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ペリーヌ掲示板

2004年11月

RAMリスト 2004年11月
名前書き込み数ホームページ
塩爺  
TUSNE  
まるふく http://perrine.jdyn.cc/index.html 
nambu  
眠夢 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nem/
総参加者数=5名 総書き込み数=13

初めて書き込みします
投稿者 塩爺 投稿日 11月17日(水)01時58分

ペリーヌ物語を見ていてお屋敷の作りに興味を持ちました。蝶の間の美しさやベッドの配置を
見てアール・ヌーヴォー建築っぽさも随所に見られます。
他にもいろいろと気になるところがあり深いものですね。
このHPはすばらしいですね、ペリーヌが辿った足跡の研究など見ていて思わず感動してしまいましたよ


おはようございます。
投稿者 眠夢 投稿日 11月17日(水)06時23分

★塩爺さん
 いらっしゃいませ〜! 書き込みして頂いてどうもありがとうございます!!(^_^)
 お屋敷の作りですか。私は建築関係には疎いものであまりよく判らないのですけれど、人それぞれの興味の方向によって、いろいろな視点から見ることが出来ますね。
 うちのHPも褒めて頂いてどうもありがとうございます。(^_^) 拙いHPですけれど、褒めて頂けると嬉しいです。


キャラの顔
投稿者 TUSNE 投稿日 11月22日(月)02時22分

はじめまして、物語も30話の半ばあたりから(おそらくスケジュ-ルが厳しくなってきたのだと思いますが)時にかなりキャラ崩れのひどいシ-ンありますよね、もし一箇所直してくれるとしたら、どこを直してほしい
と思いますか?個人的には(38話だったでしょうか?)「すてきなワンピ-ス」でペリ-ヌがファブリさんに服を誉められた後、改めて自分の服装を見回して「自信ついたわ」と言う所のペリ-ヌの顔ですね。


おはようございます。
投稿者 眠夢 投稿日 11月22日(月)06時35分

★TUSNEさん
 いらっしゃいませ〜! 書き込みして頂いてどうもありがとうございます!!(^_^)
 ペリーヌの場合は作画に関してはまあいろいろ言われることも多いようですね。コナンにスタッフを持って行かれたとかいろいろ事情はあるようですが……。私的には物語を中心に見る人なので、作画等に関してはさほど気にしてないのですけれど、そういう目から見てもペリーヌの顔が違う回とか確かにありますし、その辺は折角よい作品なのに勿体なかったかなぁ、という気がしなくもないです。
 まあだからといって作品の価値が他の名劇作品に劣るとは露ほども考えてはいませんが。


韓国作画?
投稿者 まるふく 投稿日 11月22日(月)16時24分

後半の百瀬さんが作画監督の話は修正がされているときとそうでないときの落差が大きいですね。
詰めが甘いのかもしれないのですが、前半のシリーズでは良い感じに修正がされています。
丁寧に修正されていてもペリーヌ物語は作画監督による絵柄の違いも大きいですね。

以前nambuさんが、韓国では下請けの動画スタッフが作画監督がせっかく修正した紙をつけているのに
それを無視して作画していたのかもしれないという書き込みをされていましたが、
同時期の他のアニメも絵の崩れが同様な場合があるので、さもありなんという気がします。

有る意味残念ですが、当時の毎週放送という状況を考えるとリテイクで遅らせることが
出来なかったのは仕方ないと思います。
赤毛のアンでは放送する地方で絵が違ったという話は有名ですが、
小公子セディではクライマックスで本放送時の録画と再放送(dvd)と見比べると
音声をはじめいくつか修正が入っているところがあります。
後世に残る名作ですから、付け髭問題をはじめペリーヌでもそういうことはして
欲しかったなあと思います。


ありがとうございます
投稿者 TUSNE 投稿日 11月23日(火)02時34分

まるふくさん、長文の書き込みありがとうございます。確かに当時は、放送に間に合わせなければならなかったでしょうし、後にLDやDVDでこんなに過去の作品が次々と発売されるとは思っていなかったでしょう。また、現在では動仕はおろか原画までもが全て韓国のスタッフという話数も珍しくありませんが、ペリ-ヌの本放送の時代は韓国の技術もまだまだ未熟でしたでしょうから当時の日本のスタッフは、現在よりも苦労したのではないかとおもいます。


