次に、驚いたのが
「まつげカーラー」 である
あのハサミの先っちょに、湾曲したT字のこてをつけたもので
マツゲをはさんで 「ぐいーん」 と斜め前方 45度〜60度 くらいに外向きカールさせるやつである。
手鏡を見ながら髪型を気にしているのは、当たり前のように見かけてはいたが
このまつげカーラーで 「ぐいーん」 を発見したときは、
「ついに、ここまできたか!」 と感慨深いものがあった。
今朝も
今朝も、吊り革につかまりながら、通勤電車に揺られていると
隣に立っている(大学生らしき)女性が、
器用に 「立ったまま」 カバンの中から 「まつげカーラー」 を取り出し、
「ぐいーん」 とやり始めた。
「ぐいーん」 が終わると、次は、化粧水らしき瓶を取り出し 「カシャカシャ」 と振り、綿棒につけて、まぶたにこすりつける。
ここまでくると、次に何が出てくるか 期待してしまう自分が情けない。
次は、色パレットを取り出し、その綿棒に色を付けアイシャドー(?)を描き始めた。
他人事ながら、(立って作業しているので)電車が急ブレーキなどで大揺れしないか、心配してしまう。(ちょっと期待もしたりする)
時間配分もばっちりで、電車が駅に着く30秒前には、道具もすべてしまい終え
「変身完了!」
である (すごいもんだ、日頃やっているだけのことはある)
そうなのだ、なぜこの女性を 「ほほえましく(?)」 眺めていられたかというと、さらにすごいものを見てしまったからなのだ。
進化(?)は、止まらないのだ!
(つづく・・・)
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