記事一覧

本に出会う

百万石秘訓伝説

書名:百万石秘訓伝説(上)
著者:羽太 雄平
発行所:新人物往来社
発行年月日:2004/12/25
ページ:378頁
定価:1900円+税

書名:百万石秘訓伝説(下)
著者:羽太 雄平
発行所:新人物往来社
発行年月日:2004/12/25
ページ:378頁
定価:1900円+税

名門本多家は徳川の直臣だけではなく加賀百万石にも加賀本多家があり家臣で5万石の知行を貰っていた。これは全藩の中でも一番多い石高。幕末兄の死によって加賀本多家をついだ本多政均、加賀百万石の執政となった。加賀本多家には密かに伝えられた神君家康と本多政重との間の密約「泡ながれの秘訓」があった。本来この秘訓は口伝えで伝えるもの、しかし本多政均のときには誰も口伝えが絶えてしまっていた。幕末加賀百万石の命運を担って、佐幕か勤王か揺れる中三州割拠の独立と舵取りした男の生涯を描いている。