動画チェック
投稿者 nambu 投稿日 11月23日(火)04時23分

なんていうと、「ああ、動画が原画意図通り割られているかとか、キャラが崩れてるのをちょっと修正する人ね」なんて思われがちですが、全直し(書き直し)とか、悲惨な職業でした。
手元に資料がありませんが、多分、60年代には10本、70年代には20本、80年代には30本のアニメが放送されていたのではないでしょうか。
60年代は、プロアニメーターも少なく、稚拙なアニメが多かったです。
70年代初期は、それなりに慣れたスタッフも多くなり、質が向上したと思います。
名の有るアニメーター・演出家を輩出したのも、この時期です。
70年代後期、アニメの量産時代が始まり、各社で、それまでの2倍とかの本数を作るように成りました。
私が2番目に勤めたNS社は、それまで週2本だったのが5本、次に勤めたSP社は、週1本が3本に成りました。
こうして、ちょっとでもうまい動画マンは原画マンに昇格し、動画は・・・、韓国に出すしかありませんでした。
この頃の韓国の動画レベルは、目を覆うものでしたが、物量的に、発注するしかなかったんです。
79年、朴正熙大統領が暗殺された時、ボクはNS社でバイトをしていましたが、「クーデターで大韓機が飛ばない、今週の放映は落ちる」ってな危機があったのを覚えています。
ペリーヌの製作背景には、このような時代背景があります。
日本アニメーションも、カルピス劇場+動物ものの2シリーズ体制が、コナンや、外注作とは言え、ドカベン・ハイカラさん等が増え、2倍以上に水増しされたスタッフに成っていました。
思えば、最悪の時代だったでしょうか、それでも、熱意だけは有ったんですよ、その頃。

TUSNEさんのご質問には、全話のリテーク出しをやったボクが、お答えしやすい位置にいると思われます。
何より、#49の、フィリップ弁護士のヒゲです。
各話に、いくつかの不満はあります。それは、一昨年の夏、この掲示板に書き倒しました。
しかし、#49は、別格です。これは、全53話のクライマックスです。
せっかく盛り上がったこの感動を、「笑い」に引き込みかねない、危険なNGです。
これだけ直せば、ボクは目をつぶ・・・らないか(^^)


おはようございます。
投稿者 眠夢 投稿日 11月23日(火)05時37分

★まるふくさん
 そうですね〜。今は特番でアニメ番組が潰れることも日常茶飯事になってますが、ペリーヌは元旦から大晦日まで毎週欠かさず放送されていて、当時はそれが当たり前でしたもんね。
 再放送に際して手直しするという発想も当時はあまりなかったんだろうな、と思いますが、フィリップ弁護士の髭のなどはせめて劇場版にする時に直せなかったものか、という気がします。まあそれはそれで話の種になったりというのもありますけれど。(^_^;)

★TUSNEさん
 そうですね。当時はまだビデオソフトという概念もあまりなかったでしょうし、後年、テレビシリーズの全話を映像ソフトの形で発売する、なんてことは想像外だったでしょうね。
 韓国に外注というのもまだ歴史も浅かっただろうと思われますし、様々な面で連絡ミスとか勘違いとか、作画のレベルの問題とかあったろうな、と思います。

★nambuさん
 ん〜、ペリーヌ放送当時はアニメの本数も増え始めた時期だったんですね。ペリーヌに関して言えば、コナンにスタッフを取られた等と言われることも多いですが、それも制作本数が増えていったという時代背景があって、ということになるんですね。
“熱意だけはあった”というのはよく判ります。そもそもペリーヌのように放送されて二十数年経っても作品が愛され続けているというのは、当時のスタッフの熱意の賜物ではないかと思います。

 フィリップ弁護士の髭は・・・。せめてもうちょっとインパクトの少ない回だったら、という気もしなくはないです。よりにもよってあの感動の名シーンですもんね・・。私は話にのめりこんでて最初に見た時は気にならなかったのですけど、後から見てやっぱりなんとかして欲しかったな、と思います。


ぶっちゃけます
投稿者 TUSNE 投稿日 11月24日(水)01時59分

私は、今現在でもアニメ業界で働いている者です。2年前までは、2社にまたがって最前線で11,2年制作をしていました。テレビ、OVA、劇場全て経験しました。ですから、nambuさんの動画チエックの件はよくわかります。私自身の経験からもお話しますと、国内のチエックの人も大変ですが、韓国の方で仕事をしている日本人のチエックの人も大変です。以前韓国に行きチエックの人の作業机を初めて見た時は、びっくりしました。なにしろ机の横に置いてある未チエックの動画のカット袋高さほぼ1メ-トルはあり、しかもその日の内に全て見なければならないということでした(数にして70から80カットぐらいでしょうか)更に(当時業界に入って二年目)私が驚いたのは、そのチエックの人曰くまだ少ない方ということばでした。当時、私の勤めていた会社の作品のキャラクタ−は線が多かったので、そうとう大変だったとおもいます。もちろん一本だけでなく、何本かの同時進行です。(ちなみにその時のチエックの方は、韓国語はペラペラだったので現地のスタッフと直接会話できた分作業は楽な面もあったかもしれません)後「ペリ-ヌ」の特に40話代あたりから酷くなる、セルガタ、ブックガタ、埃やごみ等のリテイク
は、デジタルが普通になった現在では、ほぼ(というか絶対に)なくなったリテイクでしょう。それと業界である程度経験を積んでから、自分が子供の頃見ていた作品の再放送を見ていると、いつの間にかリテイク出しの目で画面を見ている自分に気付いて、ちょっと自己嫌悪な気分になったりします。こういう時に(好きだからこの仕事選んだのですが)この仕事で良かったのだろうか、とも思ってしまいます。
すいません、今回愚痴めいたことダラダラと書いてしまいました。


