馬名等 |
良馬or悪馬 |
好材料と不安材料 |
メイショウサムソン (牡4・武豊58) |
前日 21:44現在 1人気
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H19天皇賞春1着、H19宝塚記念2着、H18ダービー1着、H18皐月賞1着など
昨春、クラシック2冠を達成した馬である。昨秋は結果がいまいちで単なる早熟馬と思われたが、今春の天皇賞春で強い競馬を見せて復活を果たした。宝塚記念でもアドマイヤムーンの2着と改めて強さを証明しているし、これだけの実績があれば今回も当然にチャンスということになる。安定度の高い馬で大きく崩れないというのもこの馬の魅力であり、勝てないまでも馬券圏内はかなり期待できるということになる。まあ、そういう意味では死角は今回のメンバーでは最も小さいかもしれない。とはいえ、宝塚記念以来の休み明けというのは不安としては小さくはない。宝塚記念からの直行で結果を出すケースが増えているとはいえ、この馬もきっちりと仕上がっているという保証はない。仕上げが甘くなるということは十分に考えられるし、馬も久々のレースで動きが鈍くなるということもあるかもしれない。決め手に甘いところもあり、瞬発力勝負になるようだと差は小さいが4着5着に負けるということもありそうだ。
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アドマイヤムーン (牡4・岩田58) |
2人気
悪馬
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H19宝塚記念1着、H19ドバイ1着、H18香港C2着など。
昨年の春のクラシック戦線では人気にながら結果を出せずに終わったが、秋になってからは古馬相手の天皇賞秋で3着、香港遠征では海外強豪相手に2着、そしてドバイでついに念願のG1制覇を成し遂げた。その勢いのまま宝塚記念もきっちりと勝ちきり、国内外問わずに日本のエースであることを印象づけた。これだけの実績があれば日本のG1では負けるはずがないという考え方もできる。今回も力の違いを見せつけてくれるのではないか。とはいえ、宝塚記念以来の休み明けというのは不安としては小さくはない。宝塚記念からの直行で結果を出すケースが増えているとはいえ、この馬もきっちりと仕上がっているという保証はない。仕上げが甘くなるということは十分に考えられるし、馬も久々のレースで動きが鈍くなるということもあるかもしれない。
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ダイワメジャー (牡6・安藤勝58) |
3人気
悪馬
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H19安田記念1着、H18天皇賞秋1着、H18マイルCS1着など。
皐月賞でG1を制覇したものの、その後はノド鳴りなどがあり低迷が続いた。手術後もしばらくは苦戦が続いたが、昨秋の毎日王冠で強豪を抑えて勝ちきると、天皇賞秋、マイルCSと力の違いを見せつける強い内容で勝ちきった。今年もドバイ遠征では敗れたが、安田記念では再び強い競馬で勝ちきり、1600〜2000mにおいては日本のエース的存在であることを改めて証明した。昨年のチャンピオンということもあるし、今回も当然にチャンスは大きいということになる。しかし、前走の毎日王冠で3着に負けたというのはどうなのだろうか。先着を許した2頭がいずれもちょっと前まで準オープンを走っていたということを考えると、3着に負けたというのはかなり痛恨かもしれない。このレベルで負けているようでは、G1での巻き返しは厳しいということである。年齢的にはピークは過ぎたということもありそうだし、昨年ほどの力はないということも考えられる。先行タイプなので、どうしてもマークされやすいということもあるし、決め手に甘いところがあるので、瞬発力勝負になるようだと遅れをとるということもありそうだ。一叩きされたことで巻き返してくるのか、年齢的に力が衰えてきたのか、判断としては難しいところである。
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ポップロック (牡6・ペリエ58) |
4人気
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H18メルボルンC2着、H18有馬記念2着、H18H19目黒記念1着など。
昨年は有馬記念とメルボルンCで2着しており、G1制覇までもう少しというところである。2年連続で目黒記念を勝ち、相手が弱ければきっちりと勝ちきれる強さを持っているし、今年の宝塚記念でも3着と馬券圏内は確保している。休み明けの前走も京都大賞典2着と結果を出しているし、どんなレースでも安定して力を出せるのがこの馬の大きな魅力である。ただ、スタミナタイプなので2000mは距離が短すぎるのではないかという不安はある。G1では勝ちきれないように、ここぞの勝負強さみたいなものに欠ける印象もあるし、大物感という点でもう一つというのも否めない。道悪になればスタミナを生かせそうだし、鞍上がペリエというのも大きな魅力であるが、G1を勝つためには何かが足りない感じもする。
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チョウサン (牡5・横山典58) |
5人気
