PENTAX LXお手入れ日記

マニアにボーナスとは良く言った物で,ここんとこ,ベースなりカメラなりに投資してばかり。
そんな最近の自爆が,掲題のPENTAX LXなのである。なぜ,お手入れ日記なのか,まずは読んでいただきましょう!

ここで,若干の悩みが。というのは,書く順序なのである。常連の方だけが見てくれるのなら,新しいのを上に,古いのを下にという順序が良いのだが,初めて来た人には順序を追っているほうが明らかに良いと思える・・・うむ。ということで,インデックスを本文前に新しい順に入れ,本文は日付順ということにしましょうか。

2000/05/24 あっという間に修理完了
2000/05/15 レンズ落下!
2000/05/01 修理が終わった FA-1W を引きとってきました
2000/04/27 また壊れました ;_;
2000/03/11 修理完了!
2000/03/03 ちょっと書きこむのが遅くなったけどM35/2.8をオーバーホールに
2000/02/13 とりあえず電池はまだ持っているぞ!しかし・・・
2000/02/09 再受け取り
2000/01/30 再修理
2000/01/27 受け取り
2000/01/25 修理完了通知
2000/01/17 Pentax forumより電話
2000/01/11 渋谷に買い物に出る
2000/01/08 Pentax forumにて
2000/01/02 Pentax LX中古購入


2000/1/2
この日,僕は韓国のソウルに居た。1999/12/23-2000/1/4という,これまででもっとも長い韓国旅行の最中だったのである。天気は小雪ちらつく曇り,雪が上がると共に風が強くなってきた日だった。

この日に先立つこと数日前,ソウル駅にセマウル号(韓国の超特急。ちなみに僕は鉄ちゃんじゃないので,あまり鉄道はわかりません。)の切符を買いに行くときに,南大門のそばで「PENTAX/TOKINA」という看板を上げたカメラ屋を見つけてしまったことに端を発している。

僕にとって,カメラというか,写真は相当新しい趣味である。2年前には絞りとシャッターの関係もわかってなかったと言っても良いくらい。旅行を契機に写真に興味を持ち,デジカメから銀塩に移って来た次第である。そこで一眼レフを手にするわけだが,スペックなども読めないし,自分がどれだけ興味を持ちつづけられるかもわからないから,ブランドなんてはっきり言ってどこでも良かった。ニコンでもキヤノンでもミノルタでもペンタックスでもライツライカでもローライでもハッセルでもフジでも。

そこでキヤノンにしたのは,個人的な友人知人が一番多かったため。New KissにするかEOS55にするか迷い,ここでは金銭的な理由からNew Kiss にしてしまう。その後,色々の紆余曲折を経て,EOS-3とEOS 5に行きつき,常用フィルムがネガのISO400からRDP II(Provia 100)になる。道具一揃いを持って帰省したときに,親父が「もう俺はカメラも引退するから,これ,やる」といって手渡されたのが,PENTAX Program A + SMCP-A 28/2.8 という組み合わせ。

MF機,プログラムAEの初期の機械で,シャッター速度ボタンがちょっと粘っているものの,動作に問題はなく(本当に綺麗なもの),EOSシリーズに比べて明らかに小さいそのカメラは僕の中で「あー,こりゃ,出張とかにカバンに入れていくのにいいかも?」などと不謹慎な気持ちを抱かせるのに十分なきっかけとなった。

シャッタースピードが1/1000"まで,露出補正が1段単位クリック(内部は1/3段単位らしいが・・・)で,ネガならISO400は速過ぎるし,リバーサルなら露出補正1段単位は大雑把すぎ。かくして,PENTAXで,MF機で,露出補正が1/3単位で出来て・・・ということで,すぐにLXに行きついてしまう。しかし,ネックはそのお値段。新品で買うくらいなら,EOS用のレンズを買うほうが写真を撮るのには僕の役に立つ気がする。(大きさを除けば,EOSで僕にはなんら問題はない。多分,ニコンやミノルタにはもう行けないんじゃないか?)

