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風の陣 立志篇

書名:風の陣 立志篇
著者:高橋 克彦
発行所:PHP研究所
発行年月日:2001/7/16
ページ:404頁
定価:648円+税

天平二十一年(749)陸奥から黄金が発見された。という朗報がもたらされた。ちょうど国家の鎮護のために奈良の都では大仏造営の真っ最中。奥州動乱と中央政界の血なまぐさい権力闘争を描いた作品。蝦夷の若者丸子嶋足(まるこしまたり)は黄金を土産として帰京する陸奥守の従者となって平城京に上る。奈良朝を震撼させる政変、橘奈良麻呂、藤原仲麻呂との抗争の渦に巻き込まれていく。聖武天皇と光明皇后の娘孝謙天皇の御代の物語。陸奥に暮らす蝦夷との果てしない黄金を巡る戦いが何世紀にもわたって繰り広げられることになる。風の陣の第一弾です。橘奈良麻呂の乱(757年)が平定された。

1.風の陣(立志篇)
2.風の陣(大望篇)
3.風の陣(天命篇)
4.風の陣(風雲篇)
5.風の陣(裂心篇)