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しぶちん京都

書名:しぶちん京都
著者:グレゴリ青山
発行所:メディアファクトリー
発行年月日:2006/9/15
ページ:111頁
定価:1000円+税

京都のしぶちんをテーマにした京都案内書(まんが)です。京都人でも知らなかった面白い話が一杯載っています。またお金を使わないで京都を楽しむ方法、評判の悪い京都タワーの絶景ポイント、メリット。視点がなかなかユニークです。お薦めの店や場所も地図付きで紹介しています。気楽によめる本です。


本書より
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京都人はしぶちんを楽しんでいる。倹約するのが大好き。もともとは安いもんいかに高級そうに見せるかいうことに(例えば京料理、茶道、華道など)知恵をしぼるのが大好きなのです。そう。しぶちんは文化なのです。(はじめに)

「しぶちん」
自分の金や物を、なかなか出そうとしない人。けち。しみったれ。主に西日本で用いる語。
三省堂 大辞林2版より

京都における「しぶちん」は「しぶい」着物の柄のような趣と「しぶ柿」のように舌がしびれる刺激もある。ウナギの寝床のように奥深い世界である。

しぶちんの言い訳をする京都人
今日は何もかわへんかったわ 安もんばっかりでちょうどええのがなかって

asahi.com(朝日新聞社):【しぶちん】ケチちゃう 賢いエコや - 関西
http://www.asahi.com/kansai/travel/kansaiisan/OSK200905200020.html