書名:私の古寺巡礼・京都(下)
著者:梅原 猛
発行所:淡交社
発行年月日:2010/2/13
ページ:229頁
定価:1800円+税
京都の古寺巡礼の下巻です。誰でも知っているお寺も並んでいます。それぞれ由緒有るところ、観光寺院ばかりではなく人が殆ど訪れないところもあって中々興味深い読み物です。何度も行ったことがあるところでも知らなかったことが一杯。今は一般人は入れない西芳寺(苔寺)なんかは良く訪れたところ、最近は1日50名に限っているとか。写経をしてからお庭に。京都のお寺で観光寺院というところは大抵お庭がメインという位お庭が整備されています。高台寺などは最近作られたお庭、それまではもっともっと寂れたところ、何時の頃からか観光寺院で有名になってしまいました。この中で浄瑠璃寺には行ったことがないので行ってみたい。知恩院は幕府が朝廷を監視するために設けたとも言われている。知恩院の三門からの眺めを見るとなるほどとも思われる。三十三間堂の千手観音像1001体は壮観です。東寺もやっぱり圧倒される諸仏が一杯です。
銀閣寺(久我なつみ)、法然院(道浦母都子)、禅林寺(安部龍太郎)、南禅寺(児玉清)、青蓮院(藤本義一)、知恩院(浅田次郎)、高台寺(飯星景子)、清水寺(田辺聖子)、妙法院・三十三間堂(みうらじゅん)、智積院(横尾忠則)、泉涌寺(芳賀徹)、東福寺(壇ふみ)、東寺(梅原猛)、天龍寺(玄侑宗久)、西芳寺(下重暁子)、醍醐寺(永井路子)、法界寺(井上章一)、萬福寺(夢枕獏)、平等院(志村ふくみ)、浄瑠璃寺(立松和平)
上巻では
-----
延暦寺(瀬戸内寂聴)、三千院(黛まどか)、寂光院(坪内稔典)、鞍馬寺(道浦母都子)、曼殊院(赤瀬川原平)、大徳寺(千宗室)、相国寺(真野響子)、建仁寺(竹西寛子)、六波羅蜜寺(高城修三)、西本願寺(五木寛之)、東本願寺(井沢元彦)、金閣寺(梅原猛)、龍安寺(杉本秀太郎)、等持院(今谷明)、妙心寺(長田弘)、仁和寺(草野満代)、大覚寺(山折哲夫)、清涼寺(瀬戸内寂聴)、神護寺(川上弘美)、高山寺(阿川佐和子)