登山は楽しく安全に!
 万全ですか知識。経験。体力は!
大山駐在所だより11月号 より抜粋
年間の遭難事故発生件数は増加傾向にあり、依然として中高年登山者の遭難
が多発しております。また、登山形態も経験の浅い人達のツアー登山や
ハイキング気分での登山が増加し、安易な感覚での登山が遭難事故に結びついています。みなさん登山を楽しく安全に過ごすために次のことに心掛けてください。


1 単独登山を避け、経験者と同行するようにしましょう。
2 健康チェックを行い充分な装備で臨みましょう。
3 無理な登山計画を立てず、自分の体力.技術.経験.に見合った
 ゆとりある登山をしましょう。
4 下山するときも最後まで油断しないようにしましょう。
5 行き先は家族に知らせ、登山計画書は提出しましょう。

6 必要な資機材を携行しましょう。
(通信手段や雨衣 着替え ステッキ 懐中電灯 雪の場合は アイゼン)

OHYAMA TOURIST GUIDE

旅 紀行

トップに戻る



伊勢原市
神奈川県のほぼ中央に位置する伊勢原市は豊かな自然に包まれ今もなお相模野の面影が残る町。
大山山麓に続く参道は、門前町ならではの情緒にあふれ、年輪を重ねた神社、仏閣の佇まいは、
歴史と文化の深さが伝わってきます。市街地より一歩でると、そこはもう緑濃い大自然、町と自然が
共に呼吸している。季節の輝きを実感しながら歩いて見ませんか?

丹沢大山国定公園−大山(おおやま)1252m
四季を通じて家族連れのハイカーや大山阿夫利神社、大山寺等への参拝者で賑わいます。
四季折々に触れて、大山登山マラソンや豆腐祭り,夏山祭.秋季祭,薪能.など各種行事が
開催されますので、その都度ホ−ムペ−ジトップで御案内致します。
おいでの際は当店の特別割引券をプリントしてお持ち下さい

バス利用の場合
小田急線伊勢原駅で下車します。駅北口から神奈川中央交通の大山ケーブル駅行きのバスに
乗車し終点で下車。
所要時間は約30分ですが お正月、連休初日等混雑期には
渋滞のため時間が予想以上にかかる場合があります

それでもバス利用のほうが自家用車より早く大山へ着くことが出来ます。

車利用の場合
東名高速厚木インター料金所より小田原厚木道路方面に進み小田原厚木道路に入る直前に
伊勢原方面の
表示がありますので左へ降ります
300mほど直進し田谷という交差点を右折500m程で小田急線の陸橋を越え
すぐの愛甲石田前交差点で
国道246号にでます。そこを左折し直進すると
約4Kmで右に伊勢原警察署左に伊勢原消防署が見えてきます。
そこから4つ目の信号の交差点で右折します。後は直進すると大山です。
バス終点に第2市営駐車場が在りますが収容台数が少ないので
日曜祭日には400m手前の第1市営駐車場が
在りますのでどちらでも。
大山ケーブル駅バス停付近には民営の駐車場も点在しますが
料金が市営に比べ少し高いようですので確認して下さい。

道しるべ
大山ケーブル駅バス停から上に向かって、左右に土産物屋のある階段の多い”こま参道”が続きます。
その最初のおみやげやが当店です。500m程のぼると、大山ケーブルカーの追分駅に到着します。
阿夫利神社下社までケーブルカーで楽に行けます。途中に不動前という駅で下車すると毎月28日には
国宝の不動明王が見学できます。健脚の皆さんは徒歩でとお考えでしょう。
その場合ケ−ブル駅に曲がらず少し登ったところで、2つのルートに分かれます。
一つは男坂、一つは女坂です。男坂は勾配がきつく健脚向きです。女坂は距離は長いのですが
勾配は緩やかで、また大山寺や”女坂の七不思議”など、見所も多いので、行きと帰りでは
違うコースを通ったほうが良いでしょう。どちらのコースを登っても、下社に到着します。登山コ−スは
季節によって変えられたほうが良いと思いますのでお越しの節は当店で相談下さい。
下社から頂上に行くには3つのコースがあります。一つは見晴らし台経由コ−ス
もう一つは、下社奥の急勾配階段から登る本道コース。もう一つはもう少し西に回り、
蓑毛からの
ハイキングコースと合流する ”かごや道”コースです。
見晴らし台コースは、見晴らし台まで1Kちょっとの間
標高差が殆どなく
時間の都合で頂上まで行けない人の、散歩コースにも良いでしょうし、二重滝が見学できます。

本道コースは、頂上28丁目まで1丁目ごとに標識が立っていますから
頂上まであとどのくらいかわかります。

籠や道コースは、比較的階段が少ないですが整備不十分で、あまりお勧め出来ません。
山頂までは森や林の恵みを身体一杯浴びながら黙々歩き続けてください。 絶景を期待して!


大山ケーブルカー 公式ホームページ



小田急線 伊勢原駅前



百一日参りの由来(通称大山の茶湯寺)

 亡くなられた方の霊は四十九日まで其の家の棟の下にいて五十日めから黄泉路の旅へ出発します。
残された家族が四十九日に菩提寺に上げる四十九個のおもちを一日一日のお弁当とし家族の方が
毎日お佛壇にそなえるお水でのどをうるおし百ヶ日めに極楽の門に至り佛様に成られます。
 百一日は佛様と成られた故き人が御先祖様の仲間入りの為に我が家へ帰る日であり家族の方は
故き人が無事に成佛したお礼詣りに大山茶湯寺へ参拝しますがそれを知っている佛様は
茶湯寺の石段で家族の来山を待っているといわれます。
 大山の茶湯寺は開山以来九百年の傳燈を継承する秘法百一日茶湯供養を奉修しますが
此の日供養したお茶がそれまでのお水にかわって新しい佛様に御先祖様と同じように
お茶湯するお佛壇の最初のお茶になるわけです。
 茶湯寺参りの道すがら又帰り道によくにた人に逢えるとか聲を聞くとかいわれるのは
茶湯寺の石段で待っていた故人の霊の喜びの表現かも知れません。
 

誓正山茶湯殿涅槃寺
通称大山の茶湯寺