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峠しぐれ

書名:峠しぐれ
著者:葉室 麟
発行所:双葉社
発行年月日:2014/12/21
ページ:324頁
定価:1600円+税

岡野藩領内で隣国結城藩との境にある峠の茶屋、半平という亭主と志乃という女房が十年ほど前に老夫婦より引き継ぎ慎ましく営んでいた。女房の志乃は旅人達に「峠の弁天様」と親しまれていた。この茶屋の直ぐ近くに弁天様を祀った祠もあった。ある年の夏、半平と志乃を討つために隣国の結城藩から屈強な七人組の侍が訪ねてきた。二人の過去に何があったのか?何故討たれないと行けないのか?話は15年前の夏の過去の話に遡る。葉室麟得意の時代小説です。

「峠しぐれ」葉室麟著
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/156528_