馬名等 |
良馬or悪馬 |
好材料と不安材料 |
マイネルチャールズ (牡3・松岡57) |
前日 21:44現在 1人気
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H20弥生賞1着、H20京成杯1着など
前哨戦となった弥生賞を勝ったことはもちろんであるが、京成杯、ホープフルSも勝っており、なんと中山2000mで3連勝中というのはあまりに凄いことである。弥生賞では先行して抜け出すという完勝だったし、京成杯では馬群に飲み込まれそうになるところを根性でこじ開けて勝つという芸当もみせている。着差はいつも僅かではあるが、それでも抜かせないというのがこの馬の持ち味である。条件は間違いなくベストといえるだけに、中山2000mなら負けられないという気持ちが強いはずだ。不安点としては、やはり着差が僅かだったことである。抜けて強いという印象がいまいちであり、G1のようなメンバーが揃うようなレースになると取りこぼす可能性も十分だと思えてしまう。人気になるだろうから正攻法の競馬しかできないだろうから、玉砕覚悟の戦法をとった馬に脚をすくわれるということもあるかもしれない。マークされる立場というのもきついのではないか。皐月賞を1人気で勝つと言う場合は、ディープインパクトやアグネスタキオンのように、圧倒的な実力差がないと勝てないものである。
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ブラックシェル (牡3・武豊57) |
2人気 悪馬
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前走の弥生賞で2着して権利を確保した。もともと素質の高さを評価された馬でほとんどのレースで1人気に推されている。まだ本当の実力を出し切っていない感じもするだけに、この本番でこの馬の本当の力を見せてくれるのではないか。鞍上の武豊も3回目でこの馬の特性をつかんだだろうからうまく持ち味を引き出してくれるのではないか。とはいえ、結局は重賞を勝っていないわけだし、マイネルチャールズには2回負けている。少なくてもマイネルチャールズとの勝負づけは終わったと考えていいのではないか。きさらぎ賞で7着に負けていることからすれば、人気ばかりが先行しているだけで、本当は重賞を勝ちきるだけの力がないということかもしれない。
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ショウナンアルバ (牡3・蛯名57) |
3人気
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H20共同通信杯1着
共同通信杯で重賞を勝っている。好位から抜け出すという強い競馬だっただけに、ポテンシャルはかなり高いと思っていいだろう。前走のスプリングSは掛かってしまい、向正面で先頭に立ってしまうというまさかの展開だったにもかかわらず、3着に粘ったのだから、負けてなお強しと言える内容だったと思われる。共同通信杯では折り合ったのだから、なんでかんでハナにこだわるタイプではない。あるいは今回は思い切って最初からハナに立ってしまいそのまま押し切るという展開も考えられる。とはいえ、前走の暴走は不安としては小さくはない。今回も同じように暴走してしまえば、そのまま押し切るというのはかなり難しくなる。勝っているのは共同通信杯だけなのだから、本当にポテンシャルが高いかどうかもわからない。
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スマイルジャック (牡3・小牧太57) |
4人気
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H20スプリングS1着
なんといっても前走のスプリングSを勝ちきったのは大きい。TRを勝ったのだから当然に今回もチャンスということになる。これまでもオープン特別や重賞で2着するなど高いレベルで安定した走りを見せていたように安定度もかなり高い。小牧太騎手も完全に手に入れた感じもあるし、本格化した印象が強い。このまま本番も勝ってしまいそうな雰囲気が十分にある。ただ、スプリングSは前残りの展開に恵まれた感じもする。暴走したショウナンアルバが残ってしまうくらいだから、先行有利だったことは確かだと思う。これまでも大きくは負けないものの、500万特別でも3着に負けることもあったくらいだから、抜けて強いという感じはしないし、相手なりに走るタイプなのかもしれない。G1だと5着前後に終わるというタイプのような気もしてしまう。
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キャプテントゥーレ (牡3・川田57) |
5人気 悪馬
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前走の弥生賞で4着というのは微妙すぎる。休み明けだったことを考えれば、一叩きされた上積みで十分に巻き返せるという考え方もできるし、いくら休み明けでも4着は中途半端であり、底を見せてしまったという考え方もできる。朝日杯FS3着というのも同じく微妙であり、通用しそうな感じもするが、G1級というほどの器はないという感じもする。少なくても抜けて強いというレベルでないことは確かだろう。2000mがこの馬には長いのかどうかも判断しづらいところである。
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レインボーペガサス (牡3・安藤勝57) |
6人気
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H20きさらぎ賞1着
前々走きさらぎ賞を勝っているが、このとき後にスプリングSを勝ったスマイルジャックに勝っているだけに、この馬のポテンシャルもかなり高いと考えていいだろう。前走はちょっと仕掛けが遅かったということらしいし、巻き返しの余地は十分にあると思われる。鞍上が勝負強い安藤勝騎手というのも心強い。ただ、前走のスプリングSで7着というのはさすがに負けすぎという感じは否めない。きさらぎ賞の時がピークで調子が落ちているということかもしれないし、気性的にムラがあるのかもしれない。もともとダートで走っていた馬なので芝でのキャリアが少ないというのも予想する方としては判断に困るところであり、強いのか弱いのか判断しづらいところがある。
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タケミカヅチ (牡3・柴田善57) |
7人気
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H20共同通信杯2着、H19デイリー杯2着など
弥生賞で3着して権利をとった。これまでも重賞では、デイリー杯2着、シンザン記念4着、共同通信杯2着など、高いレベルで安定した結果を残しており、重賞級の実力は間違いない。ただ、なかなか勝ちきれていないことからすれば、だいたい底は見せてしまっている感じは否めない。決め手はそれなりにあるから展開一つで勝ってしまうこともあるかもしれないが、地力で勝ちきるほどの力はないような感じがしてしまう。
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ノットアローン (牡3・藤岡57) |
8人気 良馬
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前走の若葉Sを勝ち権利をとった。果敢にハナをとるとそのまま押し切ったのだから強い競馬だった。小倉の2000mも勝っているように小回りコースで先行してそのまま押し切るというのがこの馬の得意パターンのようである。そういう意味では中山2000mも合っているかもしれない。前走は逃げて結果を出しているので、今回も逃げる可能性も十分である。もし逃げるのであれば展開が味方するということもあり得る。とはいえ、共同通信杯10着、アーリントンC4着と重賞で馬券に絡んだことがないことを考えれば、重賞では実力不足という感じがする。若葉Sはレベルが低かったから勝てただけでG1だと厳しい戦いになるのではないか。有力馬に先行タイプが多いというのもこの馬にはきつい。
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フサイチアソート (牡3・横山典57) |
9人気
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H19東京スポーツ杯1着
デビュー戦を勝った後にいきなり重賞の東京スポーツ杯に挑んだが、そこで鋭い決め手を見せて見事に勝ちきってしまった。2戦目でこれだけの競馬をするのだからかなりの素質馬だと考えていいだろう。その後はクラシックを目標に休養に入り、前走の弥生賞で復帰したわけであるが、まさかの12着という大敗を喫した。でも、スタートで後手を踏んだということもあるし、勝てないと分かった時点で横山典騎手が無理しなかったということもあると思う。一叩きされた上積みは大きいだろうし、今回はきっちり巻き返してくることも十分に考えられる。とはいえ、前走の弥生賞で12着というのはさすがに負けすぎという感じはする。東京スポーツ杯もレベルが低かっただけということも考えられるし、G1で通用するだけの実力はないということも考えられる。東京コースでしか走らないということもあるかもしれないし、とにかく12着からの巻き返すというのは常識的にはかなり厳しいものである。
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ダンツウィニング (牡3・池添57) |
10人気
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若葉S2着で権利をとった。ノットアローンには僅かに及ばなかったものの、3着以下には1馬身以上離しているだけに、それなりに評価していいとは思う。この馬の魅力は2400mで1勝しているようにスタミナがあることだと思う。スタミナが必要となる展開になればチャンスはあるかもしれない。とはいえ、前々走のすみれSでは3着に負けているわけだし、前走の若葉Sはメンバー的にレベルに疑問が残る。ここまでの実績を見る限りでは、さすがにG1では実力不足という感じがしてしまう。
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フローテーション (牡3・内田博57) |
11人気
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前走のスプリングSで2着している。勝ったスマイルジャックとタイム差なしの勝負だったし、3着のショウナンアルバには1馬身以上離したのだから内容としては高く評価できる。もともと萩Sでオープンを勝っていた馬ではあるし、叩かれ2戦目で馬が良くなっていたということもあったと思う。直線での切れ味はなかなかのものだったし、本番に向けて良い競馬だったといえ、今回はさらに良くなっていることを期待してもいいのではないか。とはいえ、コースロスのないインコースを通っての結果だけに、うまく流れが向いたという感じがしなくもない。ラジオNIKKEI杯とすみれSで掲示板にも載れなかったことからすれば、あまり大物感は感じないし、G1ではちょっと格不足という感じがしてしまう。
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スズジュピター (牡3・後藤57) |
12人気
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朝日杯FSで1人気に推されたほどの馬である。このときは、先行馬有利の展開だったことを考えれば、後方からよく5着まで伸びてきたという評価はできる。そういう意味ではポテンシャルは高くG1を勝てるだけのものをもっているということも十分に考えられる。とはいえ、前走の弥生賞で6着というのは負けすぎという感じは否めない。2000mの実績もないので距離適性の裏付けもない。朝日杯も結局は5着に負けているわけだし、そもそもG1級の器ではないということかもしれない。ただ、弥生賞は休み明けということを考えれば6着でもそんなに悲観する必要もないという考え方もでき、底を見せたとも言い切れないのも事実だけに、巻き返しの余地はあるとは思う。
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ドリームシグナル (牡3・吉田隼57) |
13人気
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H20シンザン記念1着
京王杯で2着、朝日杯で4着して挑んだシンザン記念で最後方からの競馬で全馬を差し切ってしまった。あれだけ豪快な競馬ができるのだから力が違ったと評価していいと思う。これによりクラシックの有力候補となったわけであるが、前走のスプリングSではまさかの6着に終わった。レース間隔が開いていたとはいえ、掲示板にも載れなかったというのは、さすがに問題ではないか。もしかしたら、マイルまでの馬なのかもしれない。だとすれば、2000mの今回もチャンスはないということになる。朝日杯で4着に負けているということは中山コースとの相性が良くないのかもしれない。シンザン記念のレベルが低かっただけということも考えられない。ただ、本番のために余裕残しの仕上げだっただけで、本番ではきっちりと巻き返してくるということもあるかもしれない。
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サブジェクト (牡3・岩田57) |
14人気
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H19ラジオNIKKEI杯1着
昨年のラジオNIKKEI杯を勝っているのは魅力である。クラシックの登竜門と言われるレースであり、このレースで好走してクラシックを勝った馬はけっこう多い。ただ、この馬の場合は、その後共同通信杯で9着、毎日杯で11着といずれも惨敗している。朝日杯FSも13着に負けているわけだし、今年のラジオNIKKEI杯のレベルが低かったと考えるのが妥当なのかもしれない。
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レッツゴーキリシマ (牡3・幸57) |
15人気 良馬
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朝日杯FSで2着した実績を持つ。先行して早めに抜け出すとかなりしぶとい走りをする馬である。朝日杯でも低人気を覆して好走しているように、前走負けていることはあまり気にしなくていいと思われる。今回もまた朝日杯の時のようにあっと言わせる好走を見せるかもしれない。とはいえ、きさらぎ賞4着、スプリングS9着ということからすると、さすがに底を見せてしまったように感じてしまう。朝日杯では好走していることからすれば、距離適性がマイルまでということかもしれない。決め手があるというタイプでもないし、前走の9着から巻き返すというのはけっこう厳しいのではないか。
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スマートファルコン (牡3・福永57) |
16人気
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H20ジュニアC1着
ジュニアCでは後方からの競馬で一気の追い込みを決めているだけに、決め手はかなりあると考えていい。近走は結果を出していないが、こういうタイプは展開一つで突っ込んでくる可能性があるだけに、そういう魅力は十分である。ただ、共同通信杯とアーリントンCでは完敗していることを考えれば、ジュニアCはオープン特別だったから勝てたが、重賞では力不足と考えるのが自然かもしれない。マイルを中心に走ってきたので2000mの距離適性もわからないし、ここでの巻き返しは期待するのはけっこう厳しいかもしれない。
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ベンチャーナイン (牡3・武士沢57) |
17人気
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京成杯で2着という実績を持っている。このときはマイネルチャールズにクビ差まで詰めており、内容としてはかなり高い評価していいと思う。それにほぼ最後方の位置から直線だけで2着まできたのだからこの馬の決め手はかなりのものである。弥生賞とスプリングSは惨敗に終わっているが、こういうタイプは展開一つなので、前崩れの展開になれば一気に突っ込んでくる可能性はありそうだ。でもまあ、弥生賞9着、スプリングS11着というのはさすがに負けすぎという感じはする。調子を落としていると考えるのが自然かもしれない。これだけのメンバーが揃うと中団の馬も含めてすべて総崩れというのは考えづらいだろうから、直線だけの競馬で馬券圏内まで突っ込んでくるのは難しい感じもするし、そもそも前崩れの展開になる可能性も低いような気もする。
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オリエンタルロック (牡3・武幸57) |
18人気
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H19札幌2歳S1着
ここ3走すべてが2桁着順というのはあまりに痛い。ふつうに考えれば、底を見せてしまっていると考えていいのではないか。ローテーションとしても厳しいし、大きな上積みも考えづらい。さすがにここで巻き返すというのはかなり厳しそうだ。ただ、そうは言ってもこの馬は札幌2歳Sを勝っている重賞ウイナーである。ポテンシャルが高いから重賞を勝てたわけだろうから、近走はまじめに走っていないだけかもしれない。もし、まじめに走れば強い競馬をするということも考えられる。まあ、そういう可能性も否定はできないというレベルの話ではあるが・・・
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