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G3-関屋記念の反省


時間の都合上簡単にさせていただきます。
G1でも実績のあるカンパニーとシンボリグランのワンツーという結果を考えれば、今回はこの2頭の力が抜けていたということになると思う。いつもこのように実力のある馬が好走してくれればいいのであるが、ローカル重賞ではそうでないことも多いだけに、実績馬を素直に評価しきれないというのがつらいところである。それにしてもこの2頭の組み合わせで19倍というのは美味しい馬券である。この2頭を信用した人たちは笑いが止まらないに違いない。私もいちおう的中はしたが、押さえの押さえだったので儲けはほとんどなかった。休み明けだったので信用しきれなかったということもあったが、1人気からの勝負だったのだからもっと手を狭めるべきだったかもしれない。

参考
G3-関屋記念の予想
結論

◎カンパニー
○カンファーベスト
▲グレイトジャーニー
×インセンティブガイ
 △ヤマニンアラバスタ
 △ニシノナースコール
 △ダイワバンディット
 △シンボリグラン
 △マイケルバローズ
 △ストーミーカフェ

買い目(馬連)合計1,500円
  軸6−12,16,18(各200円)小計600円
  BOX−12,16,18(各100円)小計300円
  軸6−3,5,9,10,11,15(各100円)

にへいの見解
 本命◎はカンパニーである
 これまでの実績を考えれば、ここでは抜けた存在だと私は思っている。まともであれば、この馬が勝たないとおかしいと思う。ただ、追い込み一辺倒なのでどうしても展開に左右されるところがあるし、今回は休み明けということもあるので、さすがに絶対的というほどの信用は置きづらい。なので、いちおうボックス馬券も押さえることにしたが、それでもなんとか力の違いをみせつけてほしいと願っている。
 対抗○はカンファーベストである
 昨年のこのレースを勝っているという実績を素直に評価した。ただ、8ヶ月の休み明けだし、8歳という年齢もかなり気になった。昨年ほどうまくいくかどうかは分からない。
 単穴▲はグレイトジャーニーである
 地味な馬ではあるが、けっこう地力のある馬である。この程度のメンバー構成であれば勝ちきっても不思議はないはずである。ただ、この馬もやっぱり休み明けというのがかなり気になる。勝ちきれないことが多いという勝負弱さも気になるところではある。
 4番手×はインセンティブガイである
 評価した3頭がすべて休み明けなので、1頭は休み明けでない馬を入れたかった。休み明けでない馬の中ではこの馬が最も実績があるということで選択した。ただ、惨敗も多く、アテにできないのがこの馬の大きな問題ではある。前走2着だったので、ふっきれたということかもしれないし、そこらへんに期待してみた。
 実績のある馬のほとんどが休み明けという状況だけに、けっこう予想が難しくなっている。夏場は勢いのある馬が強いものだから、実績があっても休み明けは敬遠した方がいいのかもしれないが、休み明けでない馬に魅力的な馬はいなかったので、上の4頭になってしまった。でも、やっぱり休み明けでない馬が好走するということもあると思ったので、さらに押さえ馬券を買うことにした。もちろん、他の休み明けの実績馬も押さえさえてもらった。1人気からの流しなので、あまり広くも流せないので、最後は好みで選択してしまった。

全出走馬の好材料と不安材料
馬名等 良馬or悪馬 好材料と不安材料
カンパニー
(牡6・福永56)
前日
22:09現在
1人気
買い 別定G2の大阪杯を勝っているし、安田記念で5着という実績もある。他にもレベルの高いレースで好走したことは多くあるだけに、このメンバー構成であれば、実績上位と言っていいのではないか。上がり32秒台は当たり前という決め手も持っているし、ここは落とせない一戦となるのではないか。
消し 9ヶ月の休み明けというのは不安としては小さくはない。夏は勢いのある馬が強いということもあるし、休み明けでいきなり結果を出すというのはけっこう厳しいかもしれない。追い込み一辺倒で展開に左右されやすいというのもつらいところである。
ニシノナースコール
(牝5・吉田豊54)
2人気

悪馬
買い 秋華賞で3着というG1実績を持っているだけに、G3のここで通用しても不思議はない。上がり33秒台の決め手も持っているし、新潟コースを得意としているということもある。前走ダートで3着しているので調子もかなり良さそうである。実績馬が休み明けという状況を考えれば、勢いで勝ってしまうということもありそうだ。
消し 秋華賞で3着といっても3歳牝馬限定戦だけにあまり高く評価しすぎるの危険だと思われる。古馬になってからはオープンでの好走は前走くらいなので、古馬重賞で通用するだけの力を持っているかどうか分からない。重賞ウイナーが多いメンバー構成だけに、実力の違いを見せつけられるということもありそうだ。これまでの実績を考えれば、ちょっと人気になりすぎという感じがするので悪馬に指名した。
アポロノサトリ
(牡4・後藤56)
3人気

