Current News 1 Mar,1998

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"Yellow Angel"特集

2月も終わり、いよいよミュージカル「Shocking!Shopping!」のツアーがスタートします。熱気溢れるステージののち、また息つくヒマもなく「SS」の稽古に入った吉野さん(もう、慣れたかも(^^;))に、"Yellow Angel"についてお話を伺いました。

公演データについてはこちら/"YELLOW ANGEL" DATA

SS稽古場にて


−第一幕の天使の物語の中に登場する若者たちの中には、それぞれキャラクターづけがあるのでしょうか
吉野:いや、もうそのままでしょ。
−それぞれ、その人を出す感じ?
吉野:うん、そのまんまでしょ。
−30分間、大変ハードな振付でしたが…大丈夫でしたか?
吉野:うん!でも面白かった。やっぱり。
…ホントにもう、一幕は、出し切らないとね。
死ぬ気でいかないと、エンジェルが出てきてからが何も変わらないからさ、自分としては。出し切って出し切って、もうどん底まで、ダーッ!て堕ちないと、彼が出てきてから、何も見つからないから。
それはもう自分との勝負だよね。辛いけど。むちゃくちゃ、苦しいけど、でもそこで手抜くわけにはいかないよ。

−あのお話の中で、特に「一番好きなところ」って、思い付きますか?
吉野:うーん…好きとか嫌いとかじゃなくって、なんか、一幕は好きだよ。二幕も好きだけど、一幕は特に好き。最初っから終わりまで。
−練習・本番を通して、一番難しかったところはどこですか?
吉野:うーん…そうだなあ。今までに俺が受けた中で、一回も受けたことのない振付だったから…それを表現するのが難しかったかな。俺の踊り、結構やかましいからさぁ。そうじゃなくって、っていうところ。「音がしないような踊り」(笑)。一幕の前半とかね。 後半はもういいけど、一幕の頭の表現としてはやっぱり、 自分の意志じゃなくて体が動き出す、っていうところからだから。

いっこいっこ…今度は自分の意志で体が動いていく、 そこへ何かを感じる、人と触れたくなる、でもその、人と触れた事によって また何かを感じて、もうそこから逃げ出したくなったり、… それがどんどんどんどんどんどん、ダーっ!てなっていって、もう、 どこへも行けなくなる。
で、そこで、何か、感じるものがあるのね。別に「エンジェル」っていう…固体とかそういうものではなくって、 そういう名を借りた何か。何かのエネルギーっていうか、 「違う感情」みたいなのがふっと、感じられた時に…次に、また一歩進める、っていう…だけのお話だと思うの。一幕は。
二幕はそうだねえ…燕尾服とかだから、ワサワサしちゃうんだよ。だから、それを抑える感じ。みんな動くからさ、俺はじゃあ逆に「静」で行こう。…っていう勝負の、しかたをした。

−まもなく「Shocking!Shopping!」スタートということで、ファンに一言お願いします。
吉野:やー…いつもありがとうございます(笑)。なんでしょう…そうですね、「イエロー」を観た方は、また違った圭吾を、観れることではないでしょうか!
楽しみにして下さい。では!

「ヴィクター」長丁場が明けてすぐにやってきた「Yellow Angel」、わかってたことなんですがまたまた、あっという間に終わってしまいました。この記事をアップする3月1日で千秋楽から二週間が経つわけですが…この日は吉野さんの27歳の誕生日、そして「Shocking!Shopping!」の東京初日!(^^;)
めまぐるしく、楽しく、日々が過ぎて行きます。3月が終わった時のことは…この際考えずに!さらにパワーアップしていく吉野さんの「新しいステージ」をとことん楽しみましょう!


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