奈良のはなだより 彼岸花(曼珠沙華)
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spider lily |
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飛鳥(稲淵) | 飛鳥 | 仏隆寺 | 葛城古道 | 元興寺 | 阿日寺 | ![]() |
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秋の彼岸の頃に田んぼのあぜ道や土手を真っ赤に
彩る花といえば、彼岸花(ひがんばな)! 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を始めとし、地方によって 多くの呼び名があります。 毒々しいほどの真っ赤な燃え上がるような美しさ、 妖しい力強さ、そして一気に咲き、すぐ枯れてしまう はかなさもあり、神秘的な魅力になっています。 花が咲いている時には、葉が見られ無いのも不思議! まっすぐな茎の上に花だけをつけるのです。 花言葉は、「悲しい思い出」 彼岸花が咲き始めると、大和路には赤とんぼが飛び、 秋風が吹き始めます! |
飛鳥 稲渕 | |||
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見渡す限りの棚田に、彼岸花の赤が鮮やかな、飛鳥の稲渕は、飛鳥川の上流に位置し、奥飛鳥神南備の郷と呼ばれ、万葉集に南渕山、飛鳥川の石橋等々が詠われている所です。 棚田の総面積は、21ha。全国棚田100選に選ばれています。 春にはレンゲ・菜の花が咲き誇り、夏には飛鳥川に蛍が乱舞、秋には棚田の稲穂と彼岸花が棚田一面に咲き、冬には雪の中のすすきと、四季を通じてさまざまな景観がみられます。 |
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![]() ![]() 飛鳥京観光協会 TEL 0744−54−23 |
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![]() ![]() 近鉄飛鳥駅から徒歩またはレンタサイクル |
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飛鳥 石舞台・橘寺・甘樫丘周辺 | ![]() ![]() |
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飛鳥では、彼岸花があちこちで咲いているのを見ることができます。 特に、石舞台古墳(蘇我馬子の墓とも伝えられる日本でも最大級の横穴式石室を持つ古墳)の土手では、白やピンクの彼岸花が咲き乱れます。 甘樫丘から橘寺、飛鳥寺、飛鳥川のほとりと、彼岸花が鮮やかに咲きます。コスモスと萩の花、稲穂の輝きと田んぼとあいまって、飛鳥の秋は深まっていきます。 毎年、彼岸花祭りも行われます。 |
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奈良の花だより 飛鳥のさくら | |||
夢ぎゃらりい奈良 石舞台桜景ライトアップ 飛鳥の春2 橘寺の春 | |||
![]() ![]() 飛鳥京観光協会 TEL 0744−54−23 |
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![]() ![]() 近鉄飛鳥駅から徒歩またはレンタサイクル |
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仏隆寺 | ![]() |
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嘉祥3年(850)、空海の高弟、堅恵が創建したといわれる古刹です。 室生寺の南門に位置する。堅恵の墓とされる五輪塔が立つ石室(国重要文化財)は平安前期の宝形造で本堂の背後にあり、元徳2年(1330)の銘をもつ十三重石塔などもあります。 門前の山桜が有名です。 秋には、彼岸花が咲き乱れ、斜面が強烈な赤に染まるさまは見事です。境内には黄色、白の彼岸花もみられます。 |
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奈良の花だより 仏隆寺のさくら | |||
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葛城古道 九品寺〜一言主神社付近 | |||
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葛城古道は、奈良県御所市の大和葛城山と金剛山の麓にあり古事記・日本書紀に登場する神話・古代史の舞台として知られています。 特に、九品寺〜一言主神社付近は、彼岸花が咲き乱れ、彼岸花ごしに奈良盆地が見わたせます。 一言主神社の少し北にはコスモス畑もあります。 |
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元興寺 | |||
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元興寺は世界遺産に登録されている古寺で、民家に囲まれ、奈良町の中にひっそりと佇んでいます。 6世紀に蘇我馬子が創建した最古の寺といわれる飛鳥寺を平城遷都にともない、この地に移して造営されたと言われています。南都七大寺の一つに数えられる大寺でしたが、現在は極楽坊本堂と禅室を残すのみとなっています。 境内を覆い包むように萩の木が植えられていて、萩の寺として有名です。 ゆったりした時間の中で、数多くの石仏の間にひっそりと 咲く彼岸花と桔梗は、秋の訪れを感じさせてくれます。 |
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阿日寺 | |||
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阿日寺は、恵心僧都源信生誕の寺と伝承され無病長寿、安楽往生の「ぽっくりさん」として親しまれています。 境内の恵心堂には恵心僧都の両親の位牌を祀っています。 |
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