13路盤の対局

<13路盤の対局>

9路盤を数十局練習したら13路盤へ移行します。

また13路をパスし19路盤へ移行しても問題ありません。

13路盤は、なじみが薄くあまり打つ事はないでしょう。

13路盤では碁盤の広さに慣れたらそれで充分です。

13路盤は10局くらいが目安で良いかと思います。

また、広いのが辛いなら9路へ戻り経験を積みましょう。

<実戦例>

では、実戦の流れを見てみましょう。

<1〜4手>

囲碁は隅が囲いやすいので隅から打つのが普通です。
そして右上側から打つのがマナーになっています。
1手と3手は、星の脇に打った手でコモクといいます。
2手は星、4手を三三といいます。

まず、最初に空いている隅を抑えるのが基本です。

<5〜6手>

5手目をシマリと言い隅の地を戸締りする良い手です。
6手目はシマリを妨害する手でカカリと言います。
5手位からシマリやカカリなど隅の攻防になります。

<7〜9手>

7手目もカカリです。
8手目は、カカリを打たれたので反対側に受けた手。
星にカカられたら反対側の空いてる所が良い所です。
9手目は、白を挟んでいるので「ハサミ」といいます。
「ハサミ」は、挟んで攻めようという積極的な手。

<10手〜20手>

白はハサまれたので包囲されないように逃げます。
もちろん、ただ逃げるだけでなく反撃も狙っています。
ここから戦いが始まり中盤戦

<21手〜38手>

ここで黒、白双方が乱戦いに入いりました。

<終局>

結局38手で黒石が取られ黒が投了(降参)しました。
黒が投了した場合を「白の中押し勝ち」と言います。