馬名等 |
良馬or悪馬 |
好材料と不安材料 |
ドリームパスポート (牡5・松岡57) |
当日 8:53現在 1人気 悪馬
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H18皐月賞2着、H18菊花賞2着、H18ジャパンC2着など。
一昨年はG1で3度も連対した強豪馬である。特にジャパンCではあのディープインパクトの2着だったのだから勝ちに等しい評価をすべきである。他に連対を外したG1でもダービー3着、有馬記念4着とレベルの高い走りは常に見せていた。G1級のポテンシャルは間違いないし、未だにG1を勝っていないのが不思議といえるくらいである。
昨年は骨折したこともあり結果を残せずに終わったが、前走の有馬記念では4コーナーでつまづきながらも直線ではとんでもない鬼脚を使って6着まで盛り返した。改めてこの馬のポテンシャルの高さを証明する内容だったといえる。そういう意味では、この時期の別定G2では能力は1枚も2枚も上である。基本的には負けられない一戦となるはずである。ただ、この馬は前走後に転厩しているのが気になるところではある。栗東から美浦に移ったということもあるし、環境の違いや調整法の違いなどで馬がまだ慣れていないというか、ストレスを溜めているという可能性もあるかもしれない。厩舎サイドもこの馬の特徴を掴み切れていないということもあるかもしれないし、うまく調整できていない可能性もある。例年に比べると骨っぽいメンバーが揃ったというのもつらいところで、取りこぼしもあり得そうな感じはある。
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エアシェイディ (牡7・後藤57) |
2人気
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G2を含めて何度も重賞で2着しているように重賞級のポテンシャルは間違いない。前走の中山金杯もきっちりと2着を確保したし、相変わらず堅実である。今回も安定した走りを期待していいと思う。問題は相手関係である。今回は別定G2なので実力のある馬に力負けするということは十分にあり得る。これまで重賞で勝てそうで勝てなかったということは勝負弱いということであるし、実力としても抜けてはいないということになる。ポテンシャルのある馬が実力を出し切れず、結果としてこの馬が上位に台頭してくるということはあるとは思うが、この馬が実力の違いを見せつけるというのは難しいのではないか。最近はマイルを中心に走っていたことからすると、2200mという距離もちょっと長いように感じる。それでも高いレベルで安定しているのは大きな魅力であることは確かであり、勝てないとしても2着3着は十分に期待できる。
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アドマイヤメイン (牡5・田中勝57) |
3人気
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H18ダービー2着、H18青葉賞1着など。
一昨年のダービーで2着した実績を持つ。このときはハナを切って自分のペースに持ち込み、最後はメイショウサムソンに交わされたもののクビ差という接戦を演じた。菊花賞でも速い流れの逃げを自ら作り出して3着という結果を残しているし、G1でも通用するだけの走りは見せている。とにかくマイペースしかも速い流れで逃げた時の粘り腰はかなりのものだけに、ここも一人旅の展開になればかなり期待が持てる。前走のディセンバーSでは4着に負けたが、休み明けだったことを考えれば上々の内容だったとはいえる。一叩きされた上積みは見込めるだろうし、今回は本来の走りをみせてくれるのではないか。しかし、前走オープン特別で4着というのは微妙である。いくら休み明けでもオープン特別ならきっちり勝ってほしい気もする。昨年は良いところなく終わっているので、成長力がないということかもしれないし、気持ちが走る方向に向いていないということもあるかもしれない。そういう意味では一叩きされたからといって走りが変わってくるとも言えないのではないか。マイペースの逃げだと強いとしても、今回マイペースの逃げが打てるかどうかも分からない。ハナを奪えなければそれで終わりという考え方もできる。
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トウカイトリック (牡6・蛯名57) |
4人気 悪馬
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H20万葉S1着、H19ダイヤモンドS1着、H18阪神大賞典2着。
この馬の持ち味は距離が長ければ長いほど威力を発揮するそのスタミナの豊富さである。3000m以上のレースで部類の強さを発揮する馬であり、典型的なステイヤーといえる。そういう意味では2200mという距離はさすがにこの馬には短いという感じはしてしまう。ただ、別定G2で連対したという実績は無視できないだろう。いくらステイヤーといってもそれなりのスピードがなければ、別定G2で連対するというのは難しいはずである。そういう意味では2200mという距離だけを理由に軽視するのはどうかという感じもある。最近は上がりが速い競馬にも対応していることもあるし、中距離の方がかえって上がりがかかってスタミナが生きるということだって考えられる。でもまあ、これまでの実績が3000m以上に集中しているのは確かなので、2200mだとやっぱり不安の方が大きいと言わざる得ない。
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シルクネクサス (牡5・ペリエ57) |
5人気
