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偉人伝全集 第七巻 勝海舟

書名:偉人伝全集 第七巻 勝海舟
著者:徳富 蘇峰
発行所:改造社
発行年月日:昭和7年12月19日
ページ:376頁
定価:50銭

徳富蘇峰の勝海舟の生涯を描いた本です。海舟の貧乏時代から勝家の歴史、苦学時代、海軍生活時代、長州再征伐時代、戊辰政変、江戸開城、晩年の生活、私生活に渡って書かれています。徳富蘇峰と勝海舟との年の差は40歳。海舟は77歳まで生きていた。果たして2人は当時あったことがあったのか?ちょっと興味あるところです。幕末最後の第一人者と海舟を評しています。勝海舟は自分でも文章を書いていたり、いろいろな人が人となりなどを残しているので同じような伝記、出来事なども紹介されています。山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。徳富蘇峰の文章は簡潔で論理的に書かれている。名文です。海舟の人となりがよくわかる読みやすい本です。

勝海舟
1823年3月12日〈文政6年1月30日〉 - 明治32年〈1899年〉1月19日)
徳富蘇峰
1863年3月14日(文久3年1月25日) - 1957年(昭和32年)11月2日)

国立国会図書館デジタルコレクション - 勝海舟伝
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1880409