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オバマはロックフェラー家の最高の切り札だった

書名:オバマはロックフェラー家の最高の切り札だった
著者:マイケル北村
発行所:徳間書店
発行年月日:2009/11/30
ページ:237頁
定価:590 円+ 税

 オバマ政権の目的は、現在、地まで価値が落ちた「ドル」という紙くずの神通力を維持するために、第三次世界大戦を引き起こすことである。そのパートナーとしてオバマは日本やイギリスではなく、中国を選んだ。FRB(連邦準備制度、連邦準備制度理事会、連邦準備銀行の総称) はドルの発行を行っている重要な機関であるが、これは政府のコントロールを受けていない私企業の組織、その構成員としてロックフェラー家、ロスチャイルド家等の国際金融資本。

 オバマの大統領就任演説など色々なところでの発言、行動などを分析してオバマ政権の狙いとしてまとめている。トンデモ本かもしれないが、意外と本質を突いているところがあるかも。またオバマは日本を見捨てて、中国と密約をして、日本抜きの世界戦力に進み出している事は間違いないと言っている。平和ぼけの日本の首脳陣はこんな視点からの見方もあるということ。世界は弱肉強食の世界である認識はしていないと、とんでもないことになりそうだ。

本書より
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オバマ政権は、軍産複合体と国際金融資本の駆け引きのなかで作り出された
オバマの政治ショーに騙されてはいけにあ。オバマの人事が発表されたとき、私はあきれてものも言えなかった。その顔ぶれは、国際金融資本の代理人、軍需産業の代理人、中東某国の代理人といった面々だったからだ。オバマはブッシュ政権から「チェンジ」するどころか、ブッシュ政権と同様、国際金融資本と軍産複合体と裏で完全に繋がっていたのだ。

 オバマ政権およびその背後にいる勢力の最終的な目的は、次なる「金融詐欺」を成功させることである!
それはサブプライムショックの比ではない。世界を大混乱に巻き込む悪魔の戦略である。まずは「アメロ」の導入だ。「アメロ」とはオバマ政権と外交問題評議会(CFR)、ロックフェラー家が計画している「新通貨」である。