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本に出会う

英雄の書

書名:英雄の書(上)
著者:宮部 みゆき
発行所:毎日新聞社
発行年月日:2009/2/1
ページ:356頁
定価:1600円+税

書名:英雄の書(下)
著者:宮部 みゆき
発行所:毎日新聞社
発行年月日:2009/2/1
ページ:333頁
定価:1600円+税

最近の宮部みゆきの作品は面白くない。小学五年生の森崎友理子、ある日中学2年の兄大樹がクラスメイトの2人を殺傷、一人は死んでしまった。その後姿を消してしまった。という衝撃的な事件に家族も学校も警察も大騒ぎ、でも大樹は失踪したまま。10日程たったある日友理子は兄の部屋で不思議な声を聞く。「君のお兄さんは“英雄”に魅入られてしまったのだ」
本棚の奥の見慣れぬ書物が、友理子にささやいているのだった。書物に導かれ、兄を救い出す旅へ出る友理子。すべての物語が生まれ、回帰してゆく。
ファンタジーの世界に友理子は導かれていく。兄の大樹を探すために。何となくRPGのゲームの世界。何となくネタ切れという感じでこの物語の狙いはよく分からない。