そして、ある時、電話会社の人がきた。
先に行っておくが、父は、引っ越しの再、電話をパルスからトーンに変えて契約したのだ。
前の家にある二台のうち、先に持ってきた古い方の電話で仮に接続する。
電話会社の人は、早速テストをする。
正常につながっているようだ。
次は、かけてみる。
今までパルス式だったので、うまく作動しないようだ。
パルスとトーンの切り換えスイッチを探す。
「すいません。これ、パルス専用の押しボタン電話みたいですね。
切り替えスイッチが見あたらないんですよ。
これだと、向こうからかかってきたのを受けることはできますが、こちらからかけることはできないんですよ。」
なにー!
しかし、まだこちらの家には運んできていないもう一台の電話には、確かに切り替えスイッチがあったので、
とりあえず、それで接続して、その後、正式に接続した。
これで、今の電話は正常通り使用できるようになったのだが、古い方の電話は、
私のパソコンに接続することとなった。
私の部屋から電話する場合、パソコンを起動し、98TEL/FAXを起動し、このソフトで番号入力を行い、
外付けの電話で話をする。やってらんねぇ!
しかし、電話のトラブルはトーンだけでは終わらなかった。
父は、キャッチホンも契約したのだ!
話を聞くと、私がよくインターネットを使っていて、電話をかけてきた人が「ずっと話し中だった」ということが、
よくあったからだという。・・・・?
キャッチホンに入ってどうするの!
そういうときは、キャッチホンじゃなくて、ISDNじゃないの?!
ちなみに、その後どのような結果になったかというと、
キャッチホンは通常、話し中にかかってきても、電話を受けられるのだが、
ネットに接続中にかかってきた場合、無条件で接続が切れる!その後、何事もなかったかのようにベルが鳴る。
しかも、パソコンは接続が切れたことに気づかず、接続時間の表示は動き続ける。
何かロードすると、「接続できません」というが、切れていることにはやっぱり気づかない。
現在、私は、パソコン本体内から聞こえる、接続・切断時の「カチッ」という小さな音を聞き取り、
切れたときは手動で接続し直している。やってらんねぇ!