昭和の怪物七つの謎 続 - つみかさね
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書名:昭和の怪物七つの謎 続
著者:保阪 正康
発行所:講談社
頁数:202頁
発売日:
定価:880円
音声読み上げ
電子本
昭和を代表する人物のエピソードを通じて語られる昭和の闇、延べ4000人の元軍人らに取材を重ねてきた著者が田中角栄・三島由紀夫・後藤田正晴・橘孝三郎・近衛文麿・伊藤昌哉・野村吉三郎を取り上げている。
近衛文麿は昭和16年秋、逃げるように政権を放り出して東条英機に譲ってしまったのか?戦争には反対だった首相は実は痔瘻を煩っていて、座ることも出来ない位痛がっていた。健康が優れないことで、放り出した。そんな話は首相の秘書にインタービューして聞いたとか?そんな逸話がいくつも出てくる。日米開戦時の大失敗をやらかした外務省その時の大使野村吉三郎、実体はかなり違ったものだった。
歴史の当事者から少し時間がたったこともあって公にされない逸話も出てきます。もう今は当時の生き残りは殆どいないからとても貴重なものだと思います。人間の寿命も100年、歴史の出来事は次の世代になるとかなり忘れられる。3世も経れば誰も着にも止めない。この本は電子本で、音声読み上げ機能を利用して、聞いた。普通に目で読むのと比べると凄く時間が掛かった。やっぱり機会で読ませると読み方が違うのは気になってしまう。だから内容に深く入っていけかない気がします。理解もいまいちという感じです。やっぱり目で読む方が速さも早い、理解も出来る。一冊まるごと読み上げで聞いた感想です。
もう一冊「昭和の怪物七つの謎」があるのですが、2週間前は予約も何も入っていなかったのですが、今日見ると予約が入っていて借りることが出来なかった。まだまだ全体の数は少ないので、気に入った本なんかも殆どないですね。買って読むまでもない、でも世みたいという本は便利なのですが、今の本の数ではちょっと期待薄いですね。充実されることを期待したいと思います。
「打ちのめされるようなすごい本」米原万里(375頁)と一緒に借りて、2冊で2週間掛かってしまった。原因は読み上げ機能でした。「打ちのめされるようなすごい本」米原万里読み上げ機能がついていないので目で読んだ。約7時間位で。目で追うというのはやっぱり速いし、脳のリズムも合わせやすいので、理解出来る。
朗読だと読み手が良いと、聞きやすいし、理解しやすい。でもAIはそこまではいっていない。