出版社:双葉社
初版:1999年9月28日
ボアザン星での最終決戦を終えて地球に帰還したボルテスチームの前に、新たなる敵が登場した。プリンス・ハイネルの妹を名乗る貴族が繰り出す新獣士には、ボルテスの攻撃が通用しなかった。5号機のパイロットである岡めぐみを人質に取られ、絶体絶命のボルテスチームの前に、ボルテス強化パーツである6号機、7号機と共に騎士モノホーンが現れる。新たなる力を手に入れて、ボルテスIIV(セブン)となったボルテスチームはなんとか新獣士をうち倒す。しかしこれは、新たなる戦いの始まりを意味することであった・・・
なつかしの「ボルテスV」、もう20年程前に放送されたロボットアニメです。角があるものが貴族であり、角がない平民を支配するボアザン星人の侵略から地球を守るために戦う物語です。ロボット物のストーリーの中に、親子、兄弟のドラマを盛り込んで、かなり熱い人間ドラマが繰り広げられた作品です。今では、差別用語等の問題で、TVでは放送されることがないのですが、ビデオ化されているので、そちらで目にすることができるかもしれません。ちなみに私は子供の頃、見てました(笑)
その続編第一話という設定で描かれた本作品は、長谷川さんのオリジナルストーリーですが、この人間ドラマ性と言い、ロボットアクションと言い、ぜひとも本格連載をしてほしいですね。どこかの雑誌でやってくれないでしょうか(笑)