ちくりんさんのコメントです。
1984年の2月にピキニ駅周辺に行ってまいりました。 ピキニ駅はすでに無くなっているらしいとのうわさを聞き、 当時の写真がいくばかりかの参考にでもなればと思い、 送付させていただくことにいたしました。 (中略) ただ、原作本(当時、岩波版を入手していました)の道を たどり、ソム川を渡り(実際にはひろい道を通ったのですが) 大きな工場の跡などがある地域を中心に歩きました。 (ピキニから見ると北1〜2kmくらいのところです) 現地には1泊しただけのため、写真の数は少ないのですが、 「ここがマロクールだ」と思いつつ、写真を撮りました。 |
ピキニ周辺地図 フランスIGN社のもので、10万分の1のものです。1979年版のようです。(クリックすると大きな画像が見れます) |
ピキニ駅
(写真奥がアミアンの方角) |
ピキニ駅からソム川(実際には湿地帯)を渡る広い道 (ペリーヌの時代にはこんな道は無かったので参考まで) |
大きな工場の跡地
(ビルフランの工場のように当時は思えた) |
工場に入っていくトロッコまたは貨物の線路跡 |
工場に入っていくトロッコまたは貨物の線路跡 こちらは門の手前から撮ったものです。 この工場が使われていないことがわかります |
このあたりで一番大きな家の門
(ビルフランの家とはレベルが違うが、なかなか立派な門だった) |
丘の上の教会 |
周辺の道 (道の名前の看板がある) |
上の写真の看板の拡大図 「RUE Hector MALLOT」の字が読み取れる これこそ、私が「ここがマロクールのモデルになった地だ」 と思った理由です。 (ちなみに看板のMALOTのつづりがまちがっています) |
「周辺の道(道の名前の看板がある)」の左側 ソム川に向かった方角です。奥のほうにソム川が見えます。 |
ソム川に突き出た小島 池のほとりの小屋のイメージがあるかもしれません |
地図上「街」となっている場所ですが、非常に寂しいところです。 |
「このあたりで一番大きな家の門」のすぐ横にあったものですが、なんだかよくわかりません。 印象的だったので撮影しました。 |
「丘の上の教会」あたりから下の町を撮ったものです。 曇っていて写りはあまりよくありません。 |