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「地球温暖化」神話

書名:「地球温暖化」神話
   終わりの始まり 
著者:渡辺 正
発行所:丸善出版
発行年月日:2012/4/20
ページ:237頁
定価:1800円+税

この本は「地球温暖化」論に真っ向から反論している本です。太陽観測衛星「ひので」の観測データを4月に公開されましたが、太陽の北極、南極が正の極性を示している。北極だけで地場の反転が観られると発表された。また太陽の黒点周期が11年周期ではなくて13年周期になって来つつある。(はっきりとするまでは後10年位必要だとか)これは1790年から1820年はダルトン極小期(en:Dalton Minimum)、1645年から1715年はマウンダー極小期(en:Maunder Minimum)と似たような動きをしているとか。
この本は1980年代から大きく騒がれてきた「地球温暖化」の歴史と仕組み、仕掛けを詳細にある意図をもって作られてきた「地球温暖化」問題を解析して、わかり易く説明している。一度読んで観る価値があると思う。すると違った角度から「地球温暖化」が見えてくると思う。
つくられる危機として
1.「沈黙の春」で殺虫剤DDTは野生動物に危険と言っただけなのに人にも危険ということで各国が使用をやめた。これによってマラリアが増えて年70万人の命が奪われいる
2.酸性雨問題
3.ダイオキシン問題
4.環境ホルモン

など各国政府、国連が大騒ぎをして結果的に莫大な費用を浪費してしまった。また商売の種にしてしまった。環境庁等の組織を作るとその組織が仕事をしていくためには、危機を作っていかないと自分たちの仕事が無くなってしまう。日本で言うと1970年代は確かに公害も発生して、川も海も大気も本当に汚染されていた。そして環境という問題に環境庁を作った意味はあったが、現在本当に環境庁でやるべき仕事があるのかしっかり考えるときが来ているのかも知れない。

「地球温暖化」問題も便利なことば予防原則という言葉を誤用しているのではないか?ここ50年ほどの歴史をしっかりと検証してみるともう少しわかり易く整理できるのではないかと思う。そんな仕事はやっぱり学者の仕事でしょうね。今に役に立つことは普通の人にも気がつくこと。長い長い目で見てみることが必要では。例え温暖化問題が本当の事としても100年後にこうなると予測しているだけ。じっくり落ち着いて取り組んでも良い問題を今今と言っているのかよく分からない。
ところで最近は「地球温暖化」の問題はどこも取り上げなくなったように思います。もうはやりは過ぎ去ってしまったのか?

本書より
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大被害を予期される場合、たとえ科学面の一部が不明でも、対策するのが望ましい。
これは正しくない
大被害を予期される場合、たとえ科学面の一部が不明でも、投資に見合う手段があるのなら、対策するのが望ましい。