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江戸三国志

書名:江戸三国志
著者:吉川 英治
発行所:講談社
頁数:1144ページ
発売日:
定価:0円 Kindle版

吉川英治の長編伝奇ロマン、江戸三国志。今回初めて見つけてきた本です。尾張徳川家の七男坊徳川万太郎邸から将軍家から拝領した「鬼女面」が盗まれた。その面を入れた箱の底には“御成敗ばてれん口書”も隠されていた。禁制のキリスト教の信者、牧師など成敗したときに聞き取った口書、そこには日本で客死した羅馬(ローマ)貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”が日本のどこかにある。その行方をめぐり、徳川万太郎と近侍の相良金吾、ころび伴天連の娘「お蝶」、大盗日本左衛門、丹頂のお粂などが入り乱れて甲州街道、中山道などに出没する。
吉川英治のうまい物語作り、ここでも生かされている。ありそうでなさそうな話、でも実際にあったような錯覚に陥らせてくれる。フィクションの世界と時々チェックしながら読んだ方が良いかな?吉川マジックですね。

江戸三国志 |東映ビデオ株式会社
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