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本に出会う

ほうき星

書名:ほうき星(上)
著者:山本 一力
発行所:角川書店
発行年月日:2008/12/31
ページ:316頁
定価:1600 円+ 税

書名:ほうき星(下)
著者:山本 一力
発行所:角川書店
発行年月日:2008/12/31
ページ:314頁
定価:1600 円+ 税

星空の絵を得意とする画家黄泉、と女房のさくら。深川に住んでいる。さくらの実家は土佐節屋。土佐から出てきた先代夫妻が築きあげた店。長女のききょうは婿をとって店をつぐ。妹のさくらは黄泉と暮らす。さくらの出産間近のある夜、ほうき星が流れる。女の子が生まれる。さちが主人公、5歳の時両親が下田から品川に向かう船が転覆して亡くなってしまう。さちの画家として出発するか?おばあさんが始めたかった珊瑚加工を始めるか?まだ人生の生き方を迷う子供時代、青春時代を描いている。山本一力はもう少し先を読みたいと思わせるところでお仕舞いになるなかなか憎い書き手です。

本書より
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あの星のようにずっと輝いていたいから。
受け継いだ才能、託された志、そして恋。
さちの小さな心は揺れ惑う。
自分を見つめ直すため、土佐へと旅立つが……。
山本一力が描く江戸人情の頂点
人生を生き抜く勇気が詰まった初の大河小説!