精神的理論


〔概 念〕

氣・心・体の統一

宇宙の秩序と調和する静的一体感

宇宙の活動に対応する動的一体感静動あわせた一体感 >>> 体技をとおして体現する>>>心技

心・・氣・・ 体   氣の妙用による心身の統一

氣 宇宙偏在の根元の氣との結び ==> 己の五体は己の心意のままになる
霊・力・体の三位一体

〔体 〕=〔三大(根)元〕

「三大(根)元」   現象界における万物の体質的実態

剛・柔・流の結びの体の運用 == 統一的運用 ・・・・・・・>>

武術の「業」の剛柔流のいずれにも偏在しない円滑な発達を目標;体の修練方法

〔 力 〕=〔八 力〕

「力」=動・静・解・凝・引・弛・合・分 ( 八力 )

「力」と表現されるものすべて=>> 体力・生命力・精神力・〜力

肉体的組織にある「力」 + 別のエネルギー ( 氣 ) + 「体」
(精神力と体力との結びによって発する)

=合氣道の「力」

精神と肉体(剛柔流)と力(八力)の一体化

〔精神のしくみ〕

精神 = 魂 == 四魂 の働き

勇 = 向進・発展・完成

信 = 親しみ・憎まず・和合

智 = 光・照らす

愛 = 恵・与え

人体の活動根元は四魂(魂)の活動にある

四魂(魂)を主宰するもの = 霊 =俗にいう「良心」

直霊 (なおひ)=宇宙の大元霊の分霊・・・「神」

四魂の用のバランス = 四魂の平均と結び;人生修行の大目的・大事業

四魂の活用=情(心)→意思→志→氣

精 神 界 ・現 象 界・・・・
意思→意志→意氣(人体に作用している状態)

・・→ 邪心・悪心の発揮 ==> 邪行・悪行

邪心・悪心の氣の影響;体的刺激、精神的刺激

霊・力・体の三位一体達成した神人合一の状態 = 合氣 と表現している
自己の体系的修行に始まり、自己の精神的修行に入り、これによって発揮される力の限界をしらべつつ、三位一体の境地を達成しようとする最短距離の修行が、合氣道の体技の修練であり、合氣の道である。→「人」の完成の道

いいかえると

人類相互の社会に理想郷建設への道= 個人個人を真・善・美・愛に導く

人類社会の真の平和と幸福をもたらす。

人々の理想「真・善・美・愛」==> その大根元 = 合氣道で求める極限

合氣とは愛であり、和である。


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