それで,中古でペンタックスのMFレンズを集めつつ,LXの中古をそれとなく探し始めてしまったところで,偶然ソウルのカメラ屋で,かなり日本の相場より安いブツにお目にかかってしまった訳である。

こういうものは,出会い頭というか,見つけたときが買い時なのである。楽器購入に似たところであり,はっきり言って恐いが,それでもありったけの自制心を働かせて,その場では「1月になったらまた来るかも」と言い置いて,旅行を続けた。

地方を回るうちに「ソウルに戻ってあったら,あれは僕が買うべきカメラなのだなのだなのだ」という考えがフィードバックして発酵してしまい,十分に醸成された決心をもって,この1月2日に,中古のLXを購入してしまった訳である。

この日,現地の知り合い(になったばかりの女性)にモデルもどきを頼んで,ソウル市内で写真を撮る約束をしており,購入後フィルムを装填するも,さすがにポートレート撮りに使うのは恐いので,夜景を手持ちで撮るべく,SMCP-M50/1.4を付けて夜の東大門エリアを闊歩する。おや?たまにミラーが返らないぞ。あれ?ロックしても露出計(AE)が動いてるような・・・と,中古カメラに慣れていない僕は買った後で,電池を入れて数時間使って初めて気づくような問題点を発見していったのであった。


2000/1/8
購入したときに,現地のカメラ屋で新しい電池を入れてもらっていたにも関わらず,帰国後すぐにシャッターが切れなくなり,電池を交換する。おかしい。あきらかに電池を食いすぎである。色んな考えが頭をよぎり(笑),とりあえずペンタックスのサービスで点検してもらうことにする。

その前に,いくつか,このボディについて紹介した方が今後のために良いかもしれない。1980年に登場したLXは,初期型,前期型,後期型(前期後期って,もうモデルが作られていないようであるが,れっきとした現行機種である)におおまかに区分される,マイナーバージョンアップが施されている。僕が手にしたのは,最も初期型の一台らしい。特徴として

などなどの点がある。そのかわり(?)僕が手にした個体には以下の特徴がある。 そう考えると,僕の前のオーナーの一人は,日本でありったけのオプションをつけようとしたのではあるまいか,とさえ思ってしまう。中古市場あるいは闇市場がメインであった韓国にどうやって渡っていったのかはわからないのだが。

すぐにわかる問題点として

などが,あり,さっそく新宿西口に赴く。

シャッターなどの動作については問題無し。ただし,ミラーのモルトが腐食しており,即交換される。1080円。
スクリーンとホコリに付いては交換するしかないと言われる。(スクリーンのキズなら良いのだけど・・・シャッタースピード等の表示スクリーンだと面倒そう)
電源については・・・ずっと,電源が切れなかったのだがタイマーが動作するようになり,ちょっとほっとしていたところであったが,戻ってきたLXからは電池が外され,「バッテリーが無くなってますので抜いておきました」といわれる。そこで,「1週間で2セット目です」といい,チェックしてもらうが,問題はないといわれる。うむむ・・・
ファインダーの絞り直読窓は,なぜか白黒リバースで見えているんだが,こんなもんなのか?「レンズなどがずれているかもしれません。時間がかかりますが・・・」といわれ,預けることにする。他の手としては,FA-2などの新品ファンダーを買うことも出来たが,まぁ,良いか。

ついでに,戻してもらう前に電源のなぞをもう一度チェックしてもらうこととする。


2000/1/11
旅行で撮ったリバーサル27本,まだ現像にだしてなかったため,青山の堀内カラーに持参するも,当日渡しの時間を過ぎており,翌朝渡しとなる・・・これでは,電車代を考えると増感5本ではあまり安くあがらんのだが^_^;;まぁ良いか。本数が多いので10%引きがあるし。

戻り道,渋谷で寄り道して,小物を買い出す。

ちなみに,ボディキャップ,リヤキャップを探すも,在庫が無かった。また今度にしよう。

前ページにもあるが,現在レンズは,A28/2.8, M35/2.8, M50/1.4, M135/3.5, M40-80/2.8-4の5本。あと100mm前後があれば,とりあえず僕にとってのPENTAXは終わりになりそう。M42は・・・深そうなのでやめときます,多分。100mm前後の欲しいレンズとしては,TAMRONの一つ前の90/2.5マクロあたりが良いかな。まぁ,そのうち。

LXが戻ってくるのはまだしばらく先のことなので,それまで,Program Aでレンズに慣れておこうと思う。


2000/1/17
ペンタックスから電話あり。ファインダーの修理は上記の通りなんだけど,ついでにやってもらっていた電源のチェックは現象再現せずとのこと。まぁ,良いか。しかし,ミラー周りに不具合がみつかり,ユニットの交換他で25000円かかるんですと。まいった。結局頼んじゃったが,ここまで投資したらもう使い倒すしかないねぇ。
実際,上で出したスリーブ,一本は買ってすぐにLXで撮ったものなんだが,2コマ,ミラーが戻らなくて真っ白に露光されているもの(隣コマにも影響あり)が・・・
しかし,これで直らなかったらどーする?

