舞ちゃんの巫女さん体験記(その57)

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みなさんからお寄せ頂いた、巫女さん体験記を集めています。
これから巫女さんになられる方、巫女さん現役の方の参考になれば幸いです。
また、みなさんからの体験記もお待ちしてま〜す!
掲示板か、メールでどうぞ!
投稿日: 2003年1月21日(火)00時52分56秒
題名: 美弥子さんへ
お名前: ゆうすず MAIL:

お返事ありがとうございました。
私も日本的なもの大好きです。例えば、洋服より着物が好きだったり……。
それに自然に敬意を表す姿勢にはとても惹かれます。毎日感謝の心を忘れずに過ごしたいなぁと思います。

美弥子さんはご両親や担任の先生に反対されているようですね。私は両親にも先生にも特に反対されることが
なかったので上手くアドバイス出来ませんが、熱意を持って真剣に話せばわかってくれるんじゃないかなぁと思います。
大切な将来のことですからそんなに簡単にはいかないでしょうけど……(^^;

お互いに夢に向かって頑張りましょうね



投稿日: 2003年1月21日(火)18時19分05秒
題名: こんばんは
お名前: タロ子 MAIL:

美弥子さんへ
ありがたいお言葉の数々、本当に励みになります!
そうですね、巫女さんなるためと思えば、受験も
あまり苦にならないものですね。悩んでいるのは
みなさまも一緒ですし、こうして励ましていただけると
逆に嬉しくなってしまいますv
でも、美弥子さんもまわりの方の説得、大変そうですね。
先生には巫女だけではやっていけないとまで・・・。
体力も精神も疲れると思いますけど、お互い夢を
大切にがんばりましょうね!

エリカさんへ
はじめまして。
夢をわかっていただける方からの励ましのお言葉は
本当に心強いです。まわりは反対する人ばかりなので
特に!私も今のうちからできることを精一杯やりたい
ですね。(礼儀や自分で勉強できることなど)
素敵な巫女さん・・・まさに私の夢です。
こうして応援してくださる方がいるというのは
幸せなことです。

ゆうすずさんへ
はじめまして。
私も巫女になりたいと本気で考えております。
ゆうすずさんの、感謝の心を忘れず過ごしたいという
心がけは素晴らしいです!
感謝を忘れない方はいつも幸せでいられるそうです。
ここは本当に勉強になりますね。
私も心がキレイな人になりたいです。



投投稿日: 2003年1月21日(火)21時42分46秒
題名: みんな輝いていますね
お名前: おといねっぷ@ここの管理人 MAIL:

 こんばんはあ。
しばらくカキコミをお休みしている間にお便りがたくさん!
みなさんのひたむきな声が聞けて、嬉しい限りです。

私の好きな言葉に
「思いは、かなう。運はひたむきな人を決して見放さない」
という言葉があります。
 夢を持って頑張れって、とっても素晴らしいことですし、そういった
ものがある人は幸せ者だと思います。
 悩んだり、困ったりしたら、いつでもご相談くださいね。
ここには、多くの仲間がいます。


投稿日: 2003年1月21日(火)22時53分16秒
題名: 遅くなりましたが。
お名前: 馨 MAIL:

昨年に、防寒について書かせていただき、
皆様からの色々な返答を参考に幸娘を
どうにか3日間過ごす事が出来ました。
もともと、能楽が好きで、
やってみたい!と思った巫女でしたが、
それ以上に自分の中で、自分にとってとても良い経験が
出来たと思っております。

そして、日にちが経ってしまいましたが、
皆さん、どうもありがとうございました。



投稿日: 2003年1月22日(水)14時27分47秒
題名: (無題)
お名前: えみ MAIL:

巫女を目指している方、しかも本気で目指している方が本当に多いようなので、
今日は、あえて厳しいことを言わせて下さい。

神社という所は、本当に厳しい職場です。体力的にも、精神的にも、そして序列も。
助勤と本職は、根本的に違いますから、もし、「助勤が出来たから大丈夫!」と
思っている方がいるのなら、その考えは捨てた方が良いと思います。
実際、本職の巫女になった時、かなりのショックを受けることになるかもしれませんから。

嫌な気分にさせてしまった方、ごめんなさい。
皆さんが巫女になりたいという気持ちを否定する気は全くないし、
しかもその気持ちは、昔私も抱いていたわけですから、とてもよく分かります。
でも、『憧れだけでは勤まらない仕事』だということを、
どうしても伝えたかったし、理解して欲しかったので…。

>管理人様
このような書き込みが、もし不適切であるのなら、削除とご指摘を願います。


    

投稿日: 2003年1月22日(水)17時56分01秒
題名: えみさん、そして巫女を目指す皆さんへ
お名前: 撫子 MAIL:

はじめまして。
以前、本職の巫女をいたしておりました。現在はお宮に嫁いでいる者です。
えみさんの書き込み拝見させていただきました。
えみさんは大きなお宮にお勤めなのですね。(違っていたら済みません)
私も巫女だけでも両手の指では足りない大きなお宮でご奉仕しておりました。
私の経験した本職の巫女も、えみさんの書き込みのとおりでした。
なので、えみさんの言わんとしている気持ちがとてもわかります。
それは、きっとえみさんも、そして私も、かつては巫女さんを目指していらっしゃる皆さんと同様夢や憧れを抱いていたからこそ、湧き出る気持ちなのだと思います。

こちらの掲示板を拝見するようになって、昔の自分に照らし合わせて微笑ましく思ったり、
巫女としてご奉仕していた頃を思い出しては、皆さんがいざ夢叶い奉職したときに、
夢と現実とのギャップに傷つきはしないかと胸が痛んだりしていました。
あまりにも皆さんが純粋に「巫女さん」に憧れていらっしゃるのがわかるので・・・。
いつも、皆さんのなりたい巫女のイメージはどのようなものなのだろうか?
巫女としてどのようなお仕事をしたいと思っていらっしゃるのだろうか?
どのようなお宮で、どのような形で巫女として奉職したいと思っていらっしゃるのだろうか?
と、思っていました。一言で巫女といっても助勤から本職まで様々だからです。
そこで、今日この掲示板でお伺いしたいと思っていたところでした。
皆さんの抱いていらっしゃるであろう巫女と、
私の知る現実の巫女が激しく違う気がしたからです。

