日８＄。免許はもちろんポーペンニャン。
しっかしバイクは楽しーのう。
こりゃ、ゆっくりなんかしてられないっつーの。
ホンダドリーム100をパスパスいわせて、アッという間にタラート・ナービエンカムへ。
ここは食品中心で見ていて飽きない。
でお腹が減ってきたので、腸粉とラオスコーヒーと、カオチーパテー。
どれもメチャうま！！
世界一の組合せ
カフェ・ラーオとカオチーパテー。スターバックスなんて屁みたいなもんだ。
いいね。いいね。やっぱバイクの移動は最高だね。
ガイドによっては世界遺産に指定されたから、レンタサイクル／バイクともに禁止になったっていう記述もあって、少し諦めていただけに嬉しいゾ。
調子にのってワット・タートルアンへ。
塔がシブイ。
真昼の夢の中
全く動くもののない時間を過ごす。
うだるような暑さと紺碧の空のもと、ドッシリとたしかに重みを感じる存在感。いつもそこに在る安心感。
時折、僧侶が歩く姿が目線に入り、やっと時の動きを意識する。そんな空間がここにある。
地味だけど味のあるワットだよ。
さーて、次は一気に街を東にカーン川まで走る。
暑いけど、ホント爽快。楽しすぎ！！
しばらくカーン川を右手に見つつ、さらに進むとメコンへ。そのままひた走る。
と、その時どうも尻が振られる、いやーなあの感じ。
マルヤマに声をかけて確認してもらうと…、やっぱり。
思いっきり、パンクぢゃん！
しかも、周りに何もないメコンのほとり。２人たたずみ、じっと手を見る。
ドッと汗が噴きだしてくる。昨日、ワット・シェントーンに行った記憶をたどり、そこらの人に訊ねながら修理屋までひたすら押す、押す、押す…。
バイクの意味ないよ。マジで。
やっとこ自転車屋が見つかって、オッチャンに修理をしてもらう。
五寸釘がでてきたぞ。こいつかー。そりゃ、パンクするわな。
パンク修理中
ここまでくれば大丈夫だと思いながらも心配。
結局２ケ所も穴があいていたので、いくらとられるかとヒヤヒヤしたが、なんと7000kip。安すぎ。
オッチャンに何回も礼を言い、再びバイク。
しかし、この旅は乗り物でビックリすることが多いよ。またパンクしてはたまらないので、少しスローペースで道のいいところを選んで走ることにする。
ノドがカラカラ。
途中、バナナシェイクとミリンダ。ついでにいくつか店を回り、土産を購入。
一旦、宿に帰り、シャワーを浴びて出直す。
タラート・ダラーで前から気になっていたカレー麺を食す。
うんまーい！
辛味がさらに食欲を刺激する。やっぱこういう所の飯はハズサないね。
昼飯を食ってやることがなくなったので、さっきの土産物屋街へ。
ラオスグッズをいくつか購入。
ルアンパバーンは観光地化してるだけあって、センスの良い店が多い。ビエンチャンをイメージしていたので、これは驚きだった。
とはいえ、そのような店は、それなりの値段ではある。
土産屋の子ども
ひたすらタライで遊ぶ。
炎天下の中で土産を買ってたら、また暑くなってきたので、レモン＆ヨーグルトシェイクと７up。そのまま近くのインターネットカフェに入ってみる。
なんと日本語フォントを実装。このへんが観光地を感じる所。
しかし全体的にこの街は西洋人の観光客がやたらに目につく。西じゃラオスは流行りなのかな。
いい時間になったので、宿にもどり満面の笑顔でバイクを返す。
まさかパンクしたバイクを返されたとは思うまい。
さて、今日はルアンパバーン最後の日。晩飯も奮発してレストランへ。
ガイドに大きく載っているサーラ・ケムカーンへ。
ここはカーン川を眼下に眺めながら食事できるガーデンレストランで、ラオス料理が美味いとのこと。
期待に胸と腹を膨らませて向かう。
バイクを返してしまったので、歩いていくがまたしても見つからない。地図上の場所には絶対来ているのだが、違う店になっている。
仕方ないので、そのままケムカーン・フードガーデンへ。
ビアラオ２本。水牛のソーセージ。エビチャーハンにピンカイ。
最高に美味いエビチャーハン
ほのかに甘く絶妙の味。息つくヒマもなく完食。
う、美味い〜！！
景色も良いし、川の上を吹き抜ける風が最高に気持ちいい。
カーン川
メコンの迫力とは違う優しさを感じる。
漁する人々
カーン川は恵みの川でもある。やがて彼らは上流へと向かった。
あんなに食った後ではあるが、実はもう少し食えるので別腹を使い、いつもの店へ。
MIXフルーツシェイク、レモンシェイクにマカロニベジタブル、生春巻き。最後にレモンシェイク。
全て激ウマ。
さすがに満腹。
パンパンの腹で宿に戻る。あー、やっと着いたよ。
と思うその前に甘物屋がぁ。
またしても非常用の別腹を使い、２杯たいらげる。
ハァー。今日はゆっくりするはずだったのに、エラク動いた気がするよ。
ルアンパバーンは、予想以上に居心地のよい街だった。
観光地なだけに本来のラオスの顔から、ちょっと都会のセンスも覗き、とても自然に楽しめる素敵な所だった。
今回もやりたいことは全てやった。十分満足だよ。
明日はビエンチャン。前回以上に楽しみ！
待ってろピンカイ。
８月２９日
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