2000/1/25
ペンタックスから修理完了の電話あり。
費用は,29500円+消費税なり。27日に受領予定なるも・・・いや,高くついた。27日は受領後そのまま新大久保に行く予定で,復活なったLXは,またも韓国語に染まった町を撮影することになりそうな気がする。
さらに,LXについていたレンズを某オークションに出していたのだが,8750円にて落札。出していた方が綺麗なんだが・・・まぁ良いか。
先日の写し比べの結果があるので,Program Aとレンズを持参するかどうかもまだ悩み中なるも,多分ペンタックスフォーラムに着くのがちょっと遅い時間になりそうなため,検査まで出来ない可能性もあり,これは日曜日に行くことになるかもしれない。

2000/1/27
この日,韓国語&日本語のレッスンを交換しているCSH君と約一ヶ月ぶりに会う(風邪で延期していたのだ)約束をしていたが,頼んで渋谷から新大久保へと場所を変更してもらう。待ち合わせに先だって新宿のPENTAX FORUMにより,修理が上がったLXと実に約3週間ぶりにご対面。修理明細でも写してみようか^_^;; と,まぁ,半分以上が工料なんだよね。まいった。まぁ手作りカメラに近いから仕方ないか・・・

電池が入っていなかったのでその場でレリーズはできなかったが,帰宅後試してみたところ動作がシャキとした気はする。
ただし,露出補正のダイヤル,回し心地が固くて,なんか異様な感じも。まえはここにガリが浮いていたのかな。

待ち合わせは新大久保駅前のマクドナルドの2F。ペンタックスフォーラムは6:30までの営業なので,その後即移動したら,約束の7:30よりも相当早くたどりつく。ハンバーガーセットを注文して2Fへ。買っておいたアイカップを取りつけ,さらにペンタックスフォーラムで購入したストラップピンつきグリップを装着。さらにスクリーンも交換してしまう。電池を入れるが,カメラを購入後,一番取られることが多いであろう珈琲カップの写真を撮っても仕方ないのでフィルムは装填せず。

絞り窓(レンズにある絞りリングの数値を読む窓)もすっきりで,こりゃええ感じ。週末,フィルムを入れて何か撮りに行こうか。


2000/1/30
ということで,29日の土曜日,バンドのリハに行く直前に富士のISO100のネガを入れ,お手軽撮影モードにして,近所のコンビニに行きがてら一枚ぱちり。シャッター音も軽快かもしれない。結局リハのスタジオでは一枚も撮影せず,帰り道に何枚かシャッターを切る。当然のことながら夜道なので,そんなに早いシャッターは切れない。5,6枚も撮ったところだったか,ファインダー内の指針が点滅をはじめる。カラータイマーのようだが,LXではこれが電池切れ警告なのである!

「なんだー!直ってないやんけー!」

アパートのドアの前について,電池蓋を開けてみる。ボタン電池(SR44二つ)の+側がふっくらしている。これは消耗した証拠である。何がどうなっているのかはわからないが・・・ロングシャッターを切るとまずいのか???(電流流れすぎ?)

ちなみに,酸化銀電池は二つで800円はするのである。それが2日しかもたないとすると・・・一年使うためには180セットが必要,ということは単純に考えて144,000円(爆)。さすがにこんなに電池を使うのなら,僕は新品のLXボディをゲットするぞ!

ということで,日曜日,通いなれた(笑)ペンタックスフォーラムへと向かう。新宿西口を出て右手にまっすぐすすんだところなのだ。近所にはキヤノンの01ショップもある。

受け付けの女性は先日受け取りの際に対応してくれた方(ちょっとベテランの方)。覚えていてくれたかもしれない。電池消耗の表示を確認してもらい,症状を確認してもらう。

とりあえずチェックはしてもらうが,預かりで,2月9日頃になるとのこと。今度は開腹手術となったとしても,B機種工料のうちの分解清掃代はかからないと読んでいる(だって,症状訴えてたのに,開腹するときに気づかずにしめちゃってるんだもん)。

ということで,このLXお手入れ日記は続くのであった・・・今日の入院:M50/1.4とボディ,ファインダー。

にも関わらず,本日,49mm径のフィルターを二つ(PLとFL), それから58mmのメタルフードと49->58mmのステップアップリングを購入。LXを使う準備だけは進んでいるのに肝心の本体がだめとは歯がゆいことであるよのう。


