比較的最近のコアクライアントでは言語設定が自動になっていますので、起動した瞬間から日本語が表示されるようになっており、コアクライアントを使うにあたってのハードルは低くなっていると思います(Windows以外は未確認)。
逆に、困ったことにクライアントのバージョンによって、ダイアログの構成や入力すべき内容などがコロコロ変わるので、一般的な説明をしようとすると内容が大まかなものになってしまいますが、その点についてはご了承ください。
ネットワーク環境によっては、いくつか設定をしなければならない場合があります。
インターネットに直結している(今時そんな危ない接続の人はいないと思いますが/笑)か、NAT経由で接続している場合は特に設定する部分もありませんが、HTTPが通らないFireWallの中にクライアント機がある場合はProxyなどの設定が必要になります。
メニューから"オプションの設定(O)"を選択するとダイアログが出ますので、"HTTPプロキシ"、もしくは"SOCKSプロキシ"のタブを選択してProxyのアドレスとポート番号、必要に応じて認証用のユーザ名とパスワードを入力してください。
クライアントにプロジェクト(ここではSETI@home)を登録するためにはユーザ登録したときに送られてきた以下の情報が必要です。
メニューの"プロジェクト(P)"から"プロジェクトに参加する"を選びます。
出てきたダイアログを"次へ"で進めて、"プロジェクトのURL(U)"欄にプロジェクトURLを、次のダイアログでは"E-メイルアドレス"欄にメールアドレス、"パスワード"欄にはアカウントキーを入力します。新規と既存の選択は"すでにあるアカウントを使う(U)"を選択します。
古いクライアントではプロジェクトURLとアカウントキーを同じダイアログで入力させるものもあります。こちらの方式ではメールアドレスは要求されません。
正しい設定と入力がなされていれば、程なくSETI@homeのクライアントとワークユニットをダウンロードし、動き始めるはずです。確認のためにBOINC Managerの"仕事"タブに行う作業と経過時間などが表示されることと、タスクマネージャやpsコマンドなどでsetiathome_x.xxなどのプロセスがCPUを消費していることをみておくとよいかと思います。
次は: Web上での全体設定