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天の梯 みおつくし料理帖

書名:天の梯 みおつくし料理帖
著者:高田 郁
発行所:角川春樹事務所
発行年月日:2014/8/18
ページ:338頁
定価:620 円+税

いよいよ完結です。『食は、人の天なり』――医師・源斉の言葉に触れ、料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについてはあっという案が、周りの人の協力を得ながら自分と野江の未来を切り開いていく。厚い雲を抜け、仰ぎ見る蒼天の美しさを見ることが出来るか?
10巻の「みをつくし料理帖」シリーズですが、読んでみると短い。もっと長く続けて欲しいという気持ちとこれくらいが良いところかなという気もする。あと何年かのちにその後を書く予定とか。期待したい。
巻末に文政十一年の「料理番付」が添えられております。「みをつくし料理帖」シリーズ、堂々の完結。

東の大関に つる屋
西の大関に みをつくし