悪馬
買い NHKマイルCで4着という実績を持っている馬である。前走のテレビユー福島賞で準オープンを勝っており勢いも感じる。夏はこういう上がり馬が結果を出すケースも多いだけに、勢いで重賞制覇ということも十分にありそうだ。
消し 古馬になってからは短距離での活躍がほとんどである。前走も1200mだったしマイルはこの馬にはちょっと長いかもしれない。それに前走準オープンを勝ったばかりだけに、重賞で通用するかどうかは分からない。3人気というのはさすがに人気になりすぎのように感じるので悪馬に指名した。
アンブロワーズ
(牝5・中館54)
4人気 買い 阪神JFで2着という実績を持っている馬である。その後はスランプに陥っていたが、今年に入ってから調子を取り戻したようで、前走は準オープンをきっちりと勝ちきった。勢いは感じるし、もともとG1実績を持っている馬なのだから、ここで一気に重賞制覇ということも十分にありそうだ。
消し 前走勝っているといっても準オープンでは重賞の裏付けにはならない。G1で2着といっても2歳時の話であるし、古馬重賞の裏付けにするのは危険だと思う。ちょっと人気になりすぎという感じがしてしまう。
シンボリグラン
(牡5・柴山56)
5人気 買い 昨年のマイルCSで3着という実績が光る。高松宮記念で1人気になったこともあるし、G1級の実力はあると思っていい。短距離馬のイメージもあるが、マイルCSで3着なのだからマイルでも強い競馬ができるはずである。このレベルなら勝ち負けしないといけないだろう。
消し 5ヶ月の休み明けというのは大きな不安である。休み明けでいきなり実力を出せるかどうかは走らせてみないと分からないことなので信用は置きづらい。マイルで好走したのはマイルCSだけであり、マイル適性はまだあやしいところがある。やっぱり短距離適性の方が高い感じもする。
インセンティブガイ
(牡6・松岡56)
6人気 買い 昨年は東風Sで強い競馬をしているし、京王杯SC2着、安田記念6着と能力の高いところを見せてくれた。その後はスランプに陥っていたが、前走の米子Sで2着と復調気配を感じる。もともと能力のある馬なのだから、力を出し切れる状態であれば、当然に勝ち負けできることになる。今回は期待していいのではないか。
消し 今年好走しているのは米子Sと東風Sであるが、いずれもオープン特別ということからすれば、オープン特別なら力を出せるけど、重賞だと力を出せない、もしくは実力が通用しないということかもしれない。先行タイプで、気持ちよく走れれば粘れるが、そうでないと惨敗するという感じなので、安定度も期待できない。
ストーミーカフェ
(牡5・田中勝56)
7人気 買い 朝日杯FSでかなりのハイペースで飛ばしながら2着に粘りこみ、そのポテンシャルの高さを見せつけた。その後の活躍を期待されたが、古馬になってからは思ったように成績を残せずにここまできたが、前々走5着、前々走も勝馬から0.5秒差と以前よりは負けなくなってきている。そういう意味では復調してきているといえるし、気性に難のあるこの馬にとってはマイルに距離が短縮されるのはかなり大きなプラスではないか。朝日杯の時のような豪快な競馬を見せてくれるかもしれない。
消し 気性的に逃げることしかできないというのは相変わらずである。そのためにスタミナが切れてしまい。直線では失速するだけという競馬があまりに多いだけに、今回もそうなる可能性は十分だと思う。朝日杯も結局は2歳時の話であるし、古馬になってからは結果を出してないのだから、今回もあまり期待しない方がいいのではないか。
カンファーベスト
(牡8・安藤光57)
8人気

良馬
買い 昨年このレースを勝っているのだから条件は合っている。以前は2000mで強い競馬をしていたが、昨年の走りからも今はマイルの適性が高くなっているようである。天皇賞秋で5着したこともある馬でもあるし、斤量57kgは実績上位の証でもある。これだけ実績のある馬がここまで人気がないというのはちょっと不思議である。なので良馬に指名してみた。
消し 約9ヶ月の休み明けというのは不安としてはかなり大きい。これが3ヶ月くらいなら気にしなくてもいいのかもしれないが、9ヶ月というのはあまりに長すぎるように感じる。年齢も1つとったわけだし、前走と同じ走りを期待するのは酷かもしれない。
ピサノパテック
(牡5・吉田隼56)
9人気 買い
消し
マイケルバローズ
(牡6・柴田善56)
10人気 買い
消し
ゴールドアグリ
(牡3・坂井英53)
11人気 買い
消し
グレイトジャーニー
(牡6・蛯名56)
12人気

良馬
買い 昨年のダービー卿CTで重賞を勝っているという実績を持っていることもあるが、それよりも別定G2の京王杯SCや毎日王冠などでG1級を相手に好勝負していることが凄い。勝ちみに遅いので地味な印象があるが、地力はかなりあると評価しないといけない馬である。この程度のメンバー構成であれば、ダービー卿CTを勝った時のような強い競馬を見せてくれるかもしれない。この人気であれば狙って面白い存在だと思うので良馬に指名した。
消し この馬の問題点は、堅実ではあるが勝ちきれないというところである。G2でも好走することがあるが、かといってG3で常に結果を出しているわけでもない。年齢のせいか今年に入ってからは特に精彩を欠いているようにも感じるし、ちょっとピークが過ぎたということかもしれない。
ヤマニンアラバスタ
(牝6・小林淳54)
13人気 買い
消し
ダイワバンディット
(牡6・北村宏56)
14人気 買い
消し
スクールボーイ
(牡7・小野56)
15人気 買い
消し
センカク
(牡5・石橋脩56)
16人気 買い
消し
ツルマルヨカニセ
(牡7・村田56)
17人気 買い
消し
ロードフラッグ
(騙10・武士沢56)
18人気 買い
消し

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