記事一覧

本に出会う

私の古寺巡礼・京都(上)

書名:私の古寺巡礼・京都(上)
監修:梅原 猛
発行所:淡交社
発行年月日:2010/2/13
ページ:231頁
定価:1800円+税

ちょっと京都に興味のある人だと誰でも知っている古寺をそれぞれの著者が思いを綴る。そんな企画の古寺巡礼です。京都では江戸時代に出来たお寺などは新しいという表現で表している人もいる。ここに紹介されているお寺はそれぞれの時代時代で由緒もあり、当時の学問、芸術、権力の基点となったところばかり、お寺の歴史とともに栄華盛衰もあってなかなか興味が持てた。

延暦寺(瀬戸内寂聴)、三千院(黛まどか)、寂光院(坪内稔典)、鞍馬寺(道浦母都子)、曼殊院(赤瀬川原平)、大徳寺(千宗室)、相国寺(真野響子)、建仁寺(竹西寛子)、六波羅蜜寺(高城修三)、西本願寺(五木寛之)、東本願寺(井沢元彦)、金閣寺(梅原猛)、龍安寺(杉本秀太郎)、等持院(今谷明)、妙心寺(長田弘)、仁和寺(草野満代)、大覚寺(山折哲夫)、清涼寺(瀬戸内寂聴)、神護寺(川上弘美)、高山寺(阿川佐和子)