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 014  第2次豊原総局発足

   第2次豊原総局が発足しました。この度の総局は、蓮如上人500回遠忌は満了したものの、宗門が抱える不祥事の処理など、課題山積の総局です。


   『中外日報』(11月26日付)には、「新鮮で清新な顔ぶれ」と紹介されていますが、宗門内からも早くも横やりが入っていることも紹介されています。


   豊原総長については、法要中には、宗会実力者に手も足も出ない歯がゆさに、その手腕を危ぶむ声が聞こえてきましたが、今回はその汚名を返上する時です。宗門が抱える課題の処理には相当の思い切った改革が必要だと思われます。そこで生ずる軋轢に果敢に挑戦する総局であっていただきたいと思います。課題が重いだけにその成否が宗門の将来を大きく左右することになります。


   また、法要終了後の総局として、通常の宗務上の多くの課題にも的確な対処をしていっていただきたい。選挙制度の改革も急務です。宗会議員の定数是正については諮問委員会の答申が出ているはずです。


   期待が大きいだけにその評価は厳しいものになることが予想されます。どのような宗門の舵取りをするか、注目をしたいと思います。



        (1998年12月 Sho)

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