夢では無く、巫女への道を現実のものとする為にも、
実際巫女になったとき、こんなはずじゃなかった!と後悔しない為にも、
もっと神社での巫女としてのご奉仕を、現実の仕事として見つめ直してはいかがでしょうか?
本職を目指し、尚且つ反対されている方はなお更です。
ご本人がまず巫女としての将来像を「仕事」として明確にとらえなければ
ご両親や先生は説得できないのではないでしょうか?
ご両親や先生の巫女のイメージは「生活していけない〜云々」と思っているということは、
多分お正月などのアルバイトの巫女である事が多いと思います。
本職の巫女は就職活動の中の立派な選択肢の一つです。
それを未だにご存知ないのならご両親や先生にわかっていただくしかありません。
そして「巫女さんになりたい」ではなく「巫女としてこういう仕事をしたい。
だからこう神社に就職したい」と申し出てはいかがでしょうか?
(これは一つの例でしかありませんが・・・。)

そこでもう一度先程の質問です。
皆さんのなりたい巫女はどのようなイメージですか?
これを良い機会に神社の巫女を再確認してはいかがでしょうか。

最後までお眼を通してくださってありがとうございました。
こんなにも真剣に、素直な気持ちで巫女さんを目指している皆さんを、
同じ夢を抱いた者として、心から愛しく、大切に思うゆえの書き込みであると、
えみさんの書き込みと共に理解していただければ幸いです。

もし、私などでお役に立てることがございましたらお声を掛けてください。
巫女を目指している皆さんの大切な夢が叶いますように心から応援しています。

管理人様・・・長くなって申し訳ございませんでした。いつも拝見するのを楽しみにしています。



投稿日: 2003年1月23日(木)00時38分33秒
題名: えみさま、撫子さまへ
お名前: 美弥子 MAIL:

こんばんは
お二人の書き込みを読ませていただき、自分なりの答えをじっくりまとめさせていただきました。

★なりたい巫女のイメージ
 私がお正月短期助勤させていただいた神社の本職の巫女さんなのですが、
 ご自分のお仕事の合間に(合間というか、お時間を無理に割いてくださったのでしょう
 が)私たち助勤の巫女たちの体調や仕事の具合をいつも気にしてくださる方がいらっし ゃいました。
 疲れていないはずがないのに、「お疲れ様です」と声をかけるといつも同じようににっこり笑って
静かに挨拶を返してくださったのです。
 
 そのような姿を、巫女さんとしても、人間としても女性としても心から尊敬していま  す。
 私は、この方のように、疲れていても常に周囲に(特に自分より環境になれていない人 に)
気を配ることのできる巫女になりたいと思っています。
 
★巫女としてどのような仕事をしたいか
 どなたかが「巫女として人生の節目に立ち会えるのはすばらしい」と書き込んでらした 
のがとても印象的で(結婚式や成人式)本当にその通りだと思います。
 それも本当にすばらしいと思うのですが、私が常々思っていたことは、
 神社に参拝される方は皆、事情を抱えているにしろないにしろ、幸せを願って参拝に来 
られると思うので、少しでも清々しく、お気持ちが晴れるよう、参拝者の方々やそれを
 聞き届けられる神社(神様、神職さま)に巫女として自分の精一杯を尽くしたいと思っ ています。
 
たしかに私は巫女さんのお仕事のきれいな部分に多く惹かれたと思います。
お二人に言われてハッとしました。
とても厳しくびっくりしましたが、私たちもことを考えてくださってのことだと思うので、
こんなに真剣に問いを投げかけてくださって、今はとても感謝しています。

厳しいことも、また、お仕事のやりがいある部分ももっとこれからも教えてください。
こんな機会をいただけてうれしく思います。
まだまだ自分の答えを考え続けようと思います。





投稿日: 2003年1月23日(木)12時20分54秒
題名: 美弥子さん、皆さんへ
お名前: 撫子 MAIL:

美弥子さん。こちらの気持ちを汲み取って、真剣に考えて下さり嬉しく思います。
自分と同じ職業を夢見る娘を持つ母の気持ちと申しましょうか・・・。巫女になりたいと思ってくれることはとても嬉しくて、心から応援したい気持ちでいっぱいなんです。
ただ、厳しいことを知らずにいて、将来、泣きはしないか、傷つきはしないか、と心配で心配で。
心配性な母親みたいですが・・・(=^^=)

なりたい巫女のイメージや、したいお仕事、拝見しました。私も美弥子さんのおっしゃるような気持ちを胸に巫女になりました。助勤の頃は皆親切で、神職さんも巫女さんも優しかったです。
本職にとって(私の御奉仕していたお宮だけかもしれませんが)お手伝いにくる助勤さんは、
ご参拝くださる方と変わりません。大切に心を配らねばならない存在でした。
でも、本職としてお宮に奉職すれば違います。お宮の序列も仕事も厳格で厳しいです。
巫女はにっこり笑って周囲に気を配り・・・。そんな自分でいることが難しいくらいに厳しい職場でした。特に最初の1,2年は辛く感じます。トイレで泣く、なんてまだましでした。
私は大きいお宮の二ヶ所での助勤、本職しか経験が無く、巫女が3、4人のお宮の本職さんなど、
全ての本職が実際厳しく辛いのかはわかりません。が、それなりに大きく有名な大社で本職の巫女が多いお宮ではそれなりの覚悟は必要だと思います。(勿論、舞える舞の豊富さ、舞の本装束の充実ぶりなど、いいこともありますよ!^^)

