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031 蓮総局は北山別院問題をうやむやにするのか?


 蓮総長が誕生し一月以上経ちました。

 
前総局は、北山別院問題という難題を前に取り組み半ばで総辞職に追い込まれてしまいました。それを受けて、蓮総長がどのような指導力を発揮するか誰もが期待を込めて注視しています。

 しかし、これまでの動きは北山別院問題をもみ消す方向へ向かっているように思えてなりません。総局の組局やこの度(4月)の人事で、事件で黒または灰色と目される宗会議員がことごとく宗門の要職に就いたのです。早期の真相解明を目指すならばあり得ない人事です。

 ちなみに、宗会の辞職勧告決議を受けても未だに居すわるI議員を北山別院輪番に送り込んだ当時の総長M議員は某有名別院輪番。とんでもない債務保証を無制限に許可した北山別院財産管理委員A議員(確信犯か、無能かは不明)は、総務。当時の上司から、北山別院墓地造成計画のために不正な御認許のための上申書を出させられた輪番の子息であり当時総務だったD議員は、某宗門系学園の理事長に。

 これらは中外日報等の記事を丹念にチェックしているとだれにでもわかることであります。

 蓮総長は築地別院輪番当時、別院と葬儀社との癒着を排除し、葬儀社に紹介料としてバックマージンを支払うという習慣も廃止しました。収入を度外視しても筋を通すという姿勢は、歴代輪番の中でも高く評価されるべきと思われます。それだけに、裏切られたという印象があります。これから大きなどんでん返しがあるのでしょうか。

                   2000.4.16    無憂樹
 


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