◆北海道美瑛/置杵牛川
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アメマス・ニジマス・オショロコマ。狙うは北の国マス族三兄弟。 3泊4日嫁さんとの北海道旅行だが、やっぱり釣りもしたい。 朝メシ前にホテル周辺の川でサクッと糸を垂れれば上記三種が釣れるはずだ。 アメマスは少々不安だがニジマス・オショロコマは道内においては雑魚状態? そんな甘い感覚で渓流竿を忍ばせた。 当初はホテル〔森の旅亭 びえい〕横を流れる美瑛川の上流部か、小一時間離れた支流で遊ぼうと計画していた。 フロントマンに伺うと「この周辺は温泉の成分が強く魚は居てませんね。支流や下流に下りて行くとこんなニジマスが居ると思いますよ」と2〜30cm指を拡げた。 確かにこんな青い滝とか ![]() こんな青い池が美瑛川につながっている。 ![]() この色じゃニジマスは居ないかも… 人が住んでいる町中の方がポイントと言う意見にナットク。 そんな情報から再チェックし、美瑛川と合流する置杵牛川に狙いを定めた。 5時、ホテルの外に出ると秋と冬が混在した世界。 ![]() いや氷点下の世界だから真冬かな。凍った水溜まりを踏んで車に向かうと車も完全氷結状態。 10分間デフをかけカチンコチンになったフロントガラスの氷結を溶かして駐車場から道路に出た。 気温は只今マイナス2℃ 二日前に降った路肩の雪は溶けることなく、橋の上はスケートリンク状態。 右手に綺麗に雪を被った大雪山系が神々しく見える。なんちゅう綺麗さなんだ。思わず手を合わせた。 ![]() 少し走ると小さな橋が見えてきた。橋を渡った右側に駐車スペースもある。車外に出て川を見る。うん、釣りは出来そうだ。 大雪山の雪渓から流れてくる川の水の色は美瑛川側の青色ではなくクリアーな水。 こちらから魚影は見えないが、川の中の魚はオイラを見透かしている感じがする。 川辺に降り、少し下って道路に架かる橋と釣り場を撮ったのが下の写真。 ![]() さぁ、第一投。 少し上手から目印は流れ、私の前から……あれ?どこいった? 竿をあげようとすると根掛かり。またもトラブル。 渓流釣りは難しいと思いながら強引に糸を引っこ抜く。あちゃ〜、のっけから何か引っ掛かけた。 ん? なに? 引いた? サカナや! 手繰り寄せるとハリスの先に25cmほどの銀色の魚。 ニジマスや! ![]() 川岸に引き上げ虹色の魚体にうっとり。 初めてのネイティブニジマスをいとも簡単にGET! ただよく見ると魚体にラインの擦り跡あり。餌をくわえストラクチャーに入ったところ強引に引き抜いたもんだから体を捻って糸が巻き付いたのだろう。 申しわけない。 ![]() 川へリリースする際、手を水につけると怖ろしいほどの冷たさ。そしてタオル忘れてきて(泣) 餌はマルキューの配合媚薬?で漬けたイクラ2粒。 続けて7cm程のまるでルアーそっくりなヤマメの様な虹の無い赤ちゃんニジマス? ![]() その後も10p台のチビマス。 ![]() (後日 再確認の結果、上2種はヤマメと判定) ほぼ100%アタリが出るが最初の一尾で満足していて、正直取り扱いが雑。 小さなニジマスを釣り上げてはボトボト川の中に落とす。 アメマスの雰囲気は無いしフロントマンが指を拡げたサイズ通りのニジマスで大きいのも望めないし、そもそもデカイのを釣るのが目的ではない。 今日は知床への移動もある。これにて終了としよう。 たった数十分の朝飯前の釣り。 清らかな大雪山系の水で育ったネイティブニジマスに出会えたことに感謝。 |
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★美瑛/置杵牛川(オキキウシ川)![]() |
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知床へつづく → | |