イメージ、仕事、と質問したのは、本職と助勤もできる仕事が違うように、お宮にも、巫女のいないお宮、巫女が少数いるお宮、巫女がいて助勤さんもいるお宮、巫女が多数いるお宮と色々ありますよね。更に、こじんまりしたお宮もあれば、結婚式場のあるお宮、お宮にも色々あります。どのようなお宮を選ぶかによってご奉仕(実際の仕事)の内容が違ってくるからです。
私のいたお宮では授与所の仕事や普段のご祈祷は新人の手の空いている巫女の仕事で、ほんの一部でしかありませんでした。
でも、お宮によっては授与所のお仕事が主の所もあるでしょう。
私のいたお宮ではお正月の助勤さん(凄い大人数でした)以外はおりませんでした。大変忙しいお宮でしたし、祭式にも仕事にも厳しさを求められましたので、土日、七五三だけといっても助勤さんでは手におえないからです。(神職も巫女もピリピリと神経を張り詰めています。助勤さんには多分辛いだけです)
でも、多くの助勤さんが土日にご奉仕しているように、そういうお宮もあります。
お宮それぞれの良いところ、悪いところを両方見て、自分の希望にあったお宮で、
理想に近い巫女としてご奉仕が出来れば最高なのでは!と思い問いかけさせていただきました。

美弥子さんのおっしゃるイメージ、仕事はどの立場の巫女にも必要で大切な心がけだと思います。
そういう気持ちを是非忘れずにいて欲しいです!

前回に懲りず長々とすみません。おせっかい!と思われるのでは・・・。(;;)
でも、せっかく色々なお宮で、色々な立場の巫女をなさる方がいらっしゃるのですから、
その皆さんからお宮や巫女の様子を聞かせていただくのは、将来を決める上で良い参考になると思いますよ!




投稿日: 2003年1月23日(木)14時40分11秒
題名: えみさん、撫子さんへ
お名前: タロ子 MAIL:

親身になってここまで考えて下さることに
本当に感謝しています。美弥子さんはもうしっかり
とした自分のなりたい巫女のイメージやどのような
お仕事をしたいのか、というのが明確にあって素晴らしい
と思います。読んでいて感心してしまいました。
私もまだまだこれからじっくり考えていかなくては
なりませんが、今の時点でのことを書き込ませて頂きます。

まずはイメージとどうしてなりたいかですが、
何事にも心を込める巫女さんが私のなりたいイメージです。
言動・行動、何にでも一つ一つに心を入れるのは
本当に難しいことだと思います。毎日のことだと
粗雑になりがちですが、そうならないために、
巫女さんとしてご奉仕させていただき、自分自身
を磨きたいと考えています。心を鍛えたいと考えている
わたしにとって、傷つくことや泣くことはかまわない
のです。それによって他の方の気持ちを考えることが
できる巫女さんになれば私の本望ですので、覚悟はあります。
甘く考えている、と思われるかもしれませんが、仕事は
どれもが辛いですよね。その職業それぞれの辛さは違いますが、
私は巫女さんの辛さを選びたいと考えています。
やはり職業には嬉しい事もあって、参拝者の方の気持ちを
和らげ、すがすがしくすることができるなら、私は
それを選びたいのです。きれいな部分への憧れはもちろん
あります。ただそれは、辛い事や苦しいことの積み重ねから
生まれるきれいさだと考えているので、努力は惜しまない
つもりです。仕事は本職を望みます。どのようなお宮でも
お仕事でも、きれいな気持ちでご奉仕できたら良いと思って
います。そして、神社でだけではなく、普段の生活でも
巫女さんのようにできるようになりたいです。
・・・・なんだか無駄に長々と書き込んでしまいましたが、
今回のお2人の書き込みによって真剣に考えることが
できました。この真剣な気持ちを大切にしたいと思います。
アドバイス、ほんとうに嬉しかったです。ありがとうございました。



投稿日: 2003年1月23日(木)23時00分31秒
題名: 就職するということ
お名前: 瑞穂 MAIL:

えみさん、撫子さんのメッセージを拝見して、納得させられるところが多々ありました。
私は大学2回生なので、就職活動はまだ始めていませんが、どのような仕事であれ、就職する、
ということは決して甘くはないのだな、と思いました。好きこそ物の上手なれ、とはいいますが、
巫女はきちんとした職業。すること自体は接客のサービス業なんですよね。それに加えて
舞やお稽古がいそがしかったり、神社での序列や、上下関係がきびしかったり。

どの仕事にも言えそうですが、就職して仕事をする、ということは、
夢や憧れだけではやっていけない厳しい面もあるのでしょう。
 就職する、ということについて改めて考えさせられた文章でした。



投稿日: 2003年1月23日(木)23時45分02秒
題名: 仕事、とは
お名前: おといねっぷ@ここの管理人 MAIL:

 こんばんは。最近は皆さんからの真摯なアドバイス&お返事を頂き
まして、頭の下がる思いです。
 撫子さんやえみさんの、厳しくも暖かいアドバイス、ありがとうございます。
みなさんの事を本気で心配されてこそのことと、私もひしひしと感じます。
 今日はちょっと固いお話しをしますね。

 神社に限らず、本職(正社員)として就職すると、大変な事もたくさんあります。
正社員の責任の重さは、アルバイトとは比べ物にならないほど重いですから。。。
 特に、しっかりした職場ほど、将来上に立っても耐えられるように、猛烈にしごかれ
ます。時として、非常に苦労することもあるでしょう。
 ただ、そうやって苦労を重ねている人ほど、下づみの苦労も体験していることもあって、
部下の気持ちが理解できたり、実力が身に付いているので業務をこなしたりと、
有為な人材として活躍しているのも事実です。
 厳しいことや辛い事もあるかもしれませんが、「若い間の苦労」は無駄になることは
決してないと思います。また、叱られたり怒られたりするのも、その人間の将来に
期待しての事、と思います。(どうでもよかったら言っても無駄ですから・・・)
 また、どんな職場でも、必ず見ている上司(直属でなくても)はいます。一所懸命
仕事をしていれば、かならずいつかは評価されますから、そう萎縮することも無い、
と思いますよ。