2000/02/09
昼間会社からペンタックスに電話をかけ,修理が出来ていることを確認する。なんと,修理代はただということである!ラッキー。無料と聞いて修理内容が心配になり,一応確認すると基板交換と各部点検とのこと。うーむ,ありがとう,ペンタックスさん!
6:30には閉まってしまうペンタックスフォーラムに向かい,物を受け取る。今回は同時に裏ブタ交換も頼んでいたので,裏ブタの分の代金だけを払う。(2050円+税金)一応LR44電池を二つ,駅の売店で購入して持参していたのだが,なんと今回は電池まで付けてくれているではないか。ラッキー!
念のためにフィルム(400のネガ)を持参してあったのでさっそく試写すべくフィルムの装填に向かおう・・・としたが,アイカップを持ってくるのを忘れ,西口ヨドバシで購入(135円)。視度補正をしているのでこれがないと見づらいことこの上ないのだ。
ヨドバシの向かいのマクドナルド3Fにて,フィルムを装填する。きっとこの席でこうやってフィルムを装填して,マクドナルドの使い捨てカップを写した人も少なくはないとは思うんだが,敢えてそれはしなかった(苦笑)。

とにかく,あと2,3日は経ってみないと電池の消耗はわからないのである。なので酸化銀電池じゃなくて,消耗が早いアルカリマンガンのLR44にしておきたかったというのもあるんだけど・・・まぁ,とにかく,あと2,3日,待ってみます。


2000/02/13
実は,電池を入れて丸二日後にあたる2月11日,東京のホテルニューオータニで開かれたEOS-1Vの製品内覧会に行って来た。バッグの中にはEOS-3と,それから50/1.4を付けたLXが入って居たのだが,とりあえず電池はまだ持っているので,基板交換は利いたと言う事だろう。めでたしめでたし。

それで,12日の土曜日は久々にカメラをもってお散歩にでかける。付けたレンズはM35/2.8というコンパクトなレンズで,もう一台持って出かけたEOS 5+135/2なんてのと比べると異様になりが小さい(苦笑)。レリーズしていて,レリーズの度に,毎回一瞬だけ「LT/B」(長時間・バルブ)のインジケーターが点灯することに気づく。あれ?と思いつつ,なにかの拍子に絞込みしてみると,ファインダーが暗くなるのが遅い,というか,一瞬のラグがあって,徐々にブラックアウトする感じなのである。

レンズを外し,絞り込みのレバーを指で操作するが,やはり反応が悪い・・・絞り羽が渋いようだ。まいった。これも修理に出さねばだめか?(このレンズで撮って,オーバー気味に出ていたのは,このためかもしれない・・・開放でも若干明るさに差はあったのだが。)

一つ治ってまた次入院・・・中古カメラは金がかかる。


2000/03/03
上記の絞りが渋いM28/2.8,実は先日(2月26日),ペンタックスに持参してオーバーホールを依頼したのである。見積もりは7000円〜20000円。どういうこっちゃい,20000円とは!その修理が終了するのが今日なのであるが,夕方に受け取りに行く予定。ああ,最近無駄遣いが過ぎるな。
この終末はリハ一つ以外予定なし。久々にカメラをもったお散歩にでも行って来よう。
2000/03/11
上の話を書いた当日の夕方,通いなれたペンタックスフォーラムにて受領。修理はばっちり。だが,修理票には「生産中止から時間が経っているので次回は修理できないことがあることをご承知下さい」という但し書き^_^;;
修理代は約7000円。また高くついたが,まぁよしとしよう。

ちなみに,2月中旬にEOS用の35mmレンズも修理に出していたんだが,こちらは外側交換とあいなり,保証書と本体のシリアルナンバーが入れ替わってしまった(笑)11日は久々にリハがない土日。寒いという予報だが・・・ちょっと早起きしてどっかにお散歩に行って来よう。撮りかけのフィルムをいつまでもカメラに入れておくのはやはり・・・


2000/04/26
日曜日(23日),バンドのリハが午前中にあり,午後からは久々の出張(奈良県)ということで,リハが終わったらすぐに帰宅するつもりではあった。バッグにLXを忍ばせ(と書くと隠しているようだが,別にそういうつもりはない),リハに出かける。

駅までの道すがらちょっと気になる光景があり,カメラを取り出して覗くと・・・ファインダーがおかしいのである。フレームが四角形に見えない上絞り窓から絞り数値が読めない。あれ?と思い,よく眺めてみると,ファインダー内でレンズが下にずれているではないか。うーむ。このあいだカバンごと毎机から落下したときにはずれたのか?(よく考えると,シャッタースピードもちょっと心配ではあるが)

