書名:オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史2
ケネディと世界存亡の危機
著者:オリバー・ストーン
発行所:早川書房
発行年月日:2013/5/15
ページ:434頁
定価:2000円+税
第二次世界大戦後のアメリカの歴史を綴っている。東西陣営の冷戦構造という火種を作ったのは?実はアメリカだった。ケネディ大統領の時代にキューバ問題、核戦争の危機に直面する。ソ連の潜水艦の将校の決断、フルシチョフの決断、ケネディの決断によって危機は回避されたが、冷戦構造は固定されていく。アメリカの歴代の大統領の施策を分析しながらその裏側を鋭くついている。知らなかったアメリカの戦略、戦後史が見えてくる。アメリカの黒い歴史を暴いている。
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「歩み寄りを見せたソ連に過度に怯え挑発を繰り返し、冷戦をもたらしたのはアメリカ」
「『アメリカにどれだけの利益をもたらすか』という観点のみで他国を評価し、軍事介入を繰り返した」
「キューバ危機に際して大量の核兵器を使用する臨戦態勢に入り、全面核戦争への突入も辞さなかった」
「ノーベル平和賞を受けたキッシンジャーは、東南アジアやラテンアメリカ諸国への『残忍な』軍事攻撃を指示した張本人」
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史
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