 どんな仕事でも、辛いことや厳しいことはたくさんあります。ですが、好きなこと
だからこそ頑張れることや、上達することもあります。また、好きなことを
仕事に出来る人は幸せ者なのです。
「何か、他のサービス業で物を売って”ありがとう”と言われるのと、
 お札をおだししたりして”ありがとう”」と言われるのと、どちらが良いのか。
以前、私の友人が発した問いかけです。
 生活や、給料、仕事を選ぶ要素は様々です。が、後戻りできない人生ですし、
自分が、なぜこの仕事をやりたいのだろうか、その仕事についたら、どのような
人材でありたいのか、を自分なりにまとめてみてはいかがでしょうか。

 中国の故事で、赤ん坊が生まれると、甘味、酸味、旨味などを味あわせたあと、
最後に辛い味を(ちょっぴりですが)味あわせるそうです。
 当然、赤ん坊は泣き出すのですが、これは、これからの人生甘いことばかりでは
ないぞ、と、身を持って教え込むための儀式なんだそうです。
 もちろん、これは赤ん坊の将来、生涯において直面してゆくであろう逆境を
乗り越えられるように、との期待も込められているのですが、社会人、とくに
新人の間に直面する辛さ、厳しさもこれと同じことかな、と思います。

投稿日: 2003年1月23日(木)23時48分39秒
題名: ありがとうございます
お名前: えみ MAIL:

皆さんの書き込みを拝見して、自然に涙が出てきました。
正直言って、かなり反発されるのでは…と思っていたが故に、
皆さんの真剣な思いを、改めてうかがい知ることができ、本当に嬉しく思います。
神社の裏側話は、まだまだたくさんあります。
もし、よろしければ、機会を見つけて、また皆さんに聞いていただければ、と思っています。

>撫子さま
私が言いたかったことを、全て代弁してくれたような書き込みで、驚きました。
でも、同時にホッとしました。「私、間違ってなかったんだなぁ」と思えたので…。
神社の裏側を話すことって、けっこう勇気が要る場合も多々ありますけど(^^;)
真剣な皆さんのためですものね。私たちも頑張りましょう!



投稿日: 2003年1月24日(金)02時11分56秒
題名: えみさん、撫子さん、管理人さんへ
お名前: 真琴 MAIL:

昨日、今日と皆様のアドバイスを拝見して、巫女という職業に就くということと、
自分の気持ちについて考え直すことができました。
皆様が真剣に親身になって巫女を目指す私たちのことを考えてくれて下さっているのが伝わってきて、
本当にうれしいし、また、皆様の一言一言が心に響きました。

私が、なぜ巫女になりたいと思ったのかというと、神社という場所が好きだということと、
結婚式などで働いている巫女さんの姿がとてもりりしく、綺麗に見えて、ああいう人間に
なりたいとその姿にあこがれたからです。
ですから、私のなりたい巫女のイメージは、一言で言うと「背筋を伸ばしててきぱきと働くことができる巫女」です。

そして、私が巫女さんの働く姿を見て感動したように、神社を訪れた人たちに、感動や安らぎの気持ちを与えたリ、
すがすがしい気分になってもらえるようにお手伝いしたい。というのが、私が巫女としてやりたい事です。

皆様の仰る通り、巫女を職業とするということは、覚悟の要ることだと思います。そのことについても、
この機会にじっくり考えました。
私の今の時点での結論は、巫女として働いて、自分のイメージした巫女に近づけるなら
努力はもちろんするし、厳しいことやつらいことも多いと思いますが、自分のやりたいと思っていた
職業について、精一杯働くことができたら、そのつらい体験も無駄にはならないと思うし、
乗り越える覚悟をもてるのではないか。ということです。
 
まだまだ自分の言いたいことをはっきりと言葉にすることができないし、考え方にも甘いところがあるかと思います。
でも、こうしてとりあえずですが、自分の気持ちをまとめる機会を与えてくださったこと、
親身になってアドバイスをくださったこと、本当に皆様に感謝したいです。ありがとうございます。

巫女という仕事が大変な仕事でも、やっぱり私は巫女を職業として選びたいです。
これからも自分の気持ちと真剣に向き合っていこうと思います。
では、まとまりのないだらだらした文章ですみませんでした。
これからも、皆様からいろいろなご意見や体験談伺いたいです。




投稿日: 2003年1月24日(金)10時03分41秒
題名: 一字一句、大切に・・・
お名前: 撫子 MAIL:

皆さんの書き込みを拝見させていただきました。
思っていた通り、皆さんお心のしっかりした素敵な方々ですね!

「巫女」に限らずどの職種でも「仕事」とは厳しいものです。
管理人さんの書き込みにそのことが代弁するかのように書かれているので、
もう、あえて書きません。後は、巫女になってからも、
今の皆さんの真剣な気持ちと覚悟を、どうか忘れずにいてください。
そうすればきっと、皆さんの目指されるような巫女さんになれることと思います。
そして、皆さんの姿に次の世代の方々が憧れ、巫女さんを目指すのでしょうね。
そのときは、皆さんは良い先輩、経験者となっていますね。
その日がくることを楽しみにしています(^^)

管理人様
とても温かな掲示板ですね。
私が巫女を目指していた頃にもこういう場があればよかったのに!とおもいます。
でも、私の場合はむしろ、全てが手探り状態であったからこそ、
がむしゃらに突っ走れたのかもしれません(^^;)
どんな出会いも、どんな勉強、研究も、どんなに無駄と思えることも、
すべて巫女への夢のために大切にしてきました。
今、本当に無駄なことは無かったと自信を持って思えます。
そして、こんな私ではあるけれど、こちらのHPには到底及ばずとも、
皆さんの巫女への小さな小さな足がかりになれたら嬉しいです。




