もともとは、10年くらい前くらいから、オーディオで、ケーブルによる音質の差が話題になったんでしたっけ。6N-OCC(6Nってのは純度が99.9999%という意味です)だとかなんだとか。
結論から先に書いとくと、確かにケーブルで音は変わります。オーディオだったらCDプレイヤを変えたくらいの効果はあるとおもいます。楽器だとどうでしょう?これまた、楽器の出力インピーダンスと、ケーブルの線間容量で変わるんです。一般に高いケーブルほど線間容量が小さいものが多く、高いものほど高音が抜けると思います。
楽器の出力インピーダンスが低い方がハイが落ちづらいんです。某○x-Proさんのケーブル(僕も使ってます)で50pf/mだったか100pf/mだと思うんですが、これが600pfとか1200pfになるあたりから10kHz近傍でかなり差が出てきます。-3dB位かな?前に英語で書いた物があるので、そいつを参照してください。 中でテキストで書いたグラフやら回路が出ますけど、固定ピッチのフォントで見てください。NS4.0でご覧の方は、表示-文字コードセット-欧米と選択されると良いと思います。IEは僕は使ってないので良く分からんのですが。
で、こっから説教臭くなるんですが・・・楽器を変えたり、ケーブルを変えたりして、確かに音は変わるんですよ。高い楽器ほど大体音は良いし。僕は商売で楽器弾いてる訳じゃないので、最低限満たすべき品質ってのはないんで、もうこれは行く所までお好きにどうぞ、という世界なんです。ハードウェア的には。
中には、そんなハードウェアの話じゃなくって、練習したら?っていうのもこれまた至極。われわれのようなアマチュアに取っては、そういう練習ってのが一番重要かつ効果がある音の改善ではあると思います。が、楽器ってのも持っててなんか違和感があったりするんじゃ気持ち良くは弾けませんからね。なんで、練習とモノへのこだわり、その両方を適度に持つ、ちうのが必要ではないでしょうか・・・とまとまったところで、この話はおしまい。
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