やまなしの高山植物100選のホームページについて

 このページの写真はすべて私が山歩き中に撮影したものです。カメラはミノルタα、レンズはタムロンのマクロ付きズーム、フィルムはフジクロームベルビアまたはプロビアです。最近、単体のマクロレンズを購入いたしましたので、今後はもっとよい写真が撮れると思います。ご期待ください。

 さて、私は林業職の技術系地方公務員でありまして、ほんとうは樹木の方が詳しいはずなのですが、実は木の名前はあまり知りません。学生時代から植物学実習はどうも苦手で、木の葉っぱというのはみな同じに見えて、どうしても覚えられません。ところが、好きな登山をしているときに見かける美しい高山植物は不思議と覚えられるのです。よく考えると花の咲く植物であると覚えられるようです。要するに美しいと感じた植物は脳裏に焼き付くのです(この点は人間に対しても同じことが言える)。そのようなわけで私のレパートリーは高山植物の域からなかなか抜けられません。でも、高山植物の中にも木本植物はけっこうあるのですよ。あのアオノツガザクラやコケモモだってれっきとした樹木でして、年輪だってあるのですよ。みなさん、知っていました? よって、私の高山植物写真のコレクションは、林業の道からは外れてはいないのであります……!?

 ところで、このホームページ、題が「高山植物100選」のくせに実は写真は60枚しかありません。ほんとうは60選なのです。みなさん、すみません。当初は「こうざんしょくぶつひゃくせん」という語呂がよかったので100枚の写真を掲載するつもりだったのですが、画像データが多すぎて、やたら重たいホームページになってしまうことに気づきました。それで画像データの枚数をカットしました。また、高山植物写真のストックはまだまだあるのですが、全部貼り付けたらただの図鑑になってしまうと思い、やめました。ここでは、やまなしの高山植物のうち、ほんの一部の紹介にとどめました。このページを見て感激していただけたならぜひ、やまなしの山へ登っていただいて、ほんとうの自然の美しさを感じていただきたいと思います。

 なお、高山植物写真に一段落着きましたら次は「やまなしの樹木」の写真撮影にとりかかる予定です。しかしながら、樹木、とくに森林の中にある樹木というのは撮影がひじょうに難しく、特に林内は暗い場合が多いので適正露出を見極めるのに苦労します。また、林内で樹木全体を撮影するには広角レンズが必要です。薄給の私にはまだそこまで機材をそろえる余裕がありません。もう暫くは接写用のマクロレンズを活用できる高山植物かキノコの写真を撮っていようと思っています。


夜明け(92.8.7 農鳥小屋より)

ホームページへ戻る

 

 BIGLOBEのサーバーでアクセスカウンターが付けられなくて困っている方はここをクリックしてください。