投稿日: 2003年1月24日(金)11時25分51秒
題名: えみさんへ
お名前: 撫子 MAIL:

私も皆さんがこんなにも真剣に答えてくれて、とても嬉しかったです。
皆さんの夢が叶うことを願うばかりです。

えみさんは埼玉のお宮で巫女さんをなさっているのですね!
ご実家もお宮さんなんですか?私はお宮とはつながりの無い家でした。
学生の頃、短い期間ですが埼玉のお宮で助勤巫女をしました。(本職は違うお宮でした)
埼玉県内では大きく、有名なお宮でした。(こう書くとわかってしまいますね^^;)

神社の裏話・・・、同感です。内容によってはとても勇気が・・・(−−;)
えみさんは現役ですし、私はお宮の嫁ですし、独特な世界ですし、いろいろと。(^^;)
ところで、巫女って理不尽な辛さも多くないですか?そう思ったのは、私だけでしょうか。
大好きな巫女ですので、皆さん同様、序列の厳しさも、仕事の辛さも覚悟の上でした。が!
   それとは違う理不尽で、納得のいかない辛さと申しましょうか。               
・・・んー、皆さんの神社や神職さん、巫女さんのイメージを壊してしまいそうで、
なかなか上手く言えませんが。

えみさんに巫女舞の中のとある舞について、是非お伺いしたいことがあるのですが、
質問させていただいてもよろしいでしょうか。
無理にとは申しませんので、困るときはそうおっしゃってくださいね!
掲示板では・・・、という時は、ご迷惑でなければメールでもかまいません。
お返事お待ちしております。




投稿日: 2003年1月24日(金)18時50分20秒
題名: (無題)
お名前: 友里 MAIL:

皆様の書き込みを拝見して私も頑張らなければと思いました。
今学校で進路調査があっているのですが、やはり反対されてしまいました。
一応進学校なので医者や弁護士などを目指している人がほとんどなのです。
私も入学当初は祖父の希望もあって小児科医になりたいと思っていました。
小学生の頃から巫女さんに対する憧れはあったのですが職業としてとらえていませんでした。
中一の進路調査で、小児科医になることを否定されました。
「あなたの学力では無理だ。」と。

そのあと泣いていて、昔から泣いたら神社に行くという法則が私のなかで成り立っていたので
たまたま目にはいった近くの神社に行ったのです。そこには巫女さんがいらっしゃいました。
泣いていた私を見て「どうしたの?」と優しく話しかけてくださいました。そして、私が泣き止むまでずっと
話を聞いてくれました。お忙しいなか見知らずの私のために時間を割いて話を聞いてくださって
「人が否定しても自分の意志を強く持って。諦めないで。」と言われました。

その時に私は巫女さんになりたいと思いました。参拝に来られた方の悩みや悲しい事、
辛い事を少しでも和らげてあげられるような、楽しい事も嬉しい事も自分の事のように同じ気持ちになれるような、
その人の気持ち自体を分ってあげることは無理かもしれないけれど少しでも理解して
それを和らげられるような巫女さんになりたいと思いました。

他の誰の意志でもなく、私自身の意志で巫女さんになりたいと思いました。
それまで私は、辛い事から逃げてばかりでした。すぐ泣いていました。
あの巫女さんの言葉が少しずつだけれど私を変えてくれているような気がします。

人に否定されるとまだ恐いと思ったりもしますが、それでも巫女さんになりたいという意志だけは変えません。
あの時の巫女さんの言葉を負けそうな時に思い出します。思い出すと勇気がでてきます。
頑張らないといけないと思います。逃げてばかりではいけないと思います。

辛い事もたくさんあります。就職すればもっと厳しく、辛いと思っています。わかってはいても不安が残ってしまいます。
でも、不安より巫女さんに対する憧れと巫女さんになりたいという意志のほうが大きいです。
逃げないで自分の意志を強く持ってできる限りの努力をしたいです。
本職の巫女さんの辛さや厳しさがどんなものなのか全くわかりませんが、今の中学校生活は
社会の厳しさや辛い事に耐える練習のようなものだと思っています。(厳しさや辛さも比べものにならないでしょうが)。
今のうちにたくさんの事を学んで、身に付けたいと思います。

皆様のように上手く言えませんが、まだ14年しか生きていない私はある程度の辛さや厳しさしかわかりませんが、
巫女さんになった時に挫けないようにしっかりとした意志を持って逃げないで頑張れるように、
今を逃げないでやれることを精一杯やって何事からも逃げないで周りの人に認めてもらえるようになりたいです。
此方のHPに来るたびに頑張ろうと思います。
とても感謝しています。

まとまっていない書き込みで申し訳ありません。



投稿日: 2003年1月24日(金)20時47分44秒
題名: (無題)
お名前: 美弥子 MAIL:

こんばんは
皆さんやっぱりそれぞれに巫女さんに対する深い想いがあるんですよね・・・
ましては本職として働いていらっしゃるえみさまや撫子様たちは愛情すらあるんでしょうね! 
だからこそ後に続こうとする私たちに優しいアドバイスや厳しいアドバイスが自然と出てくるのだと思います。

>撫子さま
 理不尽な辛さとはどのようなものですか?
 それは私たちが自分たちで「これなんだな」と実感するべきですか?

