体技理論


〔武 技〕

剣術、杖術、体術を主に錬磨 ==> 重点修行 「体術」

わざ

「体術」を基本として「業」が形成される(武術修行の基礎づくり)

体術の基本的態勢

技修練順位

座技(地) => 半身半立技 => 立技(天)

座技 正座 = 「不動(大地の姿)」「静」から始まる基礎的動作中心

半身半立技 = 「天」と「地」の間であり「流」と「剛」の結び(座技と立技の結び)
上がる「氣」と下がる「氣」の中心

立技 = 「天」であり「流」であり千変万化
人体の上半身と下半身の総体的活動の本源「腰」=人体活動の完全状態に入る


体術(座技 =>半身半立技 =>立技 => 総合的修行練成) ==>> 槍・剣・杖の技の修得

人体の各部署・部分の機能の十分の活用

心氣の動き = 自然のままの人体の各部署の活動に体現する

端的現れるところ(体的出発部位) = 「手」

活動の自由
手の活用・運用


「手」=言霊学「で・出」;人の精神の内分より発する意思・想念のが実態となり、明らかに表現されるところ(「出」るところ)

「手」と同時に行動する「足」 => 体全体の行動を自由にする機関

「手」:天に位置 ・

「足」:地に位置 ・・・・「腰」を中心に全体の統一的活動;修練の目標

「気合」 心氣より発する「言(こと)」である声


〔効 用〕

護身術としての効用;合氣武術は一手の修得をもって充分に効果を発する

「技」の一つ一つが完成されいる(一つ一つが極意)

「一撃克く死命を制す」

「技」は5〜7日間の修行でその一端ではあるが完全に自分自身の「技」にできる

以降、人格の進歩・発展につれて進歩発展する

精神面の開拓されていない指導者の「技」だけの指導の危険性

修行者の精神的成長 == 体的な技の成長

健康法としての効用;「技」そのものの表・裏・縦・横の無限の変化が、肉体のあらゆる部分の運動によりなされる

肉体的運動による「技」 + 別のエネルギー ( 氣 ) =合氣道の「技」
(精神力と体力との結びによって発する)

合氣道の「技」を行うこと

無意識に「氣」を充実させ身体にめぐらせる

無意識に「氣」を相手の身体にほどこす
(相手の氣を受けて技がでる)
「氣」の放射

霊線・霊氣

善(和・愛)の氣の重要性
修練の心の姿勢

毒気・邪気・悪気の発生 => 相手を害する

天地の正道にかなった「技」は身体の歪みの是正 (つくろい補完する)=「みそぎ技」

精神的・肉体的の不純物の浄化する


「合氣道練習上の注意」第三項目 第五項目 の再確認

(三)練習は、常に愉快に実施するを要する。

(五)日々の練習に際しては、先ず体の変更より始め、逐次強度を高め、身体に無理を生ぜしめざるを要す。然る時は如何なる老人といえども身体に故障を生じることなく愉快に練習を続け鍛練の目的を達することを得べし。


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