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TOTTORI

ヘッドライトが照らす二十世紀梨看板の先

砂丘に入れる道がある

風が創った紋様が広がる真夜中の砂丘

怖いもの知らずの馬鹿者は

買ったばかりの四輪駆動車を乗り入れた

ライトが天を照らし、車が跳ねる

気分はパリダカールラリー  

スタックなんぞ怖くない

傍若無人の若者も  いつしか大人になった

重い釣具を担いで、息を切らして浜を歩いてる

そう云うものだ 大人って

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