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病院のICT

病院のICT

一昨日、4ヶ月ぶりに信濃町の慶応大学病院に行ってきた。新館工事(5,6年前から)が漸く終了に近づいていて、玄関が5月16日頃使えるようになる。元々の玄関の位置(ちょっと奥になるが)それまで工事現場を塀で囲いながら歩く人、車を制限してきたので、広々とした空間になっていたので、現時点での玄関から入って、いつもの受付に到着するまで迷いながらたどり着いた。

コロナが少し落ち着いてきたせいか、それなりに混んでいた。1月はガラガラだった。今回、Lineで診察待ちの人に知らせてくれるシステムを稼働させていることを知らせる印刷が受診受付用紙にアナウンスされていた。QRコードを読み込んで患者番号、生年月日を入れると登録が終わり、お医者さんに受診出来る時にお知らせが来るらしい。QRコードを印刷した紙片を貰って来た。登録するかどうか検討してみたい。

もっとも、一昨日は予約時間の少し前に受診出来た。先生とのお話5分程度、次回の予約日程の調整。そして次回のCT検査の注意事項を別の部署に行って聞くことになっていたが、そこは凄い人で20人位待っていた。30分ほど待たされて5分の注意を聞く。4年前から同じ事を毎回聞いている。(でも規則ですから)ということらしい。今回で手術して丁度4年が経ったことになる。ひとつの目安は5年だから後1年お世話になることになる。

2年ほど前には診察料の支払いにカードで出来るようになった。勿論希望者のみ。最近はカード決算だけの意思表示をすると、患者番号から対応カードも判るみたい。カードを渡して読み込ませることもない。診察が終わるとそのまま帰ってこられる。次回に必要ならば領収書が貰えることになっているが、最近は確認もしなくなった。

病院は患者番号、保険証、高額医療情報、名前、住所、電話番号等がリンクされているようで端末で処理するシステムが動いている。医療データも担当箇所が変わっても確認出来るようになっているようだ。ここまで出来ているとマイナンバーカードと保険証のリンクはどうなんでしょうね。病院間を結んで便利になるのか?情報漏洩のリスクが増えるのか考えてしまう。保険証で特に不便を感じていない(月1回は確認のために提出しないといけない)これはマイナンバーカード(保険証をリンク)も同じなんでしょうね。

病院は病院で業務の効率化(ICTを使って)をどんどん進めているが、政府のデジタル庁は動きが見えない。さて今後どうなるのか?

最近、午後からの診療になったので、駅までのバスが1時間に1本(昼間)なので効率が悪い乗り継ぎになる。そこで渋谷経由信濃町で行くと早く着きすぎるので、青山一丁目に行ってそこからゆっくり歩いてみた。今、伐採されると言われている神宮外苑の木々を眺めながら歩いてみた。ほとんど人はいない。銀杏並木のみどりは素晴らしい。曇り空だったけれどみどりは映えていた。新緑の良い季節、残しておきたい木々だとその場に行けば思う人も多いかも知れない。