書名:背負い富士
著者:山本 一力
発行所:文藝春秋
発行年月日:2006/5/15
ページ:436頁
定価:1762 円+ 税
日本人なら誰でも知っている名前の人物、清水の次郎長の物語。次郎長同じ日に生まれた音吉という幼なじみの昔物語風に、次郎長が生まれたときから、没する日までの出来事を細かに語るというストーリー展開です。明治26年、三代目お蝶の手を握り、静かに息を引き取った次郎長の波乱に富んだ人生を語ります。映画や講談などでは部分部分知っていたところもあったが、知らないことが一杯。興味をもって読んだ。
先日のAPECでも管首相は絶対に相手の目を見て話をしない。自信のなさが見え見え、渡世人の次郎長の金言、「相手の目を見て話せ」気合いで負けてはいけないは是非とも知っておきたいことではないでしょうか?