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重賞で2度連対しているが、オールカマーの時の勝馬はマツリダゴッホだったし、愛知杯の時の勝馬はローゼンクロイツだったように強い相手と好勝負を演じている。昨年のAJC杯でも3着しているように中山2200mと意外と相性が良いということもある。キャリアを積みながら地道に実績を上げている感じもあるし、前走も中山金杯で4着とまあまあの走りをみせている。鞍上がペリエということもあるし、昨年以上の走りを期待してもいいのではないか。でもまあ、重賞で安定して走るようになってはきているが、絶対的な強さまではちょっと感じられない。早めに抜け出して、なんとか2着3着4着に踏ん張っているという感じで他力本願的な好走という感じがしてしまう。今回は昨年よりもメンバーが揃った感じもある。それにムラがあるタイプで走らない時は大きく負ける傾向があるので、安定度もあまり期待できない。
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ブラックアルタイル (騙6・吉田隼57) |
6人気
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前走準オープンを勝ってオープン入りを果たしている。前走が今回と同じ中山2200mだったということもあるし、2着に1馬身以上離したのだから力が違ったということだろう。最近は準オープンを勝ち上がったばかりの馬がその勢いで重賞でも好走するというケースが以前よりは多くなっているだけに、この馬の勢いはけっこう魅力である。とはいえ、昇級初戦というのは不安としてはかなり大きい。重賞で通用するかどうかは走らせてみないと分からないし、昇級初戦で重賞を勝つなんてことはそんなにはない。まして別定G2となればさすがに相手が悪いという感じはする。
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ダブルティンパニー (牡6・吉田豊57) |
7人気
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1000万、準オープンと連勝してオープン入りを果たした。能力が高くないと、準オープンを一発でクリアするということはできないものである。そういう意味では、この馬はまだ底が深い可能性もある。最近はオープン昇級初戦の馬でも勢いで好走してしまうことが多くなっているだけに、この馬の勢いはかなり魅力である。前走はハナを切って逃げ切っているだけに、仮に実力的には少し足りないにしても、ハナを切って自分のペースを作れれば、展開の利ということで逃げ切ってしまうということもあるかもしれない。しかし、前走の準オープンではぎりぎり逃げ切ったという内容だったが、重賞となると決め手のある馬が多くなるだけに、さすがに粘りきれないという感じはする。大物感もいまいちのように感じる。メンバー的にも今年はけっこう揃っているし、やっと準オープンを勝ったというレベルの馬が好走するにはちょっと相手が悪すぎるという感じもする。
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トウショウナイト (牡7・武士沢57) |
8人気 良馬
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H18アルゼンチン共和国杯1着、H19日経賞2着など。
別定G2の日経賞で連対しているし、ハンデ57.5kgを背負ってアルゼンチン共和国杯を勝った実績もある。また、G1の天皇賞春で2度掲示板に載っているように、別定G2で格不足ということはない。近走は結果を残せていないが、ここでも通用するだけのポテンシャルは持っていると考えた方がいいだろう。ハンデ戦だとどうしても重い斤量になってしまうので、別定戦というのもこの馬にはプラスだろうし、距離延長もプラスと考えていいだろう。そろそろ復活があってもいい頃かもしれない。しかし、近走の結果がいまいちというのは問題ではある。実績のある馬でも1度スランプに陥るとなかなか抜けきれないものである。復活できないまま引退する馬も多いし、7歳という年齢からもピークが過ぎたということも考えられる。別定G2ということで相手が強くなっているということもあるし、近走の走りから勢いは感じられない。ここでの復活を期待するのはけっこう厳しいと考えるのが一般的かもしれない。
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メテオバースト (牡7・横山典57) |
9人気
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3歳時には弥生賞3着、皐月賞6着、富士S3着、京阪杯4着とレベルの高い重賞で結果を残した。そういう意味ではもともと持っているポテンシャルはかなり高いと考えた方がいい。4歳以降はオープン特別やダートで好走することもあったが、目立った結果は残せていないという状況ではある。前走のニューイヤーSでも12着に負けているし、復調の気配はあまり感じられない。明けて7歳という年齢からもピークは過ぎたと考えていいのではないか。好走はすべて2000m以下でマイル前後での好走が多いので、2200mは距離が長い感じもある。鞍上が横山典騎手ということもあるし、もともとのポテンシャルは高いということもあるので、何かがはまって一発かますということも考えられるだろうが、この条件でそれを期待するのはけっこう厳しいだろう。
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メイショウレガーロ (牡4・柴山56) |
10人気
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前走の中山金杯で3着と好走した。休み明けだったことを考えれば上々の結果だったと言える。もともと弥生賞4着、皐月賞5着という実績を持っていたのだから、このくらい走って当然という考え方は十分にできる。休み明けを一叩きされた上積みも見込めるし、さらに走りが良くなることも考えられる。明け4歳だからさらなる成長も期待できそうだ。そういう意味では別定G2でも好走を期待していいかもしれない。とはいえ、実績が中途半端という感じは否めない。弥生賞と皐月賞はしょせん3歳限定戦であるし、前走の中山金杯もハンデ戦だったうえに、うまく逃げることができたのが大きかった。それでやっと3着なのだから別定G2ではまだ力不足と考えていいのではないか。距離延長もどうかという感じがするし、今回はさすがに相手が悪いという感じもする。