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前走の毎日王冠は圧巻だった。準オープンを勝ち上がったばかりだったが、速い流れを中団で追走し、直線では一気に伸びて他を突き放し、後方から伸びてきたアグネスアークも余裕で抑えこむという、かなり強い競馬だった。中距離のエースであるダイワメジャーも完封し、タイムも44秒台というレコードタイムだったわけだし、開幕週の速い馬場だったとはいえ、実力は本物と評価していいのではないか。これまでの実績と血統からも距離延長はプラスとなるだろうし、勢いもかなり感じる。有力馬が休み明けということもあるし、このままG1まで制覇するということも十分にあり得る。とはいえ、初めてのG2挑戦であることは事実である。G2で勝てたからといってG1でも通用するかどうかは分からない。バランスオブゲームのようにG2では強い競馬をするが、G1では結果を出せない馬もいる。毎日王冠はダイワメジャー以外は実績不足の馬が多かったし、ダイワメジャーが本調子でなかったから勝てただけという評価もできる。タイムも開幕週だったからアテにできないし、G1実績馬に力の違いを見せつけられるということも十分にあり得る。距離も1800mがベストで2000mは長いということもあるかもしれない。
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アグネスアーク (牡4・吉田隼58) |
6人気 |
準オープン3着から別定G2の札幌記念に挑戦して2着したのにはかなり驚いたが、続く毎日王冠でも後方からかなりの伸び脚を見せて再び2着してその実力が本物であることを証明した。特にダイワメジャーに先着したというのは大きな自信となっているはずだ。札幌記念の走りからも2000mも問題ないタイプであるし、何よりも勢いがある。もともとデビュー4連勝と素質の高さを見せていた馬だけに、ここにきて本格化したということかもしれない。ただ、初めてのG1だけに不安の方が大きいと言わざる得ない。別定G2で2度好走したといっても、2度とも2着で勝っているわけではない。G1を勝つには勝負強さも必要であるし、そういう意味では大物感ももう一つという感じもする。さすがにまだG1で好走できるレベルではないような感じがしてしまう。
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シャドウゲイト (牡5・田中勝58) |
7人気
良馬 |
中山金杯を7馬身差という圧勝を演じて波に乗った。大阪杯でもメイショウサムソン相手に2着したし、海外遠征のシンガポール国際ではコスモバルクを抑えてG1制覇を成し遂げてしまった。この馬の魅力はやはり先行力である。ハナにこだわるタイプではないが、早めに先頭に立ってそのまま押し切るというのが得意パターンであり、平均的な流れになれば強さを発揮する。道悪を大得意しているので、馬場が悪化すればさらに優位に立つ。距離もベストと思われるし、自分のリズムで走ることができればチャンスはあるはずだ。とはいえ、G1ではちょっと力不足かなという感じは否めない。シンガポール国際はレベル的に高かったと思えないし、日本ではG1すら勝っていないというのこともある。先行タイプで決め手に欠けるところもあるし、目標にされて早めに潰されやすいというリスクもある。
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カンパニー (牡6・福永58) |
8人気
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この馬の魅力はなんといっても末脚の切れ味である。上がり32秒台も当たり前という瞬発力を持っており、幾度となく強いメンバーと好勝負を演じた馬である。展開に左右されるために大きなレースではなかなか結果を出せないが、この馬向きの展開になれば、この馬の末脚が爆発するはずである。とにかく一発の魅力を秘めた馬であることは間違いない。前走の関屋記念でも9ヶ月の休み明けにもかかわらず、力の違いを見せつける豪快な勝ち方だったし、まだまだ力は衰えていない。道悪も意外にこなすし、直線の長い東京コースも合っている。とはいえ、これまでG1ではなかなか結果を出せていないだけに、G2までの馬なのかなという感じは否めない。展開に左右されるということは安定度は期待できない。道悪だと魅力半減というところもあるし、この年齢でこれまでの最高パフォーマンスを期待するのはどうだろうか。
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マツリダゴッホ (牡4・蛯名58) |
9人気
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今年のアメリカJCCで2着に5馬身差という圧勝で別定G2を勝った。もともと素質の高さは評価されていた馬ではあったが、気性的に不安定なところがあって出世が少し遅れたという感じである。前走のオールカマーも早めに抜け出して押し切るという内容で別定G2を再び勝ったし、ポテンシャルが高いことは明白である。気性的には2000mの方が競馬はしやすいだろうし、厳しい流れの方が折り合いがついて、かえって強い競馬をするということもあるかもしれない。とにかく好走しても不思議ないだけの力はあるのではないか。とはいえ、アメリカJCCもオールカマーもメンバー的にちょっと弱かったというのも否めない。G1級を相手に勝っているわけではないから、さすがにG1ではまだ実力不足ということも十分にあり得る。気性的にアテにできないというのも大きな不安であり、気性が未熟な馬が勝てるほどG1は甘くはない。
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コスモバルク (牡6・五十嵐冬58) |
10人気
良馬 |