おはようございます。
投稿者 眠夢 投稿日 11月24日(水)06時02分

★TUSNEさん
 TUSNEさんもアニメ業界関係の方なんですね。
 私などはライトなアニメファンって感じで、画質がどうとかとかあんまり気にせずに物語を楽しむタイプの人なのですけれど、TUSNEさんのようにプロの目を持っていると、純粋なファンの視点で楽しむことは難しいということになるんでしょうか……。
 でもアニメが好きで自分の好きな分野の仕事に就くことが出来たという点は、私などからみると羨ましくも思います。
 いろいろ大変な業界だとは思いますけれど、好きという気持ちがあるから続けて行けるんじゃないかと思います。


重箱の角
投稿者 まるふく 投稿日 11月25日(木)02時24分

ペリーヌは現地取材が不十分だったので、設定も残念ですね。
麻でなくて綿糸工場だったり、フランスでは噴飯物で放送できなくなったのではと勘ぐるぐらいの
酷い地理のミス、1878年という時代に設定すると技術的におかしくなるミスなど....。
地理はばろんのきもちサイトがおもしろいです。

アニメになった絵柄の変動をチェックしたサイトとしては
ペリーヌ物語・壱番館

予告と本編の比較
http://www1.tcnet.ne.jp/t-1091/En-01b.htm
アニメ「ペリーヌ物語」NG?集
http://www1.tcnet.ne.jp/t-1091/En-01f.htm
とか、あります。

もし、他の名作シリーズみたいに映画版を作り直すなら、そっと直して欲しいです。


声優さんについて
投稿者 TUSNE 投稿日 11月25日(木)02時56分

テレビ埼玉で再放送中のペリ-ヌ、昨日はお母さんが亡くなる話でした。何度見てもこの話と49話は涙ぐんでしまいます。それと改めてペリ-ヌに出ている声優さん達の名前を見てみると、現在ではテレビシリ−ズにこれだけの人達を呼ぶのは、まず無理だろうという名優さんばかりです。(特にシモン荘の住人)
ここ二,三日巷では、「ドラえもん」のレギュラ-の声優さん達が、全て交代するニュ-スが話題になりました。「ドラえもん」のように長く放映され、尚且つ人気のある作品のレギュラ-声優さんが、どのくらい貫禄があり、もしくは大物であるかを私自身が、現場で目撃したことを今回書きます。
その人は、今から7,8年程前当時私が担当していたテレビシリ-ズの、ある話数のゲストで出てくださいました。アフレコ当日、前半の撮りが終わり後半に入るまでの休憩時間のことでした。その声優さんがタバコを取り出したとたん、一人の声優さんがライタ−を出し、もう一人の声優さんがすぐさま灰皿を持ってきたのです。私はびっくりしてしまいました。今にして思えば音響監督の指示もその人に対してだけは、遠慮がちだったような気がします。
ちなみにその声優さんとは、「サザエさん」のレギュラ-であり、「ペリ-ヌ」ではルクリおばさんの声を演じていた方です。(ここまで書いたらもうお分かりですよね)


おはようございます。
投稿者 眠夢 投稿日 11月25日(木)06時15分

★まるふくさん
 ばろんさんやヒデさんのサイトは頑張ってますね。こちらのサイトを始めた頃はペリーヌ関連のHPも殆どありませんでしたが、今はいろんな人がいろいろな視点から分析するサイトを作っておられて私も楽しみです。
 1878年というのは原作と違ってますもんね・・。その辺でどうしても矛盾が出てしまうのはやむを得ないところでしょうね。
 映画版と言えば、フランダース、マルコと作られましたが、ラスカルの話は立ち消えになったんでしょうか……。

★TUSNEさん
 マリさんの亡くなる話は前半のクライマックスですもんね。埼玉の再放送もここまで来てますか。パリに入ってからマリさんの亡くなる回までは、LDで見ていると思わず一気に見てしまうことが多いです。テレビの再放送などだと1話1話が待ち遠しいのではないかと思います。
 大物声優さんのエピソード、面白く読ませて頂きました。やはり年功序列というか、大物声優さんは貫禄があるんですね。それだけの経験と実力があり、周りからも一目置かれているということなんでしょうね。
 煙草を取り出した大物さんに周りの人がライターや灰皿を差し出す、というのは、マンガとかでは大物さんを表現するのに結構よく使われるパターンのようにも思いますが、それを目の当たりにするというのは、貴重な体験ではないかと思います。


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