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第四権力 スキャンダラス・テレビジョン

書名:第四権力 スキャンダラス・テレビジョン
著者:高杉 良
発行所:講談社
発行年月日:2013/5/15
ページ:387頁
定価:1500円+税

行政・立法・司法の三権を時として凌駕する力を擁する「報道」この「報道」を第四権力として、最大の影響力を誇るテレビ業界のテレビ東日を舞台に社長交代の軋轢に巻き込まれた若き経営企画部員藤井靖夫は局内のマドンナたる女性広報局長堤杏子と連携して動き出す、社内の権力争いと親会社(新聞社)の思惑それらに巻き込まれてて行く。でも「第四権力 スキャンダラス・テレビジョン」の題名とは全く違った展開、高杉良も焼きが回ったか?
また何となく権力争いを描いているだけでいつも提案型の解決策もなく、すっきりしない作品。日本のテレビの劣化は高杉良の筆の力も劣化してしまったのか?そんな感じがします。

『第四権力 スキャンダラス・テレビジョン』著者・高杉良氏インタビュー 「日本のテレビの劣化は、日本全体の劣化をそのまま反映しているのです」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35937