>友里様
 そんな巫女さんとの出会いはうらやましいですね!(友里様は辛かったのにこんなこと 
を言うべきではないんでしょうが)
 小児科医になりたかった・・・友里様はどの道、人を癒すお仕事がしたいんですね〜
 すばらしいと思います!
 否定されるのが怖いのは身をもって体験しましたので痛いほどわかります・・・
 自分自身が否定されたような気さえしますもんね。
 でも、これを読ませていただいた限り、友里様は強くてしっかりしていて優しい方なん だなあ〜と感じました(^^)
 きっと周りの反対された方も、そんな友里様の人格は理解されてると思いますよ☆
 私も見習ってがんばります!!

長くなってすみませんでした、先輩方のメッセージは何度も繰り返し読ませていただいてます!
一度読んだだけではわからないようなメッセージがきっと奥に隠れていると思います!
それを読み取れたときには巫女さんに一歩近づける気がします(あつかましくも)

では・・・。



投稿日: 2003年1月25日(土)15時14分40秒
題名: 撫子さま
お名前: えみ MAIL:

理不尽な辛さ、とてもよく分かりますが、
本当に、いったいどのような言葉で表現すべきなのでしょうね(--;)

ご質問、先輩巫女さんからの質問なんてドキドキですが、私なんかで良ければ承ります!
もちろん、このページでも構わないのですが、
ただその…撫子さんの助勤先の神社のことが、どうしても気になってしまっているのです;
(だって、今の私の奉職先の神社は、もしかして…?)

ぜひ一度、メールを頂きたいと思うのですが、よろしいでしょうか?
お待ちしております。




投稿日: 2003年1月25日(土)16時58分58秒
題名: 美弥子さんへ
お名前: 撫子 MAIL:

「神職も巫女も人間なんだなぁ」とでも申しましょうか・・・(−−;)
巫女への憧れが強ければ強いほど、心に理想の目指す巫女さん像があればあるほど、
神聖さを感じていればいるほど、こういう巫女でありたいと言う思いがあればあるほど、
悲しいことに「理不尽な辛さ」を強く感じるかもしれません。
(私個人の感じ方なので、皆さんがそうとは申しません。で、えみさんにご質問したのです)
当たり前ですが、世の中には色々な人がいますよね?
看護婦さんでも、お店の店員さんでも、とても感じの良い人で気持ちが温かになることもあれば、
そうじゃない人と出会ってガッカリすることもありますよね。
学校もそうですね。心根の良い人、悪い人、おとなしい人、強い人、いろいろです。
巫女も同じなんです。
あと、神社の厳しさにもあってしかるべき厳しさのほかに、
マイルドに言うと時代錯誤な厳しさが・・・。(的確な表現が出来かねます)
こんな感じでご容赦ください。私もまったく神社に関係なければお話できるのですが(;;)

私がちらりと書き込んだせいでお気を煩わせてしまいました。ごめんなさい。
でも、以前から書き込ませていただいているように、何より今の気持ちを大切にしてください。
巫女になっても今の気持ちを忘れずにいれば大丈夫です。
仕事の厳しさ同様、理不尽な辛さなど耐えられます。素敵な巫女さんでいられます。
何より本当に辛いのは、日常に流され、今のこの純粋で真剣な初心を忘れ、
目指していた巫女さんのような心(精神)を忘れて日々を過し、御奉仕している自分に、
自分自身で気づいたときなのかもしれませんから。

要領よく書き込み出来なくて、いつも申し訳なく思います。わかりにくかったらごめんなさいね。




投稿日: 2003年1月25日(土)18時49分16秒
題名: ちょっとずれてますが・・・。
お名前: エリカ MAIL:
本当に真剣に考えておいでの方ばかりでびっくりします。
私も頑張らなくちゃ・・・と書き込みを読ませていただいてあらためて感じました。

確かに、ただの憧れだけでご奉仕ができるとは思えません。
その世界に入ってみないと分からないこともたくさんあるでしょうし。
助勤巫女としてお宮にいるだけでもいろんなことが見えてくるのに、本職の巫女さんはもっと大変だろうと思います。
「理不尽な辛さ」 具体的にどんなものかはなんとなくしか想像がつきませんが、私も巫女のはしくれとして、少し感じる部分があります。
乗り越えていく強さも必要ですよね。

社会の中は「理不尽」だらけだと思います。お宮の中に限ったことではありませんよね。
「なんかおかしいんじゃないの?」と思うことも少なくありません。
私は、まだ学校という囲いの中で育っていますから、守られている部分の方が多いと思います。
社会に出たら、そんな『理不尽さ』とうまく付き合って、乗り越えていかなくてはいけないのだなぁと思います。
たまには、「おかしいよ!」と立ち上がらなければならないときもあるかもしれません。

巫女さんのお仕事は、体力もいるし、精神力もいる。少しの努力じゃ務まらない。
私もそうだろうなぁと思います。

でも、それは巫女さんに限ったことではないな・・・とも感じます。
学校の先生も、看護士さんも、自営業もサラリーマンも、適当にやっていてやれるものではないと思っています。
まったくできないことはないのでしょうけれど、適当にやったら、その分だけ適当な人生で終わってしまうような気がします。

私は、神職の他にもがいくつかの将来像がありました。
どのみちをとっても、苦労するだろうなとなんとなく感じました。
どうせ苦労するんだったら・・・神職になって苦労したい。
頑張って、もし努力が報われなくても、
自分の選んだ道に自信がもてるのは神職をめざすみちだ!!
ただの思い込みかもしれませんが、そう思いました。
他にも理由はいろいろありますが、
私はまずそんなところから自分の進路を考えました。

安易な考えだったかもしれません。
でも、今から巫女さんになろうとしている方へ、少しばかりの「ものさし」にしていただきたいと思って書きました。
どんな職業でも、苦労するし、挫折もあるだろうし、泣きたいことだってあると思います。
「どうせたくさん苦労するなら、巫女さんになって苦労したい」
「どうせ泣くのなら、巫女さんになる自分のために泣きたい」
こんなところでしょうか。

これは私の考えなので・・・でも、聞いていただきたくて書きました。
こんな簡単な考えしか持っておりませんが、巫女さん、神職さんという職業に対しての思いはみなさんに負けません!!(ちょっとへんな言い方ですね)

そして、最後は努力っ情熱っ気合と根性!
あつっくるしいですが、これも大切だと思います。
長文失礼致しました。しかもなんかまとまってない・・・申し訳ありません。

皆様の将来が、光の中にありますように。




投稿日: 2003年1月25日(土)23時40分20秒
題名: 皆さまへ
お名前: みやりん MAIL:

こちらの掲示板にはずいぶんご無沙汰しております。
ここ数日の皆様の書き込みを拝見しておりまして、一言書かせていただこうと思いました。
(私の立場としては、社家出身で現在は大学院生、助勤巫女の経験が7年、
 実家での奉仕期間を入れると今年で巫女勤続19年・・お局どころかおおババです^^;)
いまこちらで話題になっています、神社での「理不尽なつらさ」。
これは私がここで「巫女さんになりたい!」と輝くような言葉で書き込みをされる
若いお嬢さん方を見るたびに心の片隅でいつも思っていたことでした。
私は現在神道系の大学に所属していますが、神道学科には毎年3,40人の女子学生がいます。
その中には社家の人もいますが、神社という世界に憧れて入学した人も多くいます。
しかし、彼女たちの多くが卒業後神社には奉職しません。
巫女を含め女子神職としても大卒女子は神社側で採用しづらいという環境もあります。
(これも「理不尽なつらさ」のひとつですね)
しかし、奉職先として神社を自主的に選ばない人もたくさんなのです。
彼女たちは(入学時は神社に入りたい!と言っていた人たちは)口を揃えて
「実習や助勤で神社の内情を知って、幻滅した」と理由を言います。
男性でも神職になりたいと入学してもやはり同じ理由で神職以外の道を選ぶ人もいます。
とても残念で悲しいことだけれども、
神社という場所は清らかで清浄なだけの場所ではありません。
ご神前においてはそうかもしれませんけれど、お仕えしている職員が人間である以上、
そこは一般社会と同じくたくさんの理不尽なつらさ、に満ちた所なのです。
職員同士の人間関係が難しいお宮もあります。
神職も生活をして行かなくてはなりませんから神社「経営」のことも考えなくてはなりません。
そういった「どうしようもないこと」に直面して、神社はもういい・・と思ってしまう人たちを
わたしは7年間ずっと見てきました。
もちろんそれを乗りこえて神社に奉職していった人たちもたくさんいます。
だけれども、神社の内情を知るということは社家でない人にとっては
一度は立ち向かわなくてはならない壁のようです。

神社は基本的に清らかで明るくて、おめでたいところです。
神様のお側でお宮の仕事をするのが大好きだから、
私はずっと神社に身をおいてきましたし、一生をここで過ごしたいと思います。
ですが、理想社会ではありません。
辛いことも理不尽なこともたくさんあります。
神社で仕事をするということは、そこのお宮の神様と特別な縁を結ぶということです。
ここでは「私は巫女になりたい、なります!」という自分の決意表明が多いようですが
神様は自分の傍において自分に使える人間を選んでいらっしゃる、と思います。
神様にお仕えする、のではなく「お仕えさせていただく」という謙虚さを
忘れないでいてほしいと思います。
その気持を忘れないでいれば、きっと何らかの御神縁があると思いますよ。

厳しいことを随分と書きましたが、皆様のことを影ながら応援しています。
頑張ってください。



投稿日: 2003年1月28日(火)00時58分30秒
題名: いろいろ思うこと
お名前: おといねっぷ@ここの管理人 MAIL:

最近、いろいろシリアスな話題が多いですね。私なりの
考えを書かせて頂きますね。
 
 神社に限らず、正規の職員(正社員)として勤め出すと、大変な事や
辛いことはたくさんあります。
「世の中、理不尽な事が多すぎる!でも、それに負けちゃダメ」。
私の尊敬する上司の言葉です。みんな、それぞれの辛さを抱えながら、
家族のためや将来の為、自身の夢の為に頑張っておられるんです。辛いのは、
一人だけ、というわけではありません(^^)v
 斎藤茂吉先生は、このような詩を残しておられます。
「まっすぐに生きようとすれば、いつか、かならずどうしようもなく高い壁に
 あたってしまう。かといって、壁を避けてばかりいては、やがては人の道から
 外れてしまう。いま、私に出来ることは、目標を高く、まっすぐ見据えて、
 それに向かってあるきつつ、出来るだけ壁を最小限に避けきることではないだろうか」
と。理想と現実のギャップ、それとどう向き合うか、を表していると思います。

 たとえば、砂浜をまっすぐ歩こうとしたとき、下ばかり向いて歩いていると、
ふと振り返れば、まっすぐ歩いていたつもりでも、いつのまにか大きくそれて
しまっていいるものです。ですが、何か目標物を遠くに決めて、それに向かって
まっすぐ歩こうとすると、そう、大きくはそれずに真っ直ぐ歩くことができます。
 人生も、そういったちょっとしたコツの積み重ねなのかもしれません。

ただ、同じ事をやっていても、好きなことであれば苦痛に感じず、自分から
積極的に取り組むものですし(部活と同じですね)、意欲が違いますから
上達も早いものです。やはり、好きなことを仕事に出来るということは、
幸せ者だと思います。
 いろいろ理不尽な事はつきないでしょうが、少なくとも「自分の道は自分で決める」
「相手に選ばれるのではなく、自分が選んだのだ」という気概だけはしっかりと
持っていてください。理不尽な事にあっても、それこそ「自分が偉くなったら、
後輩にはこのような気持ちをあじあわせないようにしよう」と、それこそ反面教師
にするくらいの気持ちで(笑)もちろん、自分が間違ってると思ったら、
謙虚に聞き入れ、軌道修正する素直な気持ちも重要ですが。。

是非是非、好きな道を通じて、社会に有為な人材となられることを願っています。



投稿日: 2003年1月30日(木)21時05分57秒
題名: がんばります!!
お名前: 美弥子 MAIL:

こんばんは。

たった16年しか生きていなくて、自分のこともろくにわからない私ですが、管理人さんのおっしゃるとおり、
人間って好きなものに対して異常なほど情熱を懸けることは生まれつき備わっているものだなあ〜と実感しています。

「そんな甘いものじゃない!!」とわかってはいますが、自分自身に負けるのもイヤなので
日々の些細ないやなことでも、全て巫女さんになるための修行だと思ってがんばろうと思います。

久しぶりの書き込みで生意気なことを言ってすみません、でも、皆様のあとに続く立派な後輩となるように努力します。

では、失礼します。。。



投稿日: 2003年1月31日(金)13時56分27秒
題名: 読み流してください(^^;)
お名前: 瑞穂 MAIL:

あくまでもこれは私の推測に過ぎませんが、神社っていうところは、他の世界よりも伝統的な要素・習慣が
強く残っている分、男尊女卑などというようなジェンダー(社会的性差)による差別が現代社会よりも
色濃く残っているのではないかなぁ、と思いました。

 それがもしかしたら理不尽な事を作り出しているひとつの要因かも。まあ、一般企業に就職しても、
女にはお茶くみやコピーしかさせないようなところ、もしかしてあるかもしれませんが。伝統と男女の平等って、
すごく難しいところがありますよね。昔、女は穢れたものとして扱われていたことは現代にまで
引き継ぐような事ではないけれど、大切に引き継いでいくべき伝統も存在していて、
その中にもやっぱりジェンダーが色濃く反映されてるものも含まれていたりするんじゃないかなぁ、と思います。

 学生のころは、男女平等な世の中になったんじゃないか、どこが不平等?っていう環境にいるけれど、
実際に社会に出てみると、扱いや同じ仕事をこなしても給料が全然違ったり、と理不尽な思いをすることが多いって、
先生に言われたことがあります。

 同じ理不尽な思いをするのなら、やっぱり神社でするほうがいい、という結論に皆さん至っているようですが、
理不尽な思いをするという状況を、少しでも減らせるようにしたいですね。




投稿日: 2003年1月31日(金)13時58分50秒
題名: 巫女で「しあわせ」(*^_^*)だったこと
お名前: 撫子 MAIL:

管理人様、皆様、お久しぶりでございます。
元々、のんびり、まったり、のほほんな人間であるにもかかわらず、
普段使わない頭を振り絞って、熱く語ってしまったので頭がスタミナ切れの撫子です(@_@)

辛いこともあれば、もちろん嬉しいことのあるのが人生。(楽あれば苦あり、ですね^^)
そこで、今日は巫女になって「しあわせ」(*^_^*)だった話をしたいと思います。
その中でも今回は巫女装束についての「しあわせ」です。

注)これは巫女をとして「しあわせ」(*^_^*)だった気持ちを、
  湧き上るままに素直に書き込んでおります。
  ご奉仕に対し「不謹慎な!」と言う箇所がございましたらお許しください。

巫女のしあわせの一つと言えばやはりあの姿でしょう。
辛いことがあったり、気の合わない神職さんや巫女さんとご一緒のご奉仕があったり、
その他もろもろで、このままお宮を後にして突っ走って逃げてしまいたい時も、
朝、髪を束ね、足袋を履き、半襦袢、白衣(白小袖)と羽織り襟元を合わせ始めると、
「よーし。今日も頑張るぞっ!」という元気が湧いてきます。
緋袴の前にくる紐をきゅっと締める頃には「しあわせ」な気分です。
この姿で毎日お仕事が出来るのは巫女だけ。ご奉仕させていただけて「しあわせ」です。
おそばにおいてくださった神様と、奉職にいたるまでにお力添えくださった方々に感謝致します。

ご祈祷やお祭りのとき、純白の千早を纏うのも「しあわせ」です。
長いお袖を折りたたみ、そこからやっと僅かにのぞく手にボンボリや中啓(扇です)を持つ姿は、
傍から見ても凛として清浄に見えました。
そして、自分自身が千早を纏ってご祈祷やお祭りに臨むとき、
その神聖な場に巫女としてご奉仕させていただいていることが「しあわせ」でした。
そして、ご奉仕することが出来るよう、巫女として必要な知識、祭式(作法)を、
事細かに教えてくださった先輩方に感謝です。

結婚式に水干を着るのも「しあわせ」です。
結婚式の装束が千早である神社もある中、水干でのご奉仕でうれしかったっです。
額につける花簪は可愛く、銀のビラビラがキラキラ光って揺れるのが綺麗でした。
結婚式は、その人にとって大切な人生の節目に立ちあえることの出来るご奉仕。
(他のお宮参りや七五三のご祈祷もそうですが)
けれど数を多くこなすうちに、その思いが薄れてゆくのが怖かった。
「私たちにとっては一日十件の挙式の中の一件。でも皆さんにとっては一生に一度なんだよね」
最後までその気持ちを大切にご奉仕でき「しあわせで」した。
はじめにそう声を掛けてくださった先輩に感謝です。

舞姫で舞装束を着るのも「しあわせ」です。
初めて着せていただいたときのことは、今も憶えています。
どの舞の装束も大好きです。
ご祈祷に舞う舞いも、結婚式で舞う舞も、お祭りで舞う舞も、
どの舞も大好きです。
たくさん舞をご神前で舞うことができて本当に「しあわせ」でした。

辛かった日々の思い出の中にも沢山の「しあわせ」がキラキラしています。
あくまでも私個人が感じた、巫女装束について+ご奉仕中の「しあわせ」な気持ちでした(*^_^*)
(装束についてはこちら様の『イラストルーム』をご参照ください^^)