そこで,駅までの道,ちょっと悩んでしまう。というのは,出張にもカメラを持っていこうと思っていたためなのだが,さすがにEOSは大きすぎるので,もともと頭の中にはペンタックスしかなかったのである。

選択肢:

  1. EOSを持っていく
  2. Program Aを持っていく
  3. LXをそのまま持っていく
  4. 最後の手段と考えていたんだが・・・ファインダーを購入する
渋谷まで出る電車に乗っている間に結論。
「よし,FA-2を買おう」
実は職場を移ったため,満員電車に乗って通勤することになり,それに合わせてバッグを Domke F802Eにしていたのだが,このポケットに入れるには,FA-1Wではちょっと大きすぎ,FA-2には目をつけていたのだ。しかも安い(定価15,000円)。

新幹線の時間のため,リハと打ち合わせが終わったら余裕は1時間しかなかった。

渋谷で某ビ。○カメラに行って見るが,FA-2の在庫はなし。さぁ,こまった。

1時間。新宿に行くか?ペンタックスフォーラムに修理持参して,ヨ○バ○カメラ・・・

ペンタックスフォーラムで意外に時間がかかり,ヨ○バ○カメラでFA-2を買ったときには(ポイント還元で9000円)余裕の1時間をほぼ使いきり,そのまま一路渋谷へ向かい,帰宅する。

つけてみると,背が低くてなんか別のカメラになったようである。

・・・が,これで,使わないファインダーが出来たことになるな。ペンタを買ってから修理代ばかりかかっているが,なんとかしたいものである。


2000/05/01
何がどう壊れていたのかは良くわからないのだが,LXの交換ファインダー,FA-1Wの修理が完了。部品代が300円くらい,作業代が3000円ほど。
もともとホットシューは使わないので,FA-2という小ぶりなファインダーで何ら困る点がないため,FA-1Wはまだカメラに取り付けていない。
強いて困る点をあげるとすると,ゴム製のアイカップが,小ぶりなFA-2にはうまくなじまず,非常に外れやすいという点くらいか?

実際,修理が完了してちょっとスナップを撮っていたのだが,気がついたら紛失していた・・・眼鏡の傷を考えるとラバーアイカップは絶対の必需品なのだが。

最近,ようやく(?)LXでの露出が当たるようになってきた。が,やはり,EOSに比べると撮りづらいのはいたしかたない。この日は,知人の知人のバンドのライブを見に高円寺へ。ここではEOSには135/2を装着,LXには50/1.4を最初つけていて,後半は 35/2.8を装着して,ネガで撮影。ちなみにISO400だったので,35/2.8では非常につらかった。ペンタックス用の35/1.4というレンズが出ないものか?


2000/05/15
この日,会津若松に出張,バッグの中にはいつものとおり,LXとレンズ数本が入っていた。
東京では夕立が結構はげしく,バッグの外側ポケットでは,レンズがぬれる可能性があったため,普段はボディ等を包むのに使っているクロスに,LXを奥に巻き,手前側にレンズ(M50/1.4)を巻くという状態で,バッグのメインコンパートメントに収納していた。

郡山に到着してみると,天気は良い(夜だが)し,乗り換えの電車(郡山〜会津若松は1時間20分くらいかかる)までに20分程度あったので,ホームとローカル電車でも撮ろうと,バッグからクロスを取り出した。

クロスの端をとめていたマジックテープをはがしたとき,悲劇が起きてしまった・・・レンズをホームに落下してしまったのである。運悪く階段近くだったため,落下後弾んだレンズは,さらに,トントンと階段を落ち,一番下でころころと転がった後に停止。

「やっべー,われたか?」

と,駆け下りて拾い上げ,キャップをはずしてみると,レンズは割れていない。が,さすがに絞りレバーがきつい…きっと落下したときにぶつかって歪んだんだと思う。絞り羽の動作は,スムーズなのだが,絞りリングがおかしく,これはもうだめなのかもしれない・・・念の為にペンタックスフォーラムに持参しようと思う次第。しかし,これでペンタックス用の50mmを買う必要性が出てしまった。うーむ…


2000/05/24
仕事が一段落ついたので,今日は5時半に会社を出て新宿へと向かう。落下したことと,絞りリング不調ということを伝え,見てもらうと15分で修理完了。850円くらい。精度がどれくらい出てるかはわからないけど,とりあえずレンズが割れてなかったのが幸運。あまりに安く上がったので,その足でヨドバシカメラへ向かい,プロテクトフィルターと色温度補正フィルタ,ペンタの広角用フード,壊れたフロントキャップの代わりを購入。

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