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シルクフェイマス (牡9・四位57) |
11人気 良馬
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H18AJC杯1着、H16宝塚記念2着、H16京都記念1着など。
数年前のG1で天皇賞春3着、宝塚記念2着、有馬記念3着というハイレベルな実績を残している。何せタップダンスシチーとゼンノロブロイを相手に好勝負していたのだからこの馬のポテンシャルは半端ではない。2年前のこのレースを勝っているので条件も合っている。この馬の実力を出し切れるのであれば勝ち負けは必至のはずである。しかし、問題は以前のような実力を発揮できるのか?ということである。約1年半の休み明けということを考えれば、いきなり好走するのは難しいと思われるし、ましてこの馬は明けて9歳である。ピークは過ぎており以前のようなポテンシャルはもうないということだって考えられる。G1で好走していた頃は強かったが、徐々にG1では結果を出せなくなっていたことも考えると、ここで以前のような強さを求めるのは酷のような気もする。意外に鉄砲は得意なタイプなので、リフレッシュ効果が大きく、かえって強い競馬をするということも十分に考えられるが、長期休養明けというのは一般的には不安の方が大きいものだろう。
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サンバレンティン (牡7・石橋脩57) |
12人気
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H19七夕賞1着、H18福島記念1着。
重賞を2勝しているのはけっこう凄いことである。実績から考えれば別定G2で通用しても不思議ない存在とはいえる。2000mで実績があるから距離適性も問題ないし、時計がかかる馬場を得意としているので、この時期の中山コースも合うのではないか。しかし、重賞2勝といってもいずれもローカルの福島でのものだけに、別定G2となるとさすがに役不足という感じは否めない。前走の鳴尾記念でも10着に負けているし、中央場所のレベルの高い重賞では実力不足と判断したくなる。重賞を勝つときは、一発かました、という感じだったので、前走惨敗でも巻き返してくるということもあるかもしれないが、ふつうに考えればここは相手が強すぎると判断したくなる。
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ドリーミーオペラ (牡6・勝浦57) |
13人気
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前走準オープンで5着に負けていることを考えれば別定G2でさらに上を目指すのはかなり厳しいと考えるべきである。だいたい前走の5着も道悪に恵まれてのものである。そんなレベルの馬が別定G2に出走してくること自体理解できない。陣営としては能力は高く重賞でも通用すると思っているようだから、もしかしたら重賞のような厳しい流れの方がかえって折り合って本当の能力を出し切れるということもあるかもしれないが、まあその可能性はかなり低いと考えるのがふつうだろう。
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ブリットレーン (牡9・横山義57) |
14人気
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オープン入りしてから2年以上あまり休むことなく走ってきたが、これといった結果は特に残していない。強いて言えばアルゼンチン共和国杯4着であるが、それも2年前の話だしハンデ53kgと軽量であった。ここ3走は2桁着順ばかりで勢いも感じないし、明けて9歳という年齢からも徐々に力は落ちていると考えるべきだろう。こういう状況で別定G2での巻き返しを期待するのはあまりに酷である。さすがに好材料を見いだすことができなかった。
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チェストウイング (牡7・田中博57) |
15人気
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一昨年はアルゼンチン共和国杯4着、ステイヤーズS3着、昨年は東京競馬場グランドオープン記念3着、オールカマー4着とまあまあの実績は残している。別定G2で2度掲示板に載っていることを考えれば、今回もまったく通用しないレベルではないとは思われる。しかし、前走のステイヤーズSで9着、前々走のアルゼンチン共和国杯で15着ということをはじめ重賞では惨敗することの方が多いことを考えれば、重賞で常に好走できるというレベルの馬ではないと思われる。ステイヤーズSは3600mの距離が良かったのだろうし、オールカマーは3着といっても前3頭とは決定的な差をつけられている。少なくても「強い」という印象は持てなかった。何かに恵まれれば掲示板くらいは走れるけど、そうでなければ惨敗に終わるということなのだろうから、馬券圏内を期待するのはあまりに厳しいと考えるべきではないか。
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ゴーウィズウインド (牡9・今野57) |
16人気
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H17みなみ北海道S1着。
昨年の目黒記念で5着に好走している実績を持っているし、みなみ北海道Sでは2年連続で連対を果たしているのだからまったく通用しないというレベルではないとは思われる。しかし、目黒記念はハンデ戦で斤量にかなり恵まれていたし、みなみ北海道Sはローカル開催のオープン特別である。前走のステイヤーズS、前々走のアルゼンチン共和国杯と惨敗を喫していることからも、別定G2のレベルにある馬はとは思えない。明けて9歳ということからも上積みも期待できないだろうし、今回は苦戦必至と考えるのがふつうだろう。
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