国王は、最初の頃は、「クソゲー」といわれると、ファミコンがすぐ頭に浮かんでくる、という感じだった。
「クソゲー」は、ファミコンにしか、存在しないと思っていた。
いや、ファミコン以外のものは、おもしろくなくても「クソゲー」と呼ばないと思っていた。
しかし、実際はちがった。スーファミやプレステにも「クソゲー」は存在し、
メガドライブやPCエンジンなど、ファミコン以外にも消えていった機種も存在した。
国王は、そのメガドライブなどの、ファミコン以外で消えていった機種については、はっきり言ってほとんど知らない。
なので、とりあえず、国王のわかる範囲で考察する。
国王は、ファミコンは、今の新しい機種のクソゲーとは、何かちがうような気がした。
「クソゲー」とは、前にも言ったとおり、「クソつまらないゲーム」の略である。しかし、
現に国王は、その「クソゲー」を楽しんでプレーしている。なぜなのか。
そこで、今のソフトと、ファミコンソフトを比較してみた。
・処理能力が低い。
・同時発色数が低い。
・音質がわるい。
このあたりは、いわゆる当たり前のことで、今の機種は、これを改善するために出した物といえる。
しかし、もっと別な違いがあるのだ。
・一画面によるスクロールなしのゲームがある。
・操作が簡単で覚えやすい。
・単純明快。
全てがこれに当てはまるわけではなく、逆に今の機種のゲームに当てはまる場合もある。 しかし、比較的多く当てはまるのはファミコンである。