−去年一年間で、自分でこれが最高だったと思う舞台は？

吉野：「female」とか良かったよね。振りとか、結構好きだった。
「Dream」も好きだし、うん…「Shocking!Shopping!」も好きだし(笑)。

−今年の抱負を教えて下さい。

吉野：なんだろうねえ…「もうひとつ前へ」って感じ。 もうひとつ…「先へ」って感じだね！
この３年ぐらいでダメならダメでしょ(笑)。もう「あと３年しかない」ぐらいの勢いでやらないと、きっと何にも残らないでしょ。
今、なんか掴んどかないと、先はないから。
と思う。

本当に、自分を、試すのがもう、３年ぐらいしかないな、と思う。
今やらないと、もう絶対上にはいけないっていうか、
ちゃんと確立できないなっていう気がする。
…から、３年。
がんばる。

しょうがないんだよね。ダメな時はダメだから、
それはそれでしょうがない…しょうがない、お仕事なんだよ。
だってそうでしょう、何にもできなくなったものって見せられないじゃない。
別な味が出てくるかも知れないけど。それが自分で「いい」っていうんだったらそれでいいんだけどさ。

−これからの仕事の方向を、踊り中心、お芝居中心など考えますか？

吉野：いろいろやってみたい。
別に俺「ダンサー」じゃないからさ。
やっぱり「俳優」っていうことでがんばりたいよね。

表現するものって、「心」動かないと、なんにも表現できないからさ。
まずは俺は「心」だと思うんだよ。何するにも。
だから…わかんないけど、「ダンサー」って、くくられるのが嫌だ。…絶対に嫌だ。