2000年4月分



4/30
例のプリペイド式携帯を使った誘拐事件。
携帯の有効範囲を逆手に取った逆探は数年前の某無線系雑誌にすでに解説されていました。
手段はまずどの基地局にいるかでおおまかに絞り、その後に複数の基地局を用いて方向を絞り込んでいくので、まさにパッシブ式ソノブイを用いた潜水艦捜索に似ていないこともないかもしれませんね。
その時の架空の逮捕劇ほぼそのままに事件が推移したのは結構間抜けなものがありましたけど、中途半端に詳しかったのが敗因かもしれません(笑)
もっとも、その時の記事では携帯電話会社が捜査に協力してくれるかがポイントといわれていましたがその問題は解決していたようです。
ちなみに、PHSはそれこそ位置情報サービスがあるくらいに居場所をピンポイントで特定することが可能になります。


4/25
ここまで来ると、小渕元総理に関する話題は現官房長官を含めた陰謀論が出てもすごく説得力があるのは気のせいじゃないはず……
しかも、医師団の守秘義務って言ってるけど、元一国の首相の病状をまるで明らかにしないのはどう考えても怪しすぎ。
……ま、最初っから期待してないけど。
あと、何が悲しゅうて引退する政治家の親族を後継に考えるんだろう……この国の政治家は世襲制の貴族の気分になっているのではないだろうかと本気で思ってしまう。
……政治家は自分のことしか考えてないし。


4/19
スカイパーフェクTV設置
親が買ってきたものでアンテナ、チューナー込みで9800円とお得でした。
で、アンテナはどうすると聞いたら……
「自分でつけるようにするから安かった」といいつつ、「じゃ、よろしく(はぁと)」設置を命じられました(爆)。
最初は方位磁石もなく太陽の方角を頼りに悪戦苦闘。関係ない衛星をいくつも補足したりもしましたが、方位磁石を入手後はあっさりと設営に成功。
……アンテナをつけたのが適当に地面に打ち込まれたポールでよくもまあできたものです(苦笑)
その後に番組を見てみると……
地上波(特に民放)が安っぽく見える(というより、すでに飽き飽きしていた)ほど充実した内容でしたね。
とくに科学系番組は日本民放のようなやらせっぽさ、嘘を事実とするような姿勢が無く、事実をそのまま放映するという姿勢があり、日本ではまず放映しないような映像も多数ありました。
中には「カスピ海の怪物」こと旧ソ連のWIG(地面効果機)飛行中の映像やオハイオ級戦略原潜の艦内(当然実写)など、結構おいしい映像ももりだくさん♪


4/15
海自命令系統のシステムに鸚鵡関与
……しかし、報道をよく読んでみると「在家信者がソフトハウスに雇われて、そこでつくってた」
……ここまでやられたらそれこそソフトハウスからの通告、もしくは制作側がどのような人間で構成されているかをきちんと把握しなければわからないんではないでしょうか……。


4/14
小渕首相入院中……
もし「もう死んでる」といっても驚きませんね。
なんせ、情報は自民党側の発表しかないのですから。
極めつけに怪しいのは「医師団からの発表がない」というのに尽きるでしょう。
きっと選挙対策とかがあるのでしょうね

地元の町長の愚痴を各所で聞く。
曰く、報復人事で気に入らない人間や、反対派だった人間をいろんな部署に島流しする。
出費削減のために町長用の公用車や、秘書などを廃止すると「公約」でいいながら、結局は使っているとか、自分の都合で異動の人間をまた元の部署に戻すとか。
酒癖もとことん悪いとか(笑)
……なぜかろくな噂を聞きません(爆)

某東京都知事発言
「三国人じゃわかりにくいから外国人も一緒に言った」これは間違いなくごまかしで「三国人」発言は確信犯で言ったのでしょう。普通は外国人と言えばいいのに、あまり知られていなく、むしろ差別語としての方が印象があるのを使ったあたりわざとでしょう。
それに、こういう自分のパフォーマンスのために自衛隊を巻き込んで欲しくないですね。迷惑ですし。
「東京ほど機能が集中した首都もないから首都機能移転には反対」という発言も、それ故に災害一発で機能麻痺になりかねないからと言うのが理由というのがわかっているのかいないのか……。自分の権益を守りたいからの発言としかみえません。
……まぁ、「弟の七光り」で当選したようなものですし。東京で一番えらいと言うだけでやりたい放題やっているようにしか見えないのは気のせいでしょうか?
少なくとも、「公に立つ人間が言っていい内容といけない内容がある」のは間違いないですね。
しかも、「自分は全てにおいて正しい」という考えが見られる一番困った人種ですね。

これでもし「中央リニアは廃止した方がいい」といったら、間違いなく自分勝手と断言できるかもしれませんね。
なんせ、大蔵省を言いくるめてリニアを強引に推進したのは運輸相時代の「本人」なんですから(笑)


4/8
部屋の片づけから逃走して、最近開館した某原子力発電所の展示館に行ってみる。
いきなり駐車場は数あれど駐輪場が無いという腐った事態にはまる(笑)
適当な場所に自転車を止めて、館内にはいるとそこにあるのは「実物大の原子炉模型」。
さすがに大きい上に、炉心を守るコンクリート壁の厚さもかなりのもので、そこに繋がるパイプも厚さがかなりのものでした。それを眺めて思ったのは「米国の空母や潜水艦にはこれのコンパクトな実物が入ってるんだなぁ……」と。ちょっと実物大を見ると背筋に冷たいものが走ってみたり(汗)
あまつさえ、旧ソ連の原潜の原子炉はしっかりと暴走して炉心融解まで行きかけるし(滝汗)
館内の構造はさすがに今時の建物らしくバリアフリーで段差はほとんどありませんでしたね。……階段すらも(爆)。階段の代わりに実物大原子炉模型を中心とした螺旋構造で、車椅子を押しながらスロープを昇っていく人も見られました。エレベーターも当然のようにあり、原子炉模型の方がガラス張りになっているので、一階から一気に最上階まで上がると原子炉の大きさが実感できます。
そして、展示物は一にも二にも原子力の安全性と必要性を解説するのに涙ぐましいまでの努力を感じてしまいました。
当然廃棄物についてもしっかりと解説して、傍らに無造作に黄色に原子力マークが付いて「放射性廃棄物」とかかれたドラム缶が置いてあったのは結構インパクトがありましたね(笑)。
主蒸気弁と一次冷却水送水ポンプを操作して発電量を定常状態まであげるというシミュレーターがあったんですが、引いたのはその作業ができるまでの前段階。マスコットキャラクターが原子炉を起動して臨界まであげてくれるんですけど、その操作はしっかりと現実に即したもので、普通の人は何がなにやらわからないのでは?と不安になったりもしました(^^;
3択クイズもあったのでやってみると、日本のエネルギー全体の輸入の割合や国内総発電量の内の原子力発電の割合など、できるだけ原子力に対していい印象を与えようとする努力が見られました(笑)。
その中での最終問題、火力、原子力、自然エネルギー。この中でもっとも二酸化炭素排出量が少ないのはどれか……答えは一応原子力で、その解説……。
自然エネルギーはクリーンだけど、製造過程で二酸化炭素が出るから、原子力発電の方が二酸化炭素の量は少ない……ちょっと待て(笑)。
確かにそう言う言い方もあるでしょうけど、それを言ったら建設時に岩盤まで掘ってそこに基礎を据え、巨大なコンクリート構造物を建設する原子力発電の方がよほど建設時のに酸化炭素放出量は多いはずなのでは?


4/7
一年ぶりに燃え尽き……
前回自衛艦DBの索引を作り上げて一年。
前々から考えていた歴代艦艇のデータ、30000アクセスになったのを契機に作り上げました。
でも、総数200隻以上の艦艇の情報を打ち込むのはさすがにつらく、終わった頃には燃え尽きて真っ白に……(笑)
索引も、テーブルの量がかなり増えたためにマシンのスペックが足りなくなって遅くなるし(涙)

ちなみに、今日の一言の海自艦艇爆沈事故。
これは特務艇である高速13号(名前からして不吉なような)の主機(ガソリンエンジン)が爆発して船体がまっぷたつになって折れたそうです。
原因は不明ですけど、こういうことも昔はあったんですね(汗)


4/6
今回の有珠山。
数人の馬鹿&マイナス報道しかしないマスコミのせいで信頼が低下しかかっていた自衛隊も今回の活躍でかなり面目を取り戻しましたね。もっとも、年中叩かれながらもひたむきに頑張る自衛隊の方々ですが(苦笑)
で、今日の一言にもかいたようなのは、避難地区に居残った人の救出作業で陸自の装甲車が出動したこと。
楽観論で人の話を聞かずに頑固な人がよくやる行動なんですけど、もしこの人が何らかの被害を負った場合、避難されるのはたいていこの馬鹿ではなく、避難勧告などを再三行った消防などの方ですね。
その例が去年のどっかの川の水難事故。あれだって3回も注意をしたのにそれを無視。その結果大増水した川に流されて、不利な状況で頑張った救難側を避難しまくっていたのは無知なマスコミ。
去年のことも今回のことも、自分の行動が結果的にどういう事になるかがわかってないんでしょうね。
火山灰が舞い、いつ噴火するかもわからない状況で救助(個人的にはこのケースではこの単語を使いたくないけど)に向かう装甲車には一種の悲壮感を感じてしまいました。
装甲車は火山弾などに対する耐性はあるでしょうけど、火砕流の熱には無力ですから。これにも対応できるのは北九州にある装甲型消防車くらいでしょうね。あれは自己防衛噴霧ノズル装備などもあって600度の高温でも耐えられると言う代物ですけど、数は数台しかありません。
そして、災害時の最後の救難隊が自衛隊で、日頃防災訓練で共同訓練して災害が起こった時への対応を万全にしておくべきということを再認識する映像でもありましたね。
泣きたくなるほどすばらしい理由(確か)で防災訓練に自衛隊を参加させなかったために、震災時に被害が拡大したと言われるのが神戸市だったそうで……。
いつ起こるかわからない状況での避難の場合や、当事者が高齢の時は避難を拒否して家に残るのは状況によってはまだ心情的にわかるものがありますが、今回のは45歳、その上いつ噴火してもおかしくない……というより噴火した状態でその場に残ろうとするのはさすがに勇気も無謀も通り越して馬鹿でしょう。


4/3
首が痛ひ……
昨日、親の手伝いでほぼ廃屋になった住居の修理……。
無謀にも壁の一面を取り払って、朽ちてしまった柱を交換。
床の柱も一部朽ちていたので床板取り払って地面にジャッキ置いて木材を媒介としたジャッキアップで一時的に強度を補助。その時に少しあげすぎたためかすぐ隣の部屋に通じる襖……というかガラス戸(2枚)がはずれて後頭部に直撃(爆)
深度差の関係で支点に近い下の方が当たったためにガラスは割れなかったみたいですが、さすがに痛かった(当たり前)
で、今になっても首と背筋の一部が痛かったりしますが……
自分で喰らって改めてドリフのたらいアタックは心の準備がないと、後々つらい目に遭いそうだということを認識してみたり。


4/2
昨日はエイプリルフール
でも、自衛隊関係でボケをかます気にはなれませんでしたね。
有珠山が噴火して自衛隊の方々が出動して被災者の支援に当たっている最中に
「海上自衛隊は新・日本海軍と改名したそうです」
はいくら何でもやばそうですからね(汗)
しかし、避難が早くて被害がなかったのが幸いでしたね。
もっとも、噴火しているっていうのに避難区域に入り込んで陸自の装甲車で捜索されたという困ったちゃんもいたそうですが(−−;;
一刻も早く火山活動が終息して生活が元に戻るのを切に祈るものであります。


4/1
親の車に付いているカーナビの画面を見てみる。
タイプは今となっては当たり前になりつつある車速センサ+GPSのハイブリッドタイプですけど……
見たときの感触は「生真面目なGPSとお馬鹿な車速センサ」といった感じがありました。
おそらく取り付け時のミスだと思うんですけど走っているうちにずれが酷くなり、ふと思い出したようにその時の位置に自車位置がやってくると言うような感じです。
しかし……それ以上に酷いと感じたのはそのナビゲート機能。
田舎道だからしょうがないというのはありますけど、すぐそこの道を曲がればいいのに(しかも、地図にもその道が表示されている)、延々一キロ遠回りするコースを表示したりします。
そして、もっとも酷かったのが地図。それなりの市街地にいけばきちんと最新版が使われているんですけど、近くの道では20年以上に使われなくなった道があったり、15年前の道がなかったり……
いったい、いつの時代の地図を使っていたんでしょうか……これって充分クレーム対象のような……


戻ります。