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深川駕籠

書名:深川駕籠
著者:山本 一力
発行所:祥伝社
発行年月日:2002/9/10
ページ:343頁
定価:1700 円+ 税

天明七年の暮れ、老中・松平定信の財政引き締めによって景気が冷え込んだ江戸の町に笑いが戻った。深川の駕籠かき新太郎、飛脚の勘助、鳶の源次、千住の駕籠かき寅と足の速さを競うことになった。深川黒江町から高輪大木戸までの往復三里。それも帰りの大川は泳いで渡るという。・・・・「年忘れ吉祥駆け比べ」
深川の駕籠かき新太郎・尚平のコンビが主人公の江戸の町々の暮らしを綴っている。江戸の人々を生き生きと描いている。駕籠かきシリーズの一作。