地方所属馬でありながら皐月賞で1人気に推されるという偉業を成し遂げた馬である。結局はダイワメジャーに屈したが、それでも2着は確保して実力は証明した。さらにジャパンCで2着という実績もあるし、昨年のシンガポール国際では念願のG1制覇も成し遂げた。これだけの実績があるのだから、今回だって通用しても不思議はないということになる。ただ、年齢のせいか昔ほどの強さは感じなくなってきているのも事実ではある。やはりピークは過ぎたと考えた方がいいのかもしれない。なんだかんだで日本のG1は勝っていないわけだし、だいたい底を見せてしまったという感じもある。道悪であれば巻き返しは可能かもしれないと思ったので、個人的にはけっこう期待していて、良馬に指名したが、でもまあ勢いはそれほど感じないし、これだけのメンバー相手ではやっぱり厳しいかもしれない。
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ブライトトゥモロー (牡5・後藤58) |
11人気
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新潟大賞典1着、エプソムC2着、朝日CC2着、毎日王冠5着と重賞で大きく崩れていないのがこの馬の魅力である。重賞でなかなか勝ち切れないのがどうかという感じはするが、相手なりに走るところがあるので、G1でも勝てないまでも馬券圏内に入ってくるということはあるかもしれない。でもまあ、前走の毎日王冠で5着というのが、この馬の現時点での実力という感じはする。さらにメンバーが強くなっていることも考えると、さすがにG1での好走は難しいのではないか。
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ローゼンクロイツ (牡5・藤岡58) |
12人気
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バラ一族として2歳時から素質の高さを評価されていた馬である。皐月賞、ダービーでも人気をそこそこ集め、菊花賞では3着という走りも見せた。少し低迷の時期もあったが、今年に入ってから中京記念、金鯱賞と重賞を連勝して完全本格化を印象づけた。そういう意味では今回もチャンスはあると思っていいだろう。ただ、中京記念、金鯱賞ともにメンバー的にそれほどでもなかったという感じもあったので、重賞を勝ったということだけは裏付けとしては少し物足りないと言わざる得ない。5ヶ月ぶりの休み明けというのも大きな不安といえるし、いきなりのG1で生涯最高の走りを期待するのは酷ではないか。
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デルタブルース (牡6・川田58) |
13人気 |
これだけの馬が13人気ということにかなり驚いている。菊花賞とメルボルンCとG1を2勝している馬がここまで人気がないというのはどうなのだろうか。確かにこの馬に2000mは距離が短いとは思う。でも、G1となるとスタミナが必要不可欠という流れになることも多く、これまでもステイヤー的な馬が好走するということも多々あった。そういう意味ではこの馬が巻き返してくるということは十分に考えられるはずである。でもまあ、確かに最近の走りを見ていると、以前のような強さがあまり見られない。得意の長距離戦でも思うように結果を出せない状況からすると、やはり苦戦と考えるのが一般的かもしれない。
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シルクネクサス (牡5・四位58) |
14人気 |
私の初めての愛馬であるシルキーヒロインの初仔としてG1出走まで登り詰めたことに素直に喜びたい。ただ、重賞未勝利ということを考えれば、さすがにG1で馬券圏内を目指すというのは厳しいと思われる。気性的にアテにできないところがあるので惨敗も多いが、気分よく走った時はけっこう正攻法の強い競馬をしてくれるだけに、うまく流れに乗れて早めに抜け出すことができれば、もしかしたらとは思うが、まあこの馬の決め手ではさすがにG1では厳しいとは思う。
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エイシンデピュティ (牡5・柴山58) |
15人気 |
今年の春にオーストラリアTとエプソムCを連勝した馬である。夏は休養して秋に備え、その初戦となった毎日王冠では8着に敗れたが、休み明けだったことを考えれば、まだまだ見限れない。一叩きされたことで一変してくるかもしれないし、まだ底を見せたとは言えないだろう。とはいえ、オーストラリアTもエプソムCも強さはもう一つ感じられなかったし、相手もそれほど強くはなかった。毎日王冠は力の違いを見せつけられたと評価すべきであり、まだG1では力不足と判断していいのではないか。
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ボンネビルレコード (牡5・柴田善58) |
16人気
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地方交流戦のG1である帝王賞を勝った馬である。いちおうG1馬だからまったく通用しないとも言えないのではないか。でもまあ、そうは言ってもダートのG1実績だけでは芝のG1の裏付けには厳しすぎる。ダートでも抜けて強かったというほどではないし、大物感ももう一つである。道悪になれば少しはプラスになるかもしれないが、それだけで逆転できるほど芝のG1は甘くはないだろう。今回はさすがに参